incontro casuale

日々の出会いを大切にしながら、生活を愉しむためのblog

ジャズに酔う

2006-07-28 12:07:35 | Art
先週、NYに移動してきてから、新規の仕事の準備に追われる
日々でしたが、準備もほぼ完了し、ゆっくりとではありますが、
スタートをきることが出来ました。

昨日の晩は、ボスのリクエストでジャズを聴きながら
夕食が食べられるお店へ行くことに。
Gentlemanがアレンジしてくれたのは、
West92thにある、Creopatra's Needleというお店。
お料理のメニューには地中海料理と書いてありました。
私が頂いたのは、ムサカというギリシャ料理(gentleman曰く)
お料理もとっても美味しいお店です。

演奏が始まったのは9時過ぎ、
司会の男性が、最初の歌手らしき女性の名前を呼びました。
歌が始まったとたん、皆「...。」2曲歌った後
2人目の男性が呼ばれました「...。」gentleman
私に耳打ちして「ボスあんまりHappyな顔してない...」
それまで、黙っていた皆が、「もしかして、ここってカラオケ?」
と不安になっていたら、私の隣に座っていた男性が
立ち上がり次に歌い始めました。
彼は、おそらくプロではないですがかなりの歌唱力!
続いて、実力派が続々と登場しました。
写真の女性は、綾戸智絵を思わせるようなパワフルな歌い方で、
これぞJazzというすばらしいパフォーマンスでした。

その後、80才くらいで歩くのもままならないような、
女性(歌っている間は、腰がピーンと奇跡のように伸びてビックリ!)
の方のすばらしい歌。
その後歌った男性が、この日一番にすばらしく、
プロかと思うようなすばらしい歌を披露。
彼の歌の間は、皆が聞き入ってしまって、
Faburous!Awesome!と店中からため息が漏れていました。
しばらくして、店を後にしたその彼をGentlemanはなんと追いかけていき、
名前を確認。名刺をちゃっかりもらっていました。
どうやら、そいういったパフォーマンスをする会社を
自分でされている方のようです。
CDを出しているかどうかはわかりませんが、
一度お店で探してみようかなあ!
平日から夜遅くまで、Jazzを楽しみましたが、
気分はとってもHappyになれました。

P.S.Francineさんへ
あなたは、NYへ来るときっと楽しいと思いますよ!

マイナスイオンたっぷり!

2006-07-23 11:22:50 | Weblog
少し、アップするのが遅れています。
週末は、リフレッシュする為に少し遠出をして、
ナイアガラまで行ってきました。
今回は、オランダ人、スコットランド人
日本人の総勢7名の異色メンバーで、なかなかの珍道中でした。
事前にインターネットで調べた情報では、
車で片道7時間でナイアガラ近郊の町まで行きそこで一泊。
日曜の朝にナイアガラに向うはずだったのですが。
結局片道11時間以上かかってしまい、運転してくれた
オランダ人スタッフには、相当な無理をかけてしまいました。

ナイアガラの滝は、アメリカ滝とカナダ滝があって、
カナダ滝の方が規模が大きいのですが、
私達はもちろんアメリカ側から行ったので、
カナダ滝に近づくには普通はパスポートが必要です。
但し、”霧の乙女号”というボートに乗れば、
国境近くまで行ってカナダ滝、アメリカ滝ともに見られます。
私達が選んだのは、霧の乙女号の乗船を含む4時間ほどのツアーで、
滝を浴びるほどの距離まで歩いていって、ずぶぬれになったり、
船に乗ってカナダ滝のミストシャワーを浴びたりと、
マイナスイオンたっぷり浴びた一日でした。

歩き回って疲れたけれど、マイナスイオン効果か、
気分はすっきり!気のせいかも知れませんが、
滝でびしょびしょに濡れた髪は、乾くとすごくさらさら!
これもマイナスイオン効果でしょうか?
結局NYに着いたのは午前3時。かなりハードな旅となりましたが、
一生行けるかどうかと思っていたナイアガラに
こんな機会に行くことができて本当に良い週末となりました!



