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◆井上陽水と私◆2005年1月1日から2011年12月まで

マルチクリエイター。井上陽水と私。 独身氷河期世代。当時、ペンネームは夏風アザミルク。

年末年始の映画は「アバター」でしょ

2009-12-29 20:06:17 | 映画に行こう
ツイッターで話題になってたから、
アバターの完成度は聞いてたけど、
まさかタイタニック超えになるかという勢いだとは、驚きです。
タイトルがいいだけじゃなくて
3D映像が斬新でしかも効果的。

見たい、見たい、ええい、明日 さっそく行くべ。

この監督がなかなか言葉が汚いらしくって
いけない言葉を連発してサインを断ってるのを
公開されてしまったらしい。

なかなか怖い世の中だ。




「アバター」公開5日で13億円突破、初登場1位獲得 - goo 映画
「アバター」公開5日で13億円突破、初登場1位獲得 - goo 映画

マイケル★キングオブPOP★This is It 映画を見て

2009-11-03 07:23:24 | 映画に行こう
マイケル★キングオブPOP★This is It 映画を見て
昨日見に行きました。
This is it。
英語が部分的にすごくわかりやすい英語で
字幕を見ながら本場の英語って意外と単純だなあ、
っておもったりました。

もちろん解らないところはいっぱいですが。。。

映画はご存知マイケルジャクソンのライブリハーサル。
死の直前とは思えない。
精力的な仕事ぶり。
ダンスも歌も冴えてます。
ショーのアイデアもどんどん出していきます。

日本でいうと
郷ひろみと松任谷由実を合わせたみたいな存在なんでしょうか??
世界中の才能を集めている様子が面白い、

また、エッチな仕草が笑えます。

ストリッパーみたいなダンサーに、
指マ★をエアーでしたり。。。
どんだけ、エッチがすきなんだ。

男中心のショービジネスを感じました。

才能あったマイケルに合掌。


◆パコと魔法の絵本◆ファンタジー・私の解釈

2008-09-13 18:36:26 | 映画に行こう

映画《パコと魔法の絵本》を観てきました。

泣ける。

アヤカ・ウィルソンかわいい。

時々、笑える部分もある。

良い映画だね。

なかでも

「もうワケわからんわあ」ってセリフは大うけ。

全員が
「とっくに前からワケわからんがや」と名古屋弁で突っ込んだね。



そこを無理に解釈すると、以下ネタバレ







舞台は病院。入院中。もちろん精神科。おかしな人間ばかりで、優しくない看護婦もリアル。
看護士も患者の心配はしているが
「どうしていいか分からん」
という世界。
「もう人間の言葉も通じない」
も狂人ふう。

発作も心臓より脳の発作のような…。

おかしな人間ばかりの精神科の入院中をファンタジーに味付けして作品に仕上げているのです。

前作の《嫌われ松子の一生》でも狂気を扱った監督。今回も良い仕事でした。


子供が観ても分からんし、分からないまま済んでいく大人も多いかもなあ。


難しいことはなくて悲しい女の子の泣けるお話でした。

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★嫌われ松子の一生を読み解く★ネタバレ

2008-09-01 21:07:00 | 映画に行こう

●映画「嫌われ松子の一生」を見たよ。
感想は…笑えない。泣きそうな映画でした。原作者はどうやってこのストーリーを思い付いたか、知りたいです。

愛に飢えているのが、すべてのきっかけですよね。それを満たすための「普通」の判断が出来ない人だなと思いました。


「愛」なんて平凡なありふれたもので、探さなくても身近にある。けど、過剰に愛に期待して求めてしまう松子の病。

そんな姿に僕の最近の一喜一憂ぶりが重なって切なくなりました。

映画自体の感想はまあまあ。音楽は良かった。歌詞で意味が分かんないのがあったけど。

中谷美紀は面白くない。魅力ないね。宮沢りえあたりにして欲しかった。

その他、見たことがある芸能人がちょっとずつ何人もでていて賑やかでした。


●「嫌われ松子の一生」を読み解く。
「嫌われ松子の一生」を読み解く。
映画では51歳になった松子が精神科にかかるシーンがある。
精神科にはネガティブイメージがつきまとう。
が、松子はどうみても子供のときから精神を病んでいる
本人や妹の錯乱は遺伝的な精神病を表している。
独自の表情も父の気を引く最初の意図を離れて
精神分解の危機を切り抜ける狂人の仕草だ。
異常さは明らかだが、美貌を持ち合わせてしまった女性の不幸だ。

