◆井上陽水と私◆2005年1月1日から2011年12月まで

マルチクリエイター。井上陽水と私。 独身氷河期世代。当時、ペンネームは夏風アザミルク。

弱者の詩

2007-11-30 21:59:16 | 詩人・夏風あざみ

強く生まれなかった者たちへ


強い人は弱い人を押しのけて生きる
強い人はそれを自覚していない
嘆いても始まらない
弱く生まれてもくじけずに生きるしかない
自分を守る鎧をさがし
支え合う友をさがして


弱く生まれた私に
なにかできることがあるとすれば
弱者の知恵集めだろう
自分の収入のなかで
自分を一番癒す方法を探すこと
それは旅行かも
それはネットかも
それは映画かも
それはクスリかも
それは睡眠かも
それは音楽かも
それは料理かも

弱く生まれても負けてばかりはいられない
答えはなんだ?
自分を守る術を身につけて
なんとか生きていく(ことだ)




晩秋俳句

2007-11-30 21:56:06 | Weblog

本当に寒くなりました。
近所の公園でも紅葉してます。
さて、今月の俳句を考えてみます。
ご一読ください。


嵐山 トロッコもみじかし秋の旅

楽しみは いい席予約 生きるコツ

竹箒 落ち葉集めて もみじ山

寒くても 希望持って 生きること

落葉に 終わりを見るか 永遠を見るか


最近、きれいな俳句が浮かばないなあって思います。
テクニックの問題かな。歌心の問題かも。




鳳来寺トレッキング

2007-11-25 12:09:12 | Weblog

京都旅行から帰ってきて、
翌日、別の友人と今度は、愛知県奥三河の鳳来寺山もみじまつりへドライブ。
1400段以上の石段をパスしてクルマで登ったら大渋滞。
駐車場小さすぎ。
五平餅がアツアツ、柚子の味付けで美味しかったな。
屋台の串揚げは冷え切ってました。がっくり。
奥の宮をまわる東海自然トレッキングコースを歩いてきました。
60才以上らしき、じじばばさんも平気で歩いてますが、
運動不足なうちらは歩き始めて15分でゼイゼイハアハアの、ていたらく。
それでも2時間かけて一周してきました。
肝心なもみじは駐車場のそばのもみじが一番きれいでしたねえ。

いつも運転ありがとう



京都紅葉・貴船編

2007-11-25 12:00:45 | Weblog

お次は貴船神社では縁結び祈願。
和泉式部が由来らしいです。
同じように縁結びへの祈りを込めている女性参拝者も
すぐ隣にいるのに良縁にはなかなか出会えません。

縁結びの神様に祈るじじばばには

「おいおい、こちとら切実なんだ。どいとくれ。
あんたらには縁結びは必要ねえじゃろうがあああああ」
と心の狭いことを内心、考えておりました。

縁結び祈願に紙に願い事を書いて結わいつけるのも一興。
「良縁」が「良緑」ならないよう気をつけること。
貴船神社の本職は水の神さま。
それゆえに水占い!紙を水に浮かべると字が浮き出てきました。

さっきの心の狭い独り言を神様が聞いていたのか
イマイチな結果でした。


夜はおしゃれな和風バー《玄玄》でお食事。
ホットペッパーで選びました。
和食が実にうまい。
本当に温かくて美味しい和食でした。
コースで3500円だったかな。オススメ。
風邪薬代わりにホット梅酒をいただいてきました。
お土産は京都駅で漬け物をチョイス。

大満足な2日間でした。


京都紅葉旅行鞍馬編

2007-11-25 11:58:10 | Weblog

京都旅行鞍馬編

京都鞍馬・貴船紅葉露天風呂殺人事件!
♪チャーラーラー



サスペンスにもぴったりな京都紅葉旅行。

勤労感謝の日、10時ごろ叡電ではラッシュ。
紅葉狩りへ行く人で
満員♪いつも満員♪
紅葉電車は東へ西へ♪

女子高生の生京都弁に聞き耳立ててました。

鞍馬温泉では送迎バスで1人旅美人と隣り合わせドキドキしました。
「おひとりですか?」
おお!!!旅先での出会いかああああ!!!!
露天風呂での男の妄想大会に花が咲いただけで。
何事もなく。



