Insanity&Genius SATOSHIのBlog続編
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思い出したことが、
あります。

日本でUriah Heepを
有名にしたのは、
僕がGypsyを知った番組、
PurpleExpressのDrシーゲル
つまり成毛滋だった。

まだ、日本人が海外に行くのが
大変だった1970年代に
いち早くロンドンへ行き、
ロンドンにUriah Heepという
すごいバンドがいると
紹介した。

多分、それを聞いた人たちは
先日のUriah Heepのベスト盤の
A面のような音楽をイメージして
重厚なハーモニーに壮大で、
重い曲をイメージしたのだろう。

いざ来日したUriah Heepの演奏は
思いの外、ラフで、アンコールには
ロックンロールメドレーなんかやった
もんだから、イメージとのギャップ
でみんながズッコケたという話だ。

確かにこのUriah Heepというバンド
なんとなく売り込み下手というか、
なんかズレているところがあって、
July Morningを収録した3枚目の
邦題 対自核 Look at yourself
前のアルバム 2ndアルバム
Salisburyを聴いてみた。

収録曲は以下の通り

01. Bird of Prey
02. The Park
03. Time to Live
04. Lady in Black
05. High Priestess
06. Salisbury
07. Simon the Bullet Freak (US version)
08. Here Am I (Alternative Version)
09. Lady in Black (Alternative Version)
10. High Priestess (Single Version)
11. Salisbury (Edit)
12. The Park (Edit)
13. Time to Live (Edit)



最初の6曲がオリジナルの
レコードの収録曲にあたるのだが、
1曲目のBird of preyは、
元々はシングルのGypsyの
B面だったのだそうだ。

で、アメリカ盤の1stアルバムには
Bird of preyを収録してしまった。

それでアメリカ盤のSalisburyは
この曲を外してCDの7曲目の
Simon the Bullet freak
を入れたんだそうだ。

その曲がこれ。



どうでしょう?

後にBest盤にも収録される代表曲
Bird of preyの代わりにしては
弱いというか、こっちの方が
シングルB面っていう感じが
します。

そしてタイトルトラックの
Salisburyは16分の大作で
オーケストラを入れた壮大な
曲で僕は結構、好きな曲
なんですが、ケン・ヘンズレー
はこのアレンジを嫌っていたそうで
この辺が日本人が期待した音と
ロックンロールメドレーを
やってしまうバンドとのギャップに
繋がったのかもしれません。

ただ、この2ndアルバムSalisbury、
日本では、出世作の3rdの対自核より
後に発売されたそうで、
Bird of Prey 、代表曲のLady in Black
16分の大作、Salisburyを収録した
このアルバムは日本発売順に
対自核→Salisburyの順で知った
人には壮大な曲を創るバンドとして
イメージが定着したのでしょう。

ちなみにこの16分のSalisbury
にも4分のエディット版がある。
それがこれ。



これはなかなか難しいですね。
前半はよくできていると思うのですが
後半は途中で曲が終わっていく感じで
16分を4分にまとめるのは、
ちょっと無理があるかな?

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