◆井上陽水と私◆2005年1月1日から2011年12月まで

マルチクリエイター。井上陽水と私。 独身氷河期世代。当時、ペンネームは夏風アザミルク。

サブプライムを考える

2008-01-23 21:39:34 | 新聞の片隅に書いていた
サブプライム問題とはなにか?なぜ株価が下がっているのか?

足りないアタマで聞きかじりをまとめると


アメリカの貧乏な人たちが家を建てるときにサブプライムさんがお金を貸しました。

10万ドル貸して15万ドル返済する計画を立てたとする。
貧乏人さんは借りたお金を大工さんに渡して家を建てます。
大工さんは『普通なら家を建てれない貧乏人に家を建てさせてあくどく儲けた』ように私には思えます。

その後、景気が悪くなって貧乏人は返済できなくなり借金を踏み倒すことになります。もちろん家は差し押さえられて追い出されてると想像されます。

踏み倒されたサブプライムさんは差し押さえた家を売って借金の穴埋めをすることになる。


が、サブプライムさんが損するだけなら大した問題にならない。


よくわからない部分はサブプライムローンを『証券化してファンドに組み込まれ』ていることだ。


これを考えると10万ドル貸したサブプライムさんは15万ドル返してくれるはずだからその権利を13万ドルで売りましょうというのが債権の証券化ということかな。

13万ドルで証券を買ったのが証券会社のファンドマネージャーさんということのようだ。


ファンドとは株や国債などと組み合わせて運用して配当する金融商品だ。


そうしたファンドをアメリカ人さんやアメリカの銀行さんも買っていたらしい。


債権を13万ドルで買って15万ドルになれば儲けを配当出来る。


債権の取引をしてるうちに15万ドルを上回って取引されたこともあるんだろうか?

それはないにしても13万ドルの債権が焦げ付いて、戻って来ないことが起きてる。

つまり誰にお金を貸しているか審査もしないまま貧乏人にドンドンお金を貸して、それをファンドを買った庶民や銀行に押し付けたのがサブプライムローン問題らしい。

ファンドで儲けようと欲をかいているので深く考えずに買っていたのだ。


たぶん、アメリカで法律が変わって、そうした金融商品が許可されたんでしょ?

株価が下がっているのはアメリカの銀行や個人がサブプライムに巨額なお金を騙し取られたために経営が苦しくなり景気が悪くなったということかなあ。



サブプライムで得したのは誰なんだ?

アメリカの大工さんとローン会社なんじゃないの?


我が家も株価が下がって困ってます。


日経雑感20071024

2007-10-24 18:34:30 | 新聞の片隅に書いていた
日本経済新聞の気になる記事。

超薄型テレビで日立製作所の液晶!
日立は技術はあるけど家電イメージないなあ。シャープに頑張ってもらいたい。携帯はELの方が良いけどテレビは液晶でいいよ。ELの寿命は致命的だからね。壁掛けにはプラズマは不利らしい。松下ピンチ。地デジまでもうすぐ。これからのデジタル家電戦の勝者はだれだ?



次にサムスン、30ナノメーター半導体技術を量産化!30ナノって凄すぎ。光の波長より細かいし、トンネル電流とか影響するレベルだよね。具体的な新規技術は書いていなかったのが不満です。もっと突っ込んだ取材をしてくれよ。一位のサムスンに対して追い上げる東芝。でもそろそろ技術は物理的限界に来てる。メンツをかけた戦いだが利益は果たして大きいかな?iPodはHDDよりメモリタイプが買いたいな。壊れにくそう。でも技術限界に近い大容量メモリだとそうでもないか。



3つ目は飛び級学生が天才プログラマーに認定!スパコンが必要だった三次元処理をパソコンで可能にするソフトを開発したそうだ。ソフトは若い天才が活躍出来る分野なんだなあ。化学は若手は実験室の作業員で管理職は技術知らずという非効率な分野だかなあ。設備投資にお金かかるし。天才化学者は出現しないよ。若くてアタマがあればソフトウェアプログラマーだあ。


他にヤフーの動画投稿がモバイル対応!著作権問題が深刻になるよねえ。昔のライブ演奏のテレビ放送を見たいけど著作権で禁止だよねえ。でもDVD化されないならどんな著作権動画も公開可にした方が一般ユーザーとしてはうれしいなあ。無料だからダメなのかなあ?どんな法律が望ましいんだろ~。