生活力がなければ普通は入院しかない。
が、不幸なことに実家でも入院を嫌い家族の縁を切って片付ける。
時代も精神病に理解がなく、薬もなかった。
松子の寂しさは、一種の狂気に見える。
その寂しさは誰もが抱くものだから
観客は自分の中の狂気としての恋に気付かされる。

松子の場合
自分の特別な体験を出会った人に長々と話してしまう。
うちあけることで、気を引きたいのか、そうせずにはいられない様子がある。
話を聞いてくれる人に依存する松子の姿が見える。精神崩壊の危機をその場を取り繕う嘘でごまかす。
教師としての失敗は決め手は同僚の金を盗んだ事だ。
これは社会能力の欠如を示している。
自分の状況を筋道を立てて説明が出来ない。
思考と表現力に致命的欠陥がある。

肉体関係には真心が必ずついてくると信じてる。
関係を持った男性を客観的に評価できない。
極端から極端へ移る気持ちにも異常さ感じる。

「人生は終わった」と思っても、また新しい恋に落ちる。
それを恋というか微妙だ。
依存症にしかみえないからだ。
刑務所から出所する際の女性職員の「理解できない」という感想が冷酷に現実を語る。
松子を無理に理解すると、一途な女だが、
冷静にみれば異常な自分自身をコントロール出来ていない狂人そのものだ。
荒川沿いのアパートでゴミに囲まれ生きる様子が特に切ない。

あれが、狂人の無理のない幸せだろうか。
一人で薬とジャンクフードをとりながら男性アイドルに夢中な毎日。
それが身の丈にあった幸せだという晩年はつらいが・・・。

松子の一生は無理に幸せを追った末の不幸だったのだから




チームバチスタの栄光と私(再掲)<ネタバレ注意>

2008-08-27 07:39:12 | 映画に行こう
「チーム・バチスタの栄光」
阿部寛のコメディー演技最高。
竹内結子の診療内科医役がうまい、かわいい。

竹内がチーム一人ひとりを動物に例える部分は映画では苦労してたなあ。
役者さんのキャラと短いシーンで竹内の印象を納得させるには難しかったのでは。
竹内かわいいなあ、とは思いましたがね。
動物の絵とかノートに書いてあって、高校生みたいでほのぼの。
あんな医者いないだろうけどねえ。
あんまり鋭くないとこが竹内のいいところ。
優しい竹内の演技が光ってました。
診療内科医の普段の仕事ができなくなるほど、精神的に参ってしまった竹内も
また、かわいい。



阿部さんは面白いねえ。実在する感じがまったくしないキャラクターですが
コメディーとして安心して笑える。
ソフトボールの場面での名刺見せて強引に代打になるところも
嫌味な役人というわけじゃなくて、ある種の天才の無邪気さに思えました。


サスペンスとしてのストーリーでは、意外性がありました。
結局は「狂気」がカギなんだけど、
狂気を演じるのは不自然でしたねえ。
っていうか竹内、狂気ならあんた、専門家だろおおおおおって
後から突っ込みたくなりますねえ。