Gentlemanとは

2006-07-21 11:27:21 | Weblog
今日からNYに居ます。
ホテルはタイムズスクエアから2ブロックほどのところで、
前回に引き続きにぎやかな場所にあります。
ホテルの隣がミュージカルの劇場なので、
夕方の開演前になると、観光客で長蛇の列ができていました。

事務所もここから3ブロックほど先なので、
非常に便利な場所です。今日は夕方で仕事を終えて、
チェックインした後、一人で近くのBryant parkまでお散歩。
Bryant parkではたくさんの人が本を読んだり、
おしゃべりをしたり、パソコンを使ったりと
それぞれの時間を楽しんでいました。
私も次は本を持っていこうと思います。

今回の出張は、前回のNY出張時に同行したスコットランド出身
M氏も一緒なのですが、彼はとってもGentleman
私のボスがGentlemanの心得を教えてくれと頼んだら、
それから毎日Gentlemanとはについて彼の講義が始まりました。

今日のGentlemanポイント
レストランに入ったら、最後の女性が座るまで座らない!
道を歩くときには必ず女性を内側に入れる!
エレベーターに乗るとき、ドアを開けて入るときに女性を
先に通すのは基本です。

彼曰く、子供のころから染み付いているので彼にとっては
普通のことのようです。ただ、アメリカの地下鉄で、
女性に席を譲ろうとすると100%の確率で断られて、
逆に怒りを買ってしまうことが多いのだそう。
年配の方だけでなく、若い女性にもみんなに席を譲ったのが
原因のようですが...Gentlemanもあまりやりすぎると
アメリカでは受け入れられない場合もあるようです。

お久しぶりです

2006-07-19 08:23:17 | Weblog
出張に出てから随分長い間更新を怠っていました。
PCの調子が悪く、インターネットの接続が出来ません。
今は、別のPCからアクセスしてようやく更新が出来ています。

今は、ニュージャージーにいます。
今回の出張では書きたい記事がたくさんありますので、
随時更新していきたいと思います。
日付が前後しますが、そのときの日付でアップしたいと思います。


Priceless

2006-07-09 12:23:44 | Weblog
ローマからミラノへは飛行機で戻りました。
午後9時発の飛行機でしたが、この日はワールドカップ決勝戦の日。
キックオフはこちらの時間で8時。
空港のロビーで待っていると、
カフェのテレビの前には試合観戦をしながら大騒ぎする
イタリア人でいっぱい。
ロビーには日本人やその他外国人くらいしか
残っていませんでした。

ローマ・ミラノ便は遅延の多い便だと聞いています。
(確かにミラノ発の便は1時間遅れでした)
それが、この日は定刻に出発、予定時刻よりも随分早く
ミラノに到着しました。(やれば出来るんじゃない!)
ホテルで優勝の瞬間を見ましたが、
それまで静まり返っていた街は国旗を持った人で
あふれかえり、真夜中に夏祭りのような騒ぎになっていました。

そういえば、ローマの街中でこんな広告を見つけました。
マスターカードの広告ですが、
『La febbre del calcio non ha prezzo』
直訳すると、サッカー熱はプライスレスという感じでしょうか?
今のイタリアにぴったりですね。

バチカン市国にて

2006-07-09 12:07:19 | Weblog
基本的に仏教に興味のある私ですが、
人々が信仰するということに関しては、
宗教を超えて非常に関心を持っています。
折角ローマに来たので、バチカンにも行ってみることにしました。

日本でも霊的なものをあまり感じたことがないのですが、
サンピエトロ大聖堂で、昨年亡くなったローマ法王のお墓に近づいた瞬間、
左肩にずっしり何か重みを感じました。
左手だけがしびれるような感じがして、
大聖堂を出た後もばらくそれが続いていました。

その後、システィナ礼拝堂で、運良くミサに参加することができたのですが、
言葉は分からなくても、その中に一人身を置いて、
静かに呼吸をしていると、心が開放されるようで、
それまで感じていた肩の重みが、すっと消えるような感覚がありました。
嘘のようですが、本当に不思議な経験で、
40分ほどのミサを終えるとしばらくはショックで言葉になりませんでした。

