incontro casuale

日々の出会いを大切にしながら、生活を愉しむためのblog

HOOK BOOK ROW

2011-06-16 09:35:03 | 読書
先日、図書館で借りてきた本

天地明察
冲方 丁
角川書店(角川グループパブリッシング)


本大好き青年、夫の会社の後輩君おすすめだったので、
予約待ちしてみました。
早く読みたいのに、最近はベビを寝かしつけたら、
自分も一緒に寝てしまう毎日でなかなか...

本といえば、NHKのHOOK BOOK ROWという番組、
ストーリーは普通なのに、なんだかほっこりして、
最近のお気に入りです。
とくにエンディングの“おもいで書店”という曲がいい。
たまにしか、フルバージョンが流れないのですが、
歌詞もメロディーも素敵なんです。

久々の~

2011-05-22 09:01:29 | 読書


昨日は、ベビと二人で図書館へ。
今週末は、土日とも夫が仕事なので週末といっても、
いつもと変わらない二人の生活です。

先日借りていたベビの絵本を返却して、
予約していた私の本と、新しい絵本を借りて帰ってきました。
出産してから、読書をする余裕がずっとなかったので、
久しぶりの本に選んだのは、久しぶりの東野圭吾。

聖女の救済
東野 圭吾
文藝春秋


このシリーズはずっと読んでいるので、前から読みたかった本だったのですが、
本棚がいっぱいになるのが嫌で、単行本をほとんど買わない私は、
本屋で並ぶこの本を眺めては買わないの繰り返しで...
図書館の蔵書は結構あるのですが、すべてが貸し出し中だったので、
予約をしてようやく借りることができました。

図書館のカウンターで本を受け取る時、窓口の方が、
「東野圭吾...この本のシリーズ読んでますか?」
と聞かれ、シリーズものなので最初から読んだほうが良いよという意味なのかなぁと
不思議に思いながら、
「読んでいます。」
と答えると
「夏ぐらいに新作出るらしいですよ~」
と。この方も好きだったみたいです。

夜ベビを寝かしつけて、家のことを早く終わらせたら、
読書タイムスタートです。本のお陰で、家事がはかどりそうです♪

美容室での収穫

2009-09-13 16:05:04 | 読書
CREA (クレア) 2009年 09月号 [雑誌]

文藝春秋

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昼から2ヵ月ぶりの美容室へ。
今日はカラーとヘッドスパをお願いしてきました。
先週の仕事漬けの毎日で、ひどくなっていた肩こりが
すっきりしました。
美容室では、普段読まない雑誌が読めるのも楽しみの1つ。
今日はCREAという雑誌で、9月号は本の特集でした。
最近、全然本を読めていないけど、
次に読みたい本を探すのに、参考になりました。

また、最近の戦国ブーム!?で増殖中と噂の"歴女"の対談記事では、
天地人で伊達正宗の正室役を演じる杏さんら女性3人が
歴史上の人物について語っていて、
歴女にはまだなれていない私も興味深く読みました。
対談の後には、歴史上の人物を知るのに
お勧めの本が沢山載っていて、早速帰り道に本屋で
これを買いました。我ながら感化されやすい性分だなぁと笑えます。

関ヶ原〈上〉 (新潮文庫)
司馬 遼太郎
新潮社

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司馬遼太郎さんといえば、『坂の上の雲』が読みかけで、
止まっているのですが、まずは今興味のある『関ヶ原』から。

秘密

2007-10-10 23:53:49 | 読書
秘密 (文春文庫)
東野 圭吾
文藝春秋

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またまた、東野圭吾の一冊。
3連休中に読みました。

最初は、超現実的なSFストーリーだと思っていたのですが、
読み進めていくうちに、夫として、父としての男性の
微妙な心情の変化に引き込まれていきました。
最後に待っていた“秘密”とは。
最後の数ページは涙が止まりませんでした。

宿命

2007-10-09 22:07:48 | 読書
宿命 (講談社文庫)
東野 圭吾
講談社

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随分涼しい毎日になりました。
仕事も少し落ち着き本を読む余裕が出来てきて、
昼休みと休日は本に夢中。
最近は東野圭吾がお気に入りです。