犯人の演技力も問題ありだけど、
原作としてこのオチはどうなんだろう?
意外なオチの前の事故説?の方が自然で納得できるんだけどなあ。

外科医の吉川がなかなかいい演技でした。


みなさんのレビューを見ていると、原作を読んでる人の映画評は悪いですね。
ミステリーだから犯人わかったら映画みる価値半減ですからねえ。

ぜひ、原作を読まないで、映画を見てください。


映画・ベガスの恋に勝つルール

2008-08-15 20:39:32 | 映画に行こう

映画『ベガスの恋に勝つルール』
原題《ホワット ハプン イン ベガス》
キャメロン・ディアス主演。


ラスベガスでデタラメに結婚した2人がやがて本当の恋に落ちる。



ずっと、つまらなかった。


なぜだろう。


家具屋社長のドラ息子が仕事をクビになる。
証券会社のキャリアOLが婚約者に振られる。


そんなどん底も馬鹿馬鹿しい。真剣さもないし、共感も出来ない。

アメリカの考えるどん底ってこういうことか。
キャメロンがかわいいとか美人とか感じる瞬間は一秒もない。

なぜ、主演できたのか謎だ。


ユーモアも今日の私には通じないか笑えないものばかり。


映画館の隣りの席に年上の英会話教材を売りつける女と初めてのデートで敬語で会話する純情な大学生くん。


なんかうらやましい。
金も未来も若さもある大学生くんがうらやましいのかなぁ。

それが映画の中のアメリカの若々しい強さと老練な粘りを象徴してるからか?


考え過ぎかなあ。


どこにもセンスも面白さも感じないけど…、

おかしいなあ。
どんな映画でも楽しめる力があるかと思ってました。

みなさま、良い週末、良いお盆を、良い夏休みを。


蒼井優『百万円と苦虫女』を私ならこう撮る

2008-08-08 22:19:15 | 映画に行こう

蒼井優さん主演の映画『百万円と苦虫女』を見ました。


文化庁がクレジットされてました。

なるほど。


罪を償った人を偏見の目で見るのは止めよう。


イジメは止めよう。

言いたいことを言わないで愛想笑いをしているだけではいけない。


感想文の肝はこのあたりかな。



この苦虫女を犯罪者(前科もの)とだけ撮るから奥行きがでないと私は思いました。


ネコを棄てたぐらいでルームメイトの所持品を棄てるところの《狂気》をクローズアップしたら!!

そう。精神を病みながら転々とせざるを得ない苦虫女だとしたら。


だれにも心を打ち解けない理由にちょっと面白さが出てくるよね。


海の家で住み込みバイトしてるとき。軟派な男が声をかけてくる。蒼井は当然のように無視する。
ここでレイプされる展開の方が面白くなる。女ひとりの弱さがはっきりして。レイプのあと輪姦され、そのなかのひとりの男と付き合って結局、丸めこまれて…。そのあとで改めて引っ越し。


海から山へ。桃畑で住み込みバイト。

そこでもセクハラが甘いよ。もっと過激なセクハラして、逃げ出そうとするのを村長のドラ息子がレイプ。村の警察官が黙殺。


さっきからレイプシーン見たいだけのエロ親父化してますな。


3つ目のバイトで花屋さんの男と恋に落ちる苦虫女の蒼井優さん。


その花屋さんが実は知的障害者で花としか話せない男って設定の方が面白くない?
あるいはその花屋さん男はバイトの女の子を次々と手を出す遊び人で…。

そっちを期待したよ。花屋さん男とのベッドシーンもないのかよ。ねちこっいやつ期待したのによ。
花を使ったプレイとか。
実は花以外には超暴力的なDV男とかさあ。


なんか小さく無難にまとまった映画だったなあ。


蒼井優さん主演じゃなき絶対観てないよ。

これだけ設定変えればパクリと言われずにオリジナル作品にならないかなあ。


ポニョ★久石謙♪

2008-08-01 21:21:45 | 映画に行こう

宮崎駿さんの映画『崖の上のポニョ』を観てきました。

ストーリーは単純。人魚姫を軽くアレンジしてます。

大漁旗が日本風。

観音様?ポニョのお母さんは西洋的。

国際結婚だからか?
かぐや姫ふうな話の展開が映画的にはいいのだが、子ども向けにハッピーエンドにしたのかな?