最後にネット通販で衣料品を買う人が増えてるって記事。一度に10万円ぐらい買う人で、雑誌と同じ服が欲しい人向けらしい。その関連で日本ランズエンドのウェブサイトでコーディネートなどの無料相談をメールで受け付けている!とあった。コレって面白い。服は気になるけどセンスないから困ってたんだ。安くてもオシャレに見えるコーディネートして欲しいなあ。バザーとか散らかった服だと買う気しないけどマネキンとかにコーディネートされてるとスゴく欲しくなるときある。ファッション美人さんに服の選び方を教えてもらえれば新しい服買っちゃうよ。雑誌だとマスコミだけどメールで1対1コミュニケーションで服を選べるなんて魅力的!洋服屋さんと仲良くなるって難しいよ。基本的に量販店で買うし。コレはネットの面白い展開だと私は思います。


鬱と職場

2007-10-17 17:51:20 | 新聞の片隅に書いていた
鬱は真面目で責任感が強い人がなりやすいといいます。

ストレスから逃げ出さないで耐えてしまうタイプが当てはまります。

身近な例では…
電車の中の携帯電話。うるさくて嫌なものです。それを注意する、逃げるといった対策をとらず、耐えてしまう人がストレスを受けやすいそうです。←メンズノンノより。

ほとんどの人が当てはまるんじゃないでしょうか?
ある程度ストレスに耐えるのは必要なことですよね。


けれど、職場がストレスの場合どうするべきでしょう?
辞めて新しい職場に移るのは大変です。転職や異動自体もストレスになりそうです。
電車の車両のようには隣へ移れません。
でも1日の大部分を過ごす職場こそ、快適にしたいものです。

私は、職場で居心地が悪いです。おじさんたちの中で座っていると苦しいです。仕事自体も好きになれません。


今のままを続けていては、いずれ疲れて鬱になってしまいます。

それをストレス発散で乗り切るか、転職するか?鈍感力を駆使しても限界があります。


鬱に近いと趣味も楽しめないし、ストレス発散のための時間やお金も使えなくなります。

ここらで、たいへんよく頑張ったで賞をもらっとこう。


そうだ。足つぼマッサージと美味しいもの食べに行こうっと。


酸素カプセルと化学

2007-09-14 17:33:35 | 新聞の片隅に書いていた
酸素カプセルというサービスが一部で人気がある。
それがペットにまで広がったと日経夕刊にある。

酸素を吸うことは人間のカラダに良いのだろうか?確かに一時的な疲労回復効果はあるようだが。活性酸素が病気や老化の原因ではないかということを考えるとおかしなサービスだと思う。

酸素は危険なガスで酸化は錆や燃焼と同じだ。

また酸素ボンベで空気ではなく酸素だけを吸う特殊な環境では精神的にも異常な感覚になると聞いたことがある。


カラダに悪くてもタバコを吸うのだから酸素カプセルを禁止することはないが、もう少し危険性を公表するべきだと思う。

ましてやペットに酸素カプセルなど動物虐殺のエゴだと思う。


酸素100%の中では、火は激しく燃える。が、酸素という気体そのものは燃えない。
同様に水素などの気体も100%の状態では気体そのものは燃えない。

酸素と水素がある割合で混ざって初めて燃える。

ガソリンでも同じ理屈で、気体として酸素や空気と混ざっている割合によって燃えるのだ。

エンジン内部は、そのガソリンと空気の割合を制御して激しく燃焼させている。

以上、酸素マメ知識でした。


日経雑感

2007-08-20 18:54:54 | 新聞の片隅に書いていた
今日の日経科学欄は面白い。
まずメスだけで繁殖できるマウス。もちろんメス同士が自然に子供を産むのではない。
が、オスはなぜ必要かという謎の答えになる。

再生医療に役立つ。

オスの役割は競争だ。強い遺伝子だけを優先的に残すための工夫だ。

それを改めて研究するのは将来の精子の弱い男性を救う不妊治療のための研究の気がする。記事にはそう書いていない。

量子暗号に盗聴の恐れあり。三菱電機が攻撃方法発明。

これは、量子暗号に過剰に期待する政府や金融機関に強烈なメッセージだ。

原理が素晴らしいものも完璧なものはない。

三菱電機の面白い成果だ。


設計力

2007-08-20 18:38:17 | 新聞の片隅に書いていた
電池問題に見る「現場力」の限界、「設計力」に軸足移す時期。
8月20日の日経の編集委員 竹田忍氏の記事だ。