この1ヶ月で3冊読みましたが
『宿命』は続きが気になって気になって、
一気に読んでしまった一冊。

宿命によって結ばれていたそれぞれの人生。
見えない糸は、私にもあるのかしら?と考えてしまいました。


抱くことば

2006-12-26 00:18:41 | 読書
東京で、素敵な本に出会いました。
ダライラマ14世の言葉を集めたものなのですが、
1つ1つが短くて分かりやすい。

抱くことば

イーストプレス

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自分の好きだった言葉を幾つかご紹介

『人生の目的は、幸せになることです。』

『愛情とは、他者が幸せを掴むよう望む気持ちです。』

『他人を思いやって行動するとき
私たちの行動はおのずとよい方向に向かいます。
なぜなら、心が愛でみたされているときには、
疑惑の入り込む余地がないからです。』

-抱くことば ダライラマ14世より引用-

相手を思いやる気持ちを常に忘れず、
大きな心を持った人間になりたいものです。

手紙

2006-11-23 23:24:48 | 読書
今日読み終えた一冊はこれ。

手紙

文藝春秋

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現在上映中の同名の映画の原作です。
強盗殺人犯の兄を持つ家族の苦悩。この作品のテーマは
それ以上に重いものでした。
犯罪者が課せられる刑は刑務所の中で服役することだけでなく、
家族の社会性をも殺すという苦しみであるということ。
「差別はね当然なんだよ」と言った
社長の言葉は、今まで考えてもみなかったもので、
何度も、その部分を読み返しました。

この作品の中には、それぞれの思いが込められた
沢山の手紙が出てきます。最後の手紙を読んだ後の
クライマックスのシーン。涙が流れました。


2006-11-17 21:59:44 | 読書
先日読み終えた本の作者小池真理子さんの
直木賞受賞作を読み終えました。



新潮社

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タイトルからは想像できないような、
非常に複雑な人間関係と人の感情とが
入り混じる作品でした。
主人公の女性の激しくも儚い人生。
最後にマルメロの木が出てくるシーンでは
涙がすーっと流れました。

最近、寝る前の読書に夢中です。
決して読むスピードは早くないけれど、
テレビをつけてドラマを見る時間があれば、
小説の中の世界に入っていきたい。
そんな気分です。今日から新しい本を読み始めます。

欲望

2006-10-27 22:50:14 | 読書
三島文学の美学に魅せられた私に、
ある方がこの本を薦めてくださいました。

欲望

新潮社

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三島の次に読んだせいか、非常に読みやすく
スラスラと読み終えてしまいました。
生々しいほどの欲望を持ちながら、
それをどうしても手に入れられないという現実。
その間で葛藤する登場人物正巳の感情の変化に
どんどん引き込まれていました。
結末の"かえで"が出てくるシーンでは、
その静かで美しい情景描写に、ぞくっとしました。
先日読み終えた三島由紀夫の豊饒の海第1巻「春の雪」、
まだ読んでいない、豊饒の海第4巻「天人五衰」が
このストーリーの中で非常に重要な鍵を握っています。
豊饒の海、非常に難しいので読むのにはパワーが必要ですが、
完結まで読み進めてみようと思います。

雪の夜に

2006-02-04 19:15:57 | 読書
昨日の晩から厳しい冷え込みで、深夜雪がつもっていました。
そんな夜に読み終えたのが、

春の雪

新潮社

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『豊饒の海』全四巻の第一巻です。
三島由紀夫は以前読みかけていたことがあったのですが、
その当時の私には難解すぎて挫折してしまいました。
今回は、この装丁の美しさ(私が購入したものは文字がシルバーで、
全体的に透明感のある感じでした)に惹かれて手に取り読み始めました。
言葉のひとつひとつが溜息が出るほど雅で美しく、
すぐにこの本の虜になりました。
こんなにも豪華絢爛な言葉の世界を私は他に知りません。

春の雪は昨年秋に映画化されましたが、見にいけませんでした。
DVD化されたら是非見てみたいと思います。
文章から自分が想像した世界がどのように映像化されているのか楽しみです。
私が好きな文章の一つに主人公、松枝清顕の家の庭の描写があります。
撮影は香川県の栗林公園でされたとか。
子供の頃に家族で行ったのですが、あまり記憶に残っていないのが残念。
今度は春の雪を想像しながら行ってみたいものです。