やはり、バチカンはスピリチュアルな場所。
人々が信仰する心と、その場所そのものが持つエネルギーに
圧倒されてしまいました。

ローマの休日

2006-07-08 12:53:30 | Weblog
3日間のFirenzeでの仕事を終え、Milanoに戻りました。
Milanoは日曜になるとお店は閉まってしまうので、
週末を過ごすには少し不便。そこで、前回行きそびれた
Romaへ行くことにしました。

Romaに以前住まれていた方に連れて行っていただいたのですが、
私達がリクエストしたのは、ベタベタな観光コース。
スペイン広場にトレビの泉、コロッセオ...とにかく
Romaといえば、というところばかりを目指して行ってきました。
(写真は有名なスペイン広場)

気温は35度以上、汗だくになりながら歩いて観光しましたが、
仕事の時間の流れとは違う、ゆっくりとした時間の流れが
とても心地よく、充実した休日になりました。

揺れた!

2006-07-04 12:37:21 | Weblog
この日は朝から車で移動。
Carpiという町で仕事をして、その後Firenzeへ。
この日のイタリア人は、みんなそわそわして落ち着かない様子。
普段から、終業時間ぴったりで帰る彼らですが、
ワールドカップ準決勝のこの日の彼らは何時にも増して
帰り支度が早い!

次の日から、大きな仕事があることなんて関係なく、
フィレンツェ名物Tボーンステーキ、"フィオレンティーナ"
のお店で試合観戦をするのだそう。
私も誘われましたが、お断りしました。
ホテルの部屋でのんびりしていると、
突然の振動と騒音でビックリ!テレビをつけると、
イタリアの決勝進出が決まった瞬間でした。

それまで、静まりかえっていた町は大騒ぎになり、
ホテルの周りの道では車のクラクションが鳴りっぱなし。
その騒ぎは夜中の3時ごろまで続いていました。
結局私も睡眠不足です...

イタリア到着

2006-07-03 12:17:29 | Weblog
こちらの時間で2日の晩にミラノに到着しました。
今回は、ロンドン経由です。
4月から、関空ロンドン便にもシェルフラットシートが
導入され、いつもよりかなり快適な旅になりました。

ミラノの空港に到着したのは、夜中の11時ごろ、
空港からタクシーでホテルまで移動の予定だったのですが、
私達が到着する数分前にタクシーのストが開始しており、
空港の外は、運転を放棄する運転手、目的地に行く足をなくして、
困っている乗客などで混乱していました。
タクシードライバーの意思とは関係なく、組合からの通達で
運転を禁止されていたようですが...日本ではこんな光景考えられないですね。
イタリアに来るたびに、何かしらのストに巻き込まれているような気がします。

そういえば、数日前にもタクシーが街中を走っていない日があったそう。
その日は、ワールドカップのイタリア戦を見たい為に、
みんな放棄しただけのようでしたが...ゴールした瞬間は町が揺れた!
と現地の方はおっしゃっていました。
勝利の後は夜中までクラクションが鳴り止まなかったそうです。
今週も、イタリア戦ありますね。ちょっと、楽しみです。

タクシーのストの情報を聞きつけた現地スタッフの方が、
急遽車を手配してくれたので、私達はスムーズにホテルに帰ることが出来ましたが、
もし、個人旅行で来ていたら、まず状況を把握できなかっただろうなあ。

とにかく、今日から2週間程度イタリアで仕事してきます。
今日までミラノで、明日Carpi,Firenzeに移動です。
Firenzeの仕事が終わったら、ミラノに戻ります。

行ってきます!

2006-07-01 23:43:24 | Weblog
明日から出張に出張に出ます。
今回は、1日準備をすることができたので、
いつもより少し余裕をもって出発できそうです。

荷物を準備中に、突然MSメッセンジャーがたちあがり、
びっくり。見ると以前イタリア語を勉強していた頃、
お互いイタリア語と日本語の勉強のため、
メール交換をしていた友達でした。

随分長い間イタリア語から離れていたので、
辞書を引きながらなんとかチャットしたのですが、
イタリア語をまた勉強したくなってきました。
せっかく、イタリアへ行くので、少し耳を澄ませて
イタリア語のシャワーを浴びてこようと思います。