◆井上陽水と私◆2005年1月1日から2011年12月まで

マルチクリエイター。井上陽水と私。 独身氷河期世代。当時、ペンネームは夏風アザミルク。

設計力

2007-08-20 18:38:17 | 新聞の片隅に書いていた
電池問題に見る「現場力」の限界、「設計力」に軸足移す時期。
8月20日の日経の編集委員 竹田忍氏の記事だ。


電子デバイスは欧米で発見された新素材や考え方を輸入して日本の電機各社がいっせいに取り組む。
欧米は現場リスクを日本に押し付けて基本特許で利益をあげる。

日本は実際に生産現場で工夫する特許は得意だ。

横並びの研究が当たり前の日本では
誰でも思いつく工夫を先に思いつけばいい
って雰囲気がある。

人と違った発想は必要ないのだ。


そんな現場力などはじめから欧米研究者は見下していただろう。

欧米研究者は基本特許を取って、実用化に魅力的なデータを発表して特許ライセンス料を得るのが狙いなのだ。

日本が頑張って実用化目指して金を積むように仕向けるのがうまいのだ。


設計力など日本に育たない。

横並びが好きで独創的発明はないのは昔から言い尽くされている。


設計力という意味を竹田氏がどのように使っているか記事からは推し量れない。

現場も研究も知らない新聞記者の知ったかぶりに思える。



問題は深刻で、リコールが日本の企業のリスクになる時代がきたのだ。


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