宮本がザルツブルクへ移籍

サッカーのＪリーグ１部（Ｊ１）のガンバ大阪は２０日、元日本代表主将のＤＦ宮本恒靖（２９）が、オーストリア１部リーグのザルツブルクに移籍することで基本合意したと発表した。
宮本選手をめぐっては一時期、イングランド・プレミアシップのウェストハム・ユナイテッドや、オランダのフィテッセも獲得を検討していたとされる。
２００２年と２００６年のワールドカップ（Ｗ杯）に２大会連続で出場した同選手だが、日本代表がオシム新監督体制に移ってからは、一度も代表チームに召集されていなかった。
[ロイター]

宮本はかねてから海外移籍を希望しており、０１年には英プレミアリーグのウェストハム、昨夏には伊セリエＡのトレビゾからオファーがあったものの契約には至らなかった。昨季のリーグ優勝、今年６月のワールドカップ（Ｗ杯）出場もあり、海外挑戦への好タイミングだった。
ザルツブルクは現在オーストリア１部で首位の強豪で、清涼飲料会社「レッドブル」がスポンサーとなり豊富な資金力を誇る。０２年日韓Ｗ杯でイタリア代表を率いたトラッパトーニが監督を務め、元ドイツ代表ＤＦのマテウスがサポートしている。元ドイツ代表のＤＦリンケやＦＷツィックラー、クロアチア代表のＭＦニコ・コバチらがそろう。現在リーグは中断期間中で、再開は２月末。
宮本は９５年にガ大阪ユースからガ大阪入り。Ｊ１通算２９５試合に出場し７得点。日本代表としては０２年、０６年のＷ杯に出場した。（記事抜粋）
[毎日新聞]