電子デバイスは欧米で発見された新素材や考え方を輸入して日本の電機各社がいっせいに取り組む。
欧米は現場リスクを日本に押し付けて基本特許で利益をあげる。

日本は実際に生産現場で工夫する特許は得意だ。

横並びの研究が当たり前の日本では
誰でも思いつく工夫を先に思いつけばいい
って雰囲気がある。

人と違った発想は必要ないのだ。


そんな現場力などはじめから欧米研究者は見下していただろう。

欧米研究者は基本特許を取って、実用化に魅力的なデータを発表して特許ライセンス料を得るのが狙いなのだ。

日本が頑張って実用化目指して金を積むように仕向けるのがうまいのだ。


設計力など日本に育たない。

横並びが好きで独創的発明はないのは昔から言い尽くされている。


設計力という意味を竹田氏がどのように使っているか記事からは推し量れない。

現場も研究も知らない新聞記者の知ったかぶりに思える。



問題は深刻で、リコールが日本の企業のリスクになる時代がきたのだ。


今週のアンアンと私

2007-08-04 18:19:03 | 新聞の片隅に書いていた
雑誌は真実ではない、踊らされるのは馬鹿だ。と常々注意される。

が、真実ではないにしても読者の夢や願望を反映しているのは確かだろう。


女性から仕掛ける恋愛術をしばしばレクチャーするアンアン。実際に女性からこういったアプローチを受けないことは嘆かない。当たり前だからね。けど、もしそんなアプローチを受けたらどんなに幸せかと思う。


が、男性のアンアン読者ならばこの記事を、女性が受けたいアプローチを反映したものだと読み替えることができる。


女性はお姫さまとして扱われたいという願望がある。アンアン読者の女性が男性に望むものを想像する視点から読む。
詳細は経験不足でわからない。


が、どちらにしてもお互いに大切だと思う相手を大切にするだけだ。


ハンサムにも金持ちにも当てはまらない私。


大切にしたいと思う女性に出会えているだろうか。出会えているにしても自分の中で確信が持てない。

1人で生きる自信もないが、誰かを支える力もない。
流されるままの人生。誰かと生きるって生き方は当分、予定していない。この無計画さが災いのもとなのか。

束の間の安らぎをくれる女性との短い会話を糧に来週も一週間闘うのだ。


朝青龍援護

2007-08-04 16:08:45 | 新聞の片隅に書いていた
朝青龍はたいへん強い大横綱だ。モンゴル出身で、愛想がないためか、人気は低い。

異国で頑張ってる朝青龍を、私は応援したい。
曙のような巨体に頼った相撲でもない。体のバネを生かした見事な強さだ。
相撲という国技のトップを外国人に取られるのがイヤなのは分かる。が、悪いのは弱すぎる日本人大関たちと若手力士育成を怠る親方どもだ。

そんな朝青龍は仮病で巡業を休んだことで窮地に立っている。が、私から見れば、巡業を休むのも本場所での活躍のための休養のひとつだ。横綱は休まず働くサラリーマンではない。真剣勝負に臨むアスリートだ。結果を示さなくてはいけない。

休むときの仮病が、モンゴルでのサッカーでバレるという甘さが問題なのか。
これも、外国人横綱に対する嫌がらせとして隙を伺っていたような周りの報道陣の姿勢には違和感を感じる。


二場所出場停止などの処分に朝青龍は精神的に不安定になっていると聞く。

初めから、精神的リフレッシュを理由に休むことが許されていれば、この問題は起きなかっただろう。

これまでも静養したくても異国ではなかなか心の落ち着く場所もなかったのだろう。



相撲も人気が大事だ。横綱にダーティーな印象をつけるような一方的な処分は親方どもの傲慢で浅はかな考えだと、私は思う。

復帰後の朝青龍の活躍に期待したい。

わがままな未来

2007-06-30 11:56:39 | 新聞の片隅に書いていた
独身生活がこれからずっと続く予感がする。
まあそれも良いじゃないか。

既婚者税

独身者からわがままを言えば…

既婚者には税金をたくさん払ってもらいたい。
扶養手当てはナンセンス。
独身者には安い料金で家事ヘルパーを利用させて欲しい。

税金の原則は
受益者が払う。
資力のある人が払う。

ただし
既婚者税は結婚を抑える方向に働くし、少子化は歓迎されないし、既婚者の方が社会的発言力が強い。

既婚者税が認められるとは思えない。

国に出来るのはせいぜい労働条件の公平化ぐらいだろう。

ただし
現状の正社員は既得権を守ろうとする。
非正規社員を雇うことで儲かる企業も既得権を主張する。

閉塞感の中で、私に出来ることは、既存の価値観を肯定しながらも、くよくよしない独身生活を過ごすことだ。


社保庁と日立・NTTデータ

2007-06-13 17:59:24 | 新聞の片隅に書いていた
ゆうちょ銀行のシステムを日立・NTTデータ連合が構築する。三菱東京UFJ銀行のシステムを基にしている。(日経朝刊より引用)

この2つ会社はどちらも、企業向けのビッグビジネスしか考えてない印象です。
同級生らで、これらの会社に就職した人の様子も研究やビジネスにはのめり込むものの、一般大衆の買いたいものを作りたいって発想はゼロだったように思います。ある種、浮き世離れした天才集団です。

さて、私の一番の注目ポイントは社会保険庁のシステムを日立NTTデータが構築したという日経に載っている一行です。

社会保険庁側の失態やいいかげんさが非難を浴びてますが、システムを担当した日立NTTデータには責任はないのでしょうか?