舞妓はん&京ぜんざい

2007-11-25 11:53:22 | Weblog

嵐山で舞妓さんを激写。着物がきれいですね。
うなじから背中の上の方にかけて、白く塗ってあるところが
なんともおしゃれだなあ。

偶然見つけた甘味処で京ぜんざいを食べました。
川くだりの寒さを癒す温かさです。おいしい。
京ぜんざいってどこが京都ふうなのかよくわかんなかったです。
餅が丸いのが、特徴なのかな。

宿は市場近くの某旅館。
埃っぽくて、二人ともくしゃみが止まりませんでした。



トロッコ列車と保津川下り

2007-11-25 11:47:59 | Weblog

午後はトロッコ列車と保津川下り。
川くだりは予定してなかったけど、
トロッコから下に流れてる川を見るとすごく魅力的な川くだりに
大興奮して急遽、亀山で船に乗り込みました。

川くだりは16キロ。2時間。長かったなあ。
船頭さんはおじさん3人。
一生懸命漕いでるんだけど、水量がすくなくて流れが遅い。
トークもいまいち冴えません。寒かった。
この川くだり、なんと400年の歴史だそうです。
京都には観光ひとつとっても長い歴史があるんだなあ。

でも、ディズニーランドのジャングルクルーズやカリブの海賊で
川くだりの醍醐味のいいところだけ味わえちゃうもんねえ。
実際の川くだりは流れの緩くてスリルの小さいし、
紅葉もイマイチ鮮やかじゃないし…。
体験してみないと分からないもんですねえ。


京都紅葉・嵯峨嵐山編

2007-11-25 11:40:05 | Weblog

京都紅葉・嵯峨嵐山編

京都嵯峨嵐山へ。
まずは天龍寺。庭がきれい。
紅葉もまずまず。外国人も多いし、さすが世界遺産。
愛の泉があったらしいけど、予備知識なしで行ったので
単なる池にしか見えてませんでした。


昼飯は嵯峨の湯豆腐。
去年は南禅寺で一番由緒あるお店で頂きました。
今年は、嵯峨豆腐。
バイトの仲居さんがかわいかったなあ。
二人で7つのお豆腐。
「一人何個なんですか?」って聞いたら3つとのこと。
あと一つはおまけなのかなあ。
3つ半食べましたよ。

そして大覚寺。こちらは襖の絵とかが印象的かな。
紅葉もぼちぼち。


赤いトラクター♪

2007-11-18 18:02:10 | Weblog
小林旭っていい声してるねえ。図書館でCD借りて熱き心にとか昔の名前ででていますとかを聞いて気に入っちゃってネット検索。すると名作「赤いトラクター」に行き着きました。CDには入ってなくて着うたフルをダウンロードしました。2回連続で聞いたらかなりテンション上がりましたああああ!!!
なんという思い切りのいい声の張り上げっぷり!感動です。私は別に農家出身じゃないよ。ただ地元は畑も多くトラクターもよく目にしました。北島三郎の北の漁場とかも好きだけど赤いトラクターのはじけ方ははるかに上です。コミックソングなんでしょうかねえ?真面目に歌ってるマイトガイに150トン!!



健康を切実に願う

2007-11-17 18:31:55 | Weblog

最近、来年度の仕事で鬱々考えておりますわ。毎日単調な仕事だし、嫌なおじさんに囲まれ息が詰まる。でも仕事時間にぼんやりほかごと考えていられて定時を待ってすぐ帰れる職場の魅力もあるし。あと1年やってみるって一度決めたのに。



健康に元気に生きたいんだ。夢は何?って聞かれたらそれかなあ。大きな目標は分かるんだけど具体的になるとわかんない。いい職場って何?恋愛って何?結婚?流されるままで何も動けず踏み出せない。

この精神的金縛りは自立出来てないってことかなあ。秋は不安定です。夏の疲れもとれないのに寒くて風邪気味になって頭もお疲れくん。


誰に会ってもイヤな事ばかり目について1人になりたがる。1人だと不安で布団依存症に。





ところで、先日、生活習慣病などは胎児のとき決まるって記事を読みました。たしか東大の教授の記事です。低出生体重児(未熟児)は腎臓や血管が生まれつき弱くてストレスにも弱い病気にかかりやすい大人になるんだって。