軽自動車リサカーはルパンのカリオストロの城を思い出した。

津波はもののけ姫のイノシシだね。

ポニョはトトロのさつきとメイの妹の方。

あれがお姉ちゃんぐらいの設定だと無邪気さが出ないのかな。


「ポニョ、そうすけ好き(^3^)-☆chu!!」

ってストレートでいいなあ。

大人になると疑ってばかりで〓

絵もストーリーもまあまあ良いのだが、

音楽が中だるみなのだ。久石譲さんだ。


天空のラピュタの炎上する城へパデゥが救いに行く場面の音楽が欲しい。
良いじゃん、使い回しで、名曲なんだから。

久石壌さんがキレがない。

最後の
♪ポ~ニョポニョポニョ
はやっぱり抜群にいい。

映画の中だるみは音楽のせいだ。どうも高音の張り詰めた雰囲気がないのだ。


久石、惜しいゾ(>_

ザ・マジックアワー

2008-07-06 18:46:31 | 映画に行こう
三谷幸喜さんの映画ザ・マジックアワー見たよ。

前半は面白い。佐藤浩市がコントをやってるようで笑えます。

西田敏行が演じるギャングが可笑しい。ヒロインも不思議。

けど後半が納得出来ない。佐藤浩市が映画館で自分の顔が上映されるのを見たとこの感動がないんだよなあ。
妻夫木聡にも共感出来ない。死ぬわけがないよなあと緊張感がない画面。
綾瀬はるかはかわいいけど役は中途半端。

映画の最大の魅力が三谷幸喜さんでそれを超える俳優がいない。

世の中の真実・リアルとかけ離れていて長いコントを見ているだけでなんか映画らしくない。

リアルって難しいよね。なにがコントでなにがリアルか。映画のなかはみんな嘘じゃん。


それを
なんか実際にこうした人もいるかも…
って思わせるのが映画だと思う。

まあ後半笑えなかった。

映画に熱くなるより1人で見た寂しさが寒すぎ。



私は映画は滅多にけなさないけど、このマジックアワーは期待し過ぎたのが悔しい。

前半は最高なのにねえ。


小林信彦の「紳士同盟」に似たような騙しコントっぽい小説があってね。そっちの方が面白かったな。薬師丸ひろ子さんの映画は残念ながら見てない。

小林信彦さんは本当に面白いので三谷幸喜さんの目標かもね。

映画・噂のアゲメンに恋をした!

2008-05-18 19:13:16 | 映画に行こう

噂のアゲメンに恋をした!をみました。
R15指定。全編ドリフターズのコントのような馬鹿馬鹿しさ。イケてます。

ジェシカ・アルバが主演女優なんだけど、どんなキャラクターなのかよくわかんない。日本でいうと長澤まさみクラスかインリンぐらいか?

出てくる女優さんはみんな美人だとは思うけどみんな同じ顔に見えちゃいます。洋画は弱いんだ。
私はルックスよりキャラ重視なんだなって思います。まあ、そんなの抜きで楽しめる映画です。

途中、狂気を感じる場面もあるけれどそれもアゲメンの親友くんのおかげでうまく笑いになってます。親友の形成外科くんが実にいいのだ。



実はこの映画を私の友人がガールフレンドと今日観たらしいのだけどちょっと心配。

激しく愛し合いたくなるというメリットはあるけど。


普段のデートがあっさりし過ぎているって女の子に思われるかも。

この映画を観た後、カップルは情熱的に愛さないといけないよ。


こんなネチっこいキスを繰り返し見せつけられちゃあ、照れるし弱るよ。

隠し砦の三悪人・長澤まさみ・松本潤

2008-05-11 15:16:21 | 映画に行こう

隠し砦の三悪人

観てきたよ。長澤まさみさんかわいかったあ。
実は昔、黒澤明監督版を見たことあります。前半はまあまあ面白かったけど、後半長すぎ。DVDで早送りして結局内容分かってなかった。

今日、長澤まさみ版見てようやく納得。
やっぱりストーリーは前半の方が面白いね。

祭の場面は良い感じでした。映画のせいか演技のせいか分からないけど長澤まさみファンから見ると松本潤がなんとも苦々しい。初めて体験する祭の踊りのあと
「2人で逃げよう」
とか言いやがる。

俺の姫に気安く触るんじゃねえ!!と勝手な焼き餅を焼いたりしまして。

まあ、姫が民衆のつらい生活を知り驚くとこがかわいいね。
祭をみても
「これほど踊り狂わねばならぬほど苦しんでおるのか?」
「すべて私のせいだ…」
って落ち込むとこが頭の良すぎる姫らしさです。


ネタバレ御免。




「姫には明日、結婚してもらう。我らの国の子を産むのだ」

時代劇の定番なのかなあ?
私の世代ならルパンのカリオストロの城を思い出すね。

難しく言えば、男女の性の不公平さを感じるってことでしょうか?