お役所仕事と親方日の丸の癒着が想像されます。

今回のゆうちょ銀行のシステムも、果たして大丈夫でしょうか?メガバンクをはるかに上回る巨大システムにはトラブルは、当然許されません。

官僚たちと巨大企業はもともと、一部エリート大学の仲間です。

ライバルのIBMに対して、国産技術の発展という政策は理解できますが、ぜひとも真剣に、真面目な仕事をしてほしいと、田舎のいちブロガーは願うわけです。


今日のニュース

2007-05-09 21:32:46 | 新聞の片隅に書いていた
今日のニュースで小さなもの。
座礼棚、あぐらで茶道。あぐらよりテーブルで茶道でいいじゃん。年寄りの膝が悪い人にもお茶好きはいるし。正座もあぐらも苦手な若い人にも茶道好きになって欲しいんじゃない?


ezwebニュースで仙台の元教師、佐々木徳夫さん(78)がオトナの昔話を出版。色話だけを集めてあるらしい。なんか面白そう。78歳のおじいちゃんが書いた、という点もなんかエロほのぼの。

読んでみたいなあ。

写真は鄙びた海辺のお店。蒲郡・竹島そばにて。


長崎市長銃撃さる

2007-04-17 20:47:29 | 新聞の片隅に書いていた
NHKで長崎市長銃撃の速報を聞いたとき、
現代日本らしくないニュースだと思った。
容疑者は黙秘しているので背景はわからないが、

政治的主張の違いよりも
選挙戦の過熱ではないかと根拠なく私は想像した。

明日からの選挙戦に大きく影響を与えるのは間違いない。
こうした状態では市長選を平常心で迎えられないだろう。
選挙は延期して、真相を究明するべきだろう。

長崎は広島とならぶ世界的平和都市だ。

闇で暴力団とつながっている政治家がいるのではないかという
政治不信が広がるのは、長崎にとってだけでなく
日本全体の問題になる。
治安と政治意識を世界に疑われてしまう暴挙だと思う。

このブログは愛知県の一非常勤公務員「夏風あざみ」がNHK速報を見て
想像で書きました。


長崎市長、銃撃される…容疑者と見られる人物を確保(読売新聞) - goo ニュース


モノ作りの日本

2007-02-28 21:28:37 | 新聞の片隅に書いていた
好景気が続いている。が、それが古い製造業に偏っていると野口悠紀雄氏が日本経済新聞でインタビューに答えて主張している。
なかでGoogleに比べ日立の社員一人当たりの価値、生産性は500分の1と指摘している。
つまり日本経済のITと金融がアメリカに比べ非常に弱い。
この主張は面白い。楽して稼ぐアメリカを問題視する気持ちは同感する。

が、日本にはモノ作りを大事にする文化がある。簡単には捨てられない。

自動車も金属製構造としての価値から安全や環境という新しい価値にシフトした。
ナノテクノロジー新素材は電機メーカーを強くしなかった。
韓国の追い上げ、ipodの成功、電機製品の飽和、工場で部品を作る単純労働…




すべては特許に繋がる。
つまり日本が目指すべきはモノ作りではなく、モノ作りの現場で考え出される知恵「特許」だ!\(^_^)/

特許こそ日本経済の生きる道。特許を生みださない工場労働者は価値がない。すべてのモノ作りのすべての現場に特許のタネはある。それを見つけて特許にすること。それが答えだ。


だから私は弁理士を目指し、日本経済に役立ちたいのだ。


トヨタ期間工

2006-12-03 18:41:47 | 新聞の片隅に書いていた
トヨタ期間工って、
早い時間から飲んでる男って…
ある社会的に成功した女性が期間工を侮辱したことがネットで話題になったらしい。

成功した人は当然努力もしているし、それゆえに強い自信をもっている。
が、人の生き方とはひとつじゃないんだから、すべての人に勤勉努力を強要されても…という趣旨で批判されてるのだと思う。

人間は努力しなきゃいけなくても努力出来ない弱い怠け者もいて、私もその代表かもしれない。
稼がなくても慎ましく平和に生きられればいい。が、社会は競争と弱肉強食だから、少しは賢く立ち回って一人前の男っていう立場を手に入れなくちゃ…と焦ったりもする。

努力出来ない人の「弱さ」に救いはあるんだろうか?

努力する姿勢はしなきゃモテないんだという結論。