今さら親を責めても意味ないけど。私は2500グラム台でした。


一般的には大人になってからの生活習慣で決まるような印象ですが教授によると7割が胎児のうちに決まるそうです。残り3割をせいぜい頑張って健康に生きたいです。長生きって意味じゃなくて普段から元気でいたいって切実に思います。



普通の雑誌でも健康は関心が高いようで、さまざまな癒やし方が紹介されてます。とくにヨガやストレッチがよく目に入ります。骨盤や姿勢をなおすとダイエットできるとかね。


みんな健康になりたい思いは一緒だよね。



来週は京都旅行です。仕事をなんとかこなして木曜日にはエンジョイできる態勢にもっていきたいです。リフレッシュするための旅行に向けて体調を整えるなんて、本当にパワー不足ですね。




スギモトすき焼き

2007-11-14 22:26:24 | Weblog

中日ドラゴンズ日本一と私の誕生日ウィークを祝して親友とすき焼きを食べに行ってきました。
すき焼き外食は初挑戦です。名古屋で有名な肉の専門店です。
なんと言っても肉がおいしい。6000円の鍋でほとんどが肉の値段だろう。大きな肉でした。まさに霜降りです。英語だと、メイプルなんとかだったかな?外国人のお客様が多いって中居さんが言ってたよ。写真は食べ終わった後。
「自分のお金で食べるのが一番美味しいですね!」とベテラン中居さんのフォローがうれしかったです。
来月の忘年会の広間はもう予約で埋まってるそうです。

親友は買ったばかりのiPod touchの使いやすさを力説してました。携帯ネットよりいいのかなあ?ユーザーインターフェースはこれから大切だねえ。すき焼きからは脱線ですね。

すき焼きよりすき煮になってしまう家庭が多いって言われてああそうだ!家のはすき煮だって気づきました。割り下の量が全然違うんです。ここのはちゃんと焼いてます。
中居さんは年齢が高いけど上品なお店はそういうもんなんだろう。
すき焼きに玉ねぎが入っていたのはちょっと意外です。

来年も来たいなあ。




椿三十郎・黒澤

2007-11-11 21:03:09 | 映画に行こう
椿三十郎

主人公三船は39歳浪人の役らしい。
椿が咲いているお屋敷で
「椿三十郎、もうすぐ四十郎になります。」
浪人の悲哀がでてくるわけよ。
「本当にいい刀は鞘に入ってるものですよ」と
奥様に言われてしまうのは
三船自身もズシンと響いている。
剣の腕も合戦の頭もあるが、戦国の世ではない。
侍といってもお城勤めの平凡な生活ができなくては仕官はできない。
世の中の元軍人の不器用なサラリーマンを暗示してるってことかな。

1962年、戦争が終わって17年。
20歳で愛国に燃えていた戦士が、戦後の仕組みに入れない。

これをバブルが終わって株価低迷、低成長、高齢化社会での
フリーターを意識させるわけよ。

フリーターって悲しいもんねえ。
レジ打ちとかベルトコンベア仕事や使い捨て仕事しかもらえずに
スキルとは無縁の生活を強いられてるわけ。

正社員は安定した人生設計を立てて、結婚して、子供育てて
と、忙しくも幸せな日々を過ごしているのに、
浪人フリーターは明日は、ネット難民かって。

椿三十郎はバッサバサ人を切ってかっこいいが、
実際のフリーターは活躍の場はない。

若い9人の侍たちはお坊ちゃんよ。
フリーターになっちゃいけないって親に言われて
世の中の好景気を味方に正社員として
年上のフリーターを使いまわすわけ。


まあ、暗い話は置いといて映画自体はいいよ。
ストーリーも面白いし、コミカルなシーンがいっぱい。
用心棒の続編として軽く見られてるみたいだけど、
軽くて面白くて娯楽快作だね。
映画の若侍でキャラがあるのは田中邦衛だけだね。
三船と仲代のコンビが美味しいとこすべて押さえてるんだもん。
決闘の名シーンも、血の吹き出し方は笑える。
不謹慎な気もするがあれは笑わす演出じゃないの?
あってもなくてもいいような決闘だしね。
名シーンっていうようなもんかね?