女性は社会や一族の財産として強い男に与えられ家族になることで絆を強めて、お互いに生き残っていく。あるいは乗っ取られていく。


こんなイメージを今の女性は否定するだろうが、真実の一面であると私は思う。
ちょっと脱線かな。

映画は画面が暗く、テレビの年寄りくさい時代劇とは違うと表現している。が、私は普通の暴れん坊将軍みたいな方が好きだなあ。


長澤まさみ以外には阿部寛もまあまあの仕事だが、彼の持ち味のユーモアが全くないのが残念。


三悪人の最後の軽い男が一番良い仕事してたね。

ジョージ・ルーカスが黒澤明版から取り入れたのは筋書きよりもスターウォーズの凸凹ロボットの2体のコミカルな演技だって読んだことあるけどねえ。松本潤くんはかっこいい役をやりたかったのね。


裏切り御免っていうけれど映画への期待はそれほど裏切られなかったよ(^-^)ノ~~

いま、「いま、会いに行きます」

2008-05-05 17:07:01 | 映画に行こう

4年遅れで映画「いま、会いに行きます」を観て

主役の竹内結子と中村を振り返ると、
普通の「泣ける」映画という感想だけでは語りきれない。

みなさん、とっくに観ているという前提で書くと
長いキスシーンが3回もあって、ベッドシーンもある。

映画では中村の片想いと思わせて
竹内の方も実は思いを寄せているという構成。
中村は頭の出来がちと足りなくて、フォレストガンプ風な男を演じている。
実際、歌舞伎の御曹司で竹内と結婚して
調子に乗りすぎて、結局離婚されるという実生活から見て
中村も賢いわけじゃないな。

でも、映画の撮影現場では
役の上の素朴さと実際のモテモテ遊び人の男でギャップがある
中村に惹かれてしまう催眠術のような体験を
映画監督が仕向けていたようにも思える。


竹内は
「愛ってすばらしい」
「子供が欲しい」などと思って、
共演者の中村に過剰な思い入れを抱いたという心理が想像される。


この映画の後の竹内は実に激動の私生活だが、
いまだに人気も美貌も衰えていない。


日本中の観客を魔法にかける映画は…
演技者自らが映画の魔法にかけられるという奇跡がおきた映画でした。

映画と役者という視線のあとに、


映画と私という視線で観ると、

中村の演じる司法書士事務所に務める事務員という職業が私にとって理想的に思えました。

私も素朴な人間関係の下手な男で
仕事も出来ないし、あの
「いろんなことが人並みに出来ない男」
にはすごく共感してしまいました。

実際には見た目や家柄や高校生活での様子も全く違うけど、
弱い男というのは私のことだああ、って思ってみてました。

くちゃくちゃな家の中。
うんうん、ありうる。
両親が死んでから、汚くてゴミ箱のような家に住む私の将来の様子が
想像できる。


そのとき、どんな仕事に就いているだろう??
司法書士事務所の事務員かあ。

出世とか昇給とかないし、
責任は司法書士さんも責任だから事務員は私でも務まるかも。

実際の事務員さんの様子を知らずに、この映画の一場面を観て想像しただけの
失礼な意見で実際の事務員さんの方は不快でしょうか…申し訳ありません。

映画と私の接点は
学生時代に私の隣にいた女性などではありえません。
「弱い男」が幸せになるってことが一番心にしみました。
良質のファンタジーだねえ。


次はセカチューだあ。

映画「魔法にかけられて」と私

2008-03-16 21:27:27 | 映画に行こう

映画「魔法にかけられて」と私

話題のディズニー実写映画「魔法にかけられて」を観てきました。
すごく面白かったです。
アニメをパロディーにしてるって聞いて面白そうって思ったけど、
想像以上に面白いです。
ディズニーが生きていたら、きっとこういう映画を作るはず。
王子とお姫様が現代ニューヨークに来ちゃう話。

