チャンピオンズリーグのグループＣ最終節、ガラタサライがホームにリバプールを迎えた試合が５日に行われた。ガラタサライは先制点を奪われたが、逆転に成功し３－２で勝利した。稲本はボランチとしてフル出場した。
前節にガラタサライはグループ最下位が確定、リバプールはグループリーグ突破を決めており、消化試合となったこの試合。両チーム共にメンバーを落として臨んだが、ガラタサライのゲレツ監督は前日会見で「クラブの経済危機のため、またトルコのＵＥＦＡポイントのために勝ちにいく」と語り、勝利へのこだわりを見せていた。
試合開始序盤は、様子をうかがうような静かな展開となった。お互いペースを握れず、チャンスを作り出すことができなかった。だが、試合は急激に動き出した。前半２２分にリバプールが先制。左サイドからのクロスにＦＷファウラーが押し込んでゴールを奪った。２分後の２４分には、ガラタサライが同点に追いつく。リバプールＭＦシャビ・アロンソが放ったパスがパスミスとなり、このボールをガラタサライＦＷネジャティが拾い、シュートを放って１－１とした。同点ゴールで勢いに乗ったガラタサライは中盤でペースを握り、チャンスを作り出し始めた。そして２８分には逆転に成功。ＣＫから、相手のクリアボールをＭＦオカンがダイレクトでシュートを放ち２－１とした。その後も主導権を握ったガラタサライだったが、追加点は奪えず２－１で前半を終えた。
後半に入ってもガラタサライペースは続いた。後半９分にはＦＫからのボールをＦＷユミトが頭で合わせたシュートは惜しくもポストに当たった。だが、徐々にガラタサライはペースを失い、一進一退の攻防が続く。３４分にガラタサライが、４５分にリバプールが得点を奪い、３－２でガラタサライが勝利した。
稲本はボランチとして、３日にフル出場したリーグのフェネルバフチェ戦に続き、中１日で再びフル出場。特に前半はゲレツ監督が稲本に望む「プレーの組み立て役」として、長短のパスを織り交ぜ攻撃で存在感を見せた。ただ、後半に入り徐々に疲れが見え始め、ミスも目立った。２失点目は稲本がボールを失い、そこから攻撃を展開されての失点だった。稲本も試合後に「しっかりとキープしておけば、防げた失点」と語り、反省点として挙げた。だが、試合後の会見でゲレツ監督は「稲本のパフォーマンスには満足だ。週を追うごとにパフォーマンスは良くなっている。試合のＭＶＰとして稲本が選ばれなかったことに驚かされた」と、中一日の試合日程にもかかわらず、精力的なプレーを称賛し、チームの勝利に貢献したことを語った。
消化試合であったが、しっかりと勝たなければいけない試合で勝利したガラタサライ。フェネルバフチェとのダービーで敗戦した後だけに、ここでの勝利は大きな意味を持つ。ゲレツ監督は「フェネルバフチェ戦で敗戦した後、チームは早く自分たちを取り戻すことができた」と語り、この勝利が良いモチベーションとなったことを強調した。
また、稲本も「２日前に負けたことで今日は勝つことが大事だったし、（この勝利は）チームにとって自信になった」と語り、「もう１回この経験をするために、リーグ戦でＣＬ出場権を得るよう頑張りたい」と語り、再びＣＬの舞台に戻ってくることを誓った。
[スポナビ]
前節にガラタサライはグループ最下位が確定、リバプールはグループリーグ突破を決めており、消化試合となったこの試合。両チーム共にメンバーを落として臨んだが、ガラタサライのゲレツ監督は前日会見で「クラブの経済危機のため、またトルコのＵＥＦＡポイントのために勝ちにいく」と語り、勝利へのこだわりを見せていた。
試合開始序盤は、様子をうかがうような静かな展開となった。お互いペースを握れず、チャンスを作り出すことができなかった。だが、試合は急激に動き出した。前半２２分にリバプールが先制。左サイドからのクロスにＦＷファウラーが押し込んでゴールを奪った。２分後の２４分には、ガラタサライが同点に追いつく。リバプールＭＦシャビ・アロンソが放ったパスがパスミスとなり、このボールをガラタサライＦＷネジャティが拾い、シュートを放って１－１とした。同点ゴールで勢いに乗ったガラタサライは中盤でペースを握り、チャンスを作り出し始めた。そして２８分には逆転に成功。ＣＫから、相手のクリアボールをＭＦオカンがダイレクトでシュートを放ち２－１とした。その後も主導権を握ったガラタサライだったが、追加点は奪えず２－１で前半を終えた。
後半に入ってもガラタサライペースは続いた。後半９分にはＦＫからのボールをＦＷユミトが頭で合わせたシュートは惜しくもポストに当たった。だが、徐々にガラタサライはペースを失い、一進一退の攻防が続く。３４分にガラタサライが、４５分にリバプールが得点を奪い、３－２でガラタサライが勝利した。
稲本はボランチとして、３日にフル出場したリーグのフェネルバフチェ戦に続き、中１日で再びフル出場。特に前半はゲレツ監督が稲本に望む「プレーの組み立て役」として、長短のパスを織り交ぜ攻撃で存在感を見せた。ただ、後半に入り徐々に疲れが見え始め、ミスも目立った。２失点目は稲本がボールを失い、そこから攻撃を展開されての失点だった。稲本も試合後に「しっかりとキープしておけば、防げた失点」と語り、反省点として挙げた。だが、試合後の会見でゲレツ監督は「稲本のパフォーマンスには満足だ。週を追うごとにパフォーマンスは良くなっている。試合のＭＶＰとして稲本が選ばれなかったことに驚かされた」と、中一日の試合日程にもかかわらず、精力的なプレーを称賛し、チームの勝利に貢献したことを語った。
消化試合であったが、しっかりと勝たなければいけない試合で勝利したガラタサライ。フェネルバフチェとのダービーで敗戦した後だけに、ここでの勝利は大きな意味を持つ。ゲレツ監督は「フェネルバフチェ戦で敗戦した後、チームは早く自分たちを取り戻すことができた」と語り、この勝利が良いモチベーションとなったことを強調した。
また、稲本も「２日前に負けたことで今日は勝つことが大事だったし、（この勝利は）チームにとって自信になった」と語り、「もう１回この経験をするために、リーグ戦でＣＬ出場権を得るよう頑張りたい」と語り、再びＣＬの舞台に戻ってくることを誓った。
[スポナビ]
