白い影

日々 想う コト・モノを語ります。

 3月15日は赤穂大石神社骨董市

2010年03月18日 | 骨董市
日曜日は姫路JK骨董市、四天王寺庚申堂、西成朝市とありましたが仕事の都合でパス。
なので月曜日の姫路方面にリサーチの仕事を作り
朝早く赤穂大石神社骨董市に久しぶりに行ってきました。
この骨董市は赤穂城内の大石神社の前の駐車場で毎月15日に行われています。
売られている品物も大阪や京都とは違い、古民具類が多いでしょうか。
価格も「播州価格」とお店の方自らが言うようにとても手頃で
相場の約半額ぐらいで買えるものが多いです。でもちょっと遠いのが難ですが…
それにこの日は到着すると雨がチラホラ、大急ぎで30分ほど廻りました。
それでも思いのほかいいものが買えました。


まずはこのお店。古民具中心のお店でしたがガラクタ小物もチラホラ。
こうゆうお店は小物は安いんです。


古いパイロットのインクとペン先が100個ほど詰まったセットです。600円でした。
このペンセット、ほとんど未使用の戦前物で箱には「国産ムッソリーニペン」と書いてあります。
おそらく戦時中のものじゃないかと思います。国産ムッソリーニとは、驚きですね。


次が画像は広角過ぎますが若いおにいさんのお店です。
着物、陶磁器、服飾雑貨とバラエティ豊かなお店でした。
そんな雑多な中から今回一番嬉しい掘り出し物がありました。


それがこちら。古びれたペンケースです。中を見ると3本ペンが入っていました。
よくよく見るとどれも万年筆で、見慣れたすごいブランドモノが入っていました。
即座に握りしめて店主に値段を聞くと、
「ペンやな~3本か~1500円でいいわ。」即座にお金を支払いました。それがこちら。


わかる人には「お~」と思う物ですが興味の無い人にはわからないでしょうね。
それじゃそれぞれを紹介すると…


これは古いセルロイドの万年筆です。ボディにはHankyu penの刻印と阪急グループのマークがありました。
おそらく昔、阪急百貨店で発売されたオリジナルペンでしょう。ペン先も拭くとキレイになりました。
ゴムサックの劣化していなかったので問題なくインクを吸入して使えました。


そしてこれがお宝。60年代のドイツ製ペリカンM30の金貼り万年筆です。
程度もすこぶる良く、とても柔らかな書きごごちでいつまでも書いていたいと思わせる万年筆です。


最後がこちら60年代に販売されたモンブランNO.32です。
恐ろしいぐらい柔らかな書きごごちで、絶対今のモンブランにはないクオリティです。

どれも大切に使われていたようでとても素晴らしいコンディションでした。
前の持ち主敬意を払って大切に使いたいと思います。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
豚に真珠の万年筆?! (むらさき茄子!)
2010-03-18 23:39:03
万年筆!は全く知識も興味もありません!
私には、豚に真珠!ですね。
骨董市では結構見かけますが・・・
手に取って見たことがありません!

新大阪の・・・
ニコン銀枠フィルター!お見事です。
そんなん見つけたら、意気上りますね。

いつもながら、フットワークの軽さに脱帽でございます。
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