織田裕二さんは三船さんの後だからさぞ、誇らしい気持ちで
気持ちいい映画を撮ってるだろうけど、どうだか?
ユーモアのセンスを生かした映画に仕上げてあることを期待してますよ。

映画・恋空

2007-11-10 16:07:34 | 映画に行こう
観客は女子高生だらけ。熱気あるよ。始まる前から
「ハンカチ用意~」っていう声が聞こえる。

新垣かわいいなあ。ちょっといいとこのお嬢さん。それが携帯をきっかけに金髪野郎のモノになる。金髪野郎のせいで人生台無しだよ。金髪野郎は女の扱いうまい。けど元カノがひどい。それも金髪野郎のせいで言いがかりつけられてたわけだから。憎々しい野郎だ。
ああ、あんな金髪野郎に生まれて新垣を抱きしめたかった。



最後は予想通りで良かった。ちょっと泣けるね。金髪野郎に同情するわけじゃなく新垣のかわいさに泣けてくるわけさ。


ナレーションの新垣の声は映画NANAを思い出したよ。よく似てるわなあ。

終わってから
「ミカンキャラメルんとこ、もう少し長くして欲しかったねえ」
って声が耳に入る。
あれ?小説ではちゃんと意味があるの?普通に観ると金髪野郎がダジャレ馬鹿にしか見えないけど。

女子高生ってこんなにバカ純真なのかなあ。過ぎた青春を思い出しても女子高生と話した記憶がないやワシ。映画みたいな青春したかったなあ。


ミッション インポッシブル 1996 いまさらネタバレ

2007-11-04 19:45:11 | 映画に行こう
ミッション インポッシブル 1996

トム クルーズ主演の痛快スパイアクション映画。

テレビで以前見て、よくわかんなかったので、
久しぶりにDVDで見てみた。

結局、リプレイでようやくすこし分かる。
そしてネットでネタバレ検索をしてようやく分かった。

例のあやしいおっさんとトムが再会して真相を話すシーン。
言ってることと、映像が違う。
これが味噌。

いやあ、あれっ??とは思ったけど、
スルーしてたよ。
そうか、そういうことかああ。
ヒロインがトムを誘うシーンの続きを想像して
イヒヒッヒとニヤけているうちに肝心なストーリーを
取り逃がすとこだった。

音楽最高。
ネットや聖書は暗号の基本ですよね。
この11年でネットも身近になりましたね。

ネタバレの検索すると、すごい。
本当に丁寧に書かれていて
私のような鈍い観客には助かります。


文化の日・名作「東京物語」

2007-11-03 21:43:11 | 映画に行こう
1953年の今日は東京物語公開日。

名作らしい。ってことで観てみたら、
意外と退屈な展開で。
中盤で一旦DVDをとめてネット検索したら、
笠なんとかって俳優は48歳で72歳のおじいさん役を演じているのだとか。
これは信じられない!!
おじいさんの演技がうますぎ。
原なんとかていう女優さんは戦前には軍人の妻を演じていたそうな。
この映画では美人で優しい未亡人。いい役です。

終盤、ようやくいい話になってきてGOOD。
ちょっと悲しいけど、いいお話でした。

市役所勤めだったおじいさん。開業医の長男。人気美容師の長女。
って、お金持ちの日本を切り取ってるんだろう。

美容師のおばさん。なかなか現代的でドライで好きだな。
原節子の古風な優しさもいいけど、
合理的で活発なのも悪くない。
東京で暮らしていたら、あのぐらい強くならなきゃね。

国際的に有名なのは、昔の日本がうまく表現されているからかなあ。


心情としては、大人になるってこんなことなのかな。

私の両親は、割とお坊ちゃん、お嬢さん育ちなので
ちょっと共感しました。
両親が祖父、祖母の晩年から危篤、葬式の時に味わった寂しさを
想像できました。

「親孝行 したいときには 親はなし
されとて墓に布団は着せられず」

これは世界中に共通するメッセージだからね。

小津監督の集大成。って声があるから
きっと後期の作品なんじゃないかな。
もっと若々しく、出世作みたいな作品も見たいな。