実写のリスが話せないの。
話せない分、パントマイムをするんだけど、
それが、最高にかわいい。

ゴキブリの実写はよくないけどね。

あ、ここで断っとくけど、吹き替え版みました。
吹き替えでみるつもりはなかったけど、なりゆきで。
それもそれで楽しいよ。

歌を歌うんだけど、日本語の歌詞がまた分かりやすくていい。
音楽もヨーロッパの伝統を踏まえてるんだなあって思うね。

日本とは伝統が違う。

もちろんNYでも、お城そっくりの美術館や高級マンションなどが
あるっていう設定で、それも伝統なんだなって思う。
NYは行ったことないけど、なんか町中がディズニーランドのように
描かれてました。

歌を歌いだすと、町中のみんなが音楽を奏で、歌い、踊る。
現代でも魔法の国はあるかも、ってNYを神話化してしまう。
田舎もんです。


舞踏会も衣装も伝統っぽい。
クレジットカードが魔法みたいなのも納得。

アニメキャラにそっくりの実写俳優も実にいい。

最後のドラゴンは千と千尋を思い出すね。
竜は日本の方がいい。

若くて純粋な女の子と結婚したいなあ。

結局、おじさんの結論はソコデス。

「チーム・バチスタの栄光」と狂気

2008-02-11 00:12:25 | 映画に行こう
「チーム・バチスタの栄光」
阿部寛のコメディー演技最高。
竹内結子の診療内科医役がうまい、かわいい。

竹内がチーム一人ひとりを動物に例える部分は映画では苦労してたなあ。
役者さんのキャラと短いシーンで竹内の印象を納得させるには難しかったのでは。
竹内かわいいなあ、とは思いましたがね。
動物の絵とかノートに書いてあって、高校生みたいでほのぼの。
あんな医者いないだろうけどねえ。
あんまり鋭くないとこが竹内のいいところ。
優しい竹内の演技が光ってました。
診療内科医の普段の仕事ができなくなるほど、精神的に参ってしまった竹内も
また、かわいい。



阿部さんは面白いねえ。実在する感じがまったくしないキャラクターですが
コメディーとして安心して笑える。
ソフトボールの場面での名刺見せて強引に代打になるところも
嫌味な役人というわけじゃなくて、ある種の天才の無邪気さに思えました。


サスペンスとしてのストーリーでは、意外性がありました。
結局は「狂気」がカギなんだけど、
狂気を演じるのは不自然でしたねえ。
っていうか竹内、狂気ならあんた、専門家だろおおおおおって
後から突っ込みたくなりますねえ。

犯人の演技力も問題ありだけど、
原作としてこのオチはどうなんだろう?
意外なオチの前の事故説?の方が自然で納得できるんだけどなあ。

外科医の吉川がなかなかいい演技でした。


みなさんのレビューを見ていると、原作を読んでる人の映画評は悪いですね。
ミステリーだから犯人わかったら映画みる価値半減ですからねえ。

ぜひ、原作を読まないで、映画を見てください。


映画・陰日向に咲く

2008-02-01 20:11:56 | 映画に行こう
映画・陰日向に咲くを見ました。

宮崎あおい主演、岡田准一も出てます。
宮崎と岡田のラブストーリーが気になります。
いくつかの話が絡み合い進みます。

西田敏行は確かに良い仕事してます。

岡田准一は背が低いなあって思いました。

宮崎あおいのかわいさはこの映画最大の魅力です。

原作や監督の良さはあまり伝わりません。


人間は弱い。何もかも『こわれもの』の上に眠るか弱い存在だって感想です。



劇団ひとりは今、バラエティー番組でちやほやされているが、心にこんな闇や不安があるとは意外です。


まあ、飲み屋さんの冗談を集めて作ったような話だけどね。

宮崎あおい最高。