稲本、フル出場も敗れる

＜トルコリーグ：フェネルバチェ２－１ガラタサライ＞◇３日◇トルコ・イスタンブール
ガラタサライＭＦ稲本潤一（２７）が、前日本代表ジーコ監督との「師弟対決」に敗れた。稲本はフェネルバチェとの「イスタンブールダービー」に守備的ＭＦとして公式戦５戦連続で先発。ドリブルで右サイドを突破するなど積極的に動き、４戦連続フル出場したが１－２で敗れた。首位攻防戦に屈し、首位フェネルバチェとの勝ち点差は７に開いた。
[ニッカン]

トルコリーグで３日、ジーコ監督率いる首位フェネルバフチェとＭＦ稲本の２位ガラタサライが対戦。２―１で勝ったフェネルバフチェが勝ち点差を７へ広げた。首位攻防戦として注目されたイスタンブール・ダービーはフェネルバフチェが前半２得点。ガラタサライの反撃を後半の１点に封じ、ホームで７年連続勝利を挙げた。稲本は守備的ＭＦとしてフル出場。右サイドをドリブル突破する場面もあったが、得点には絡まず「勝つためだけに戦う」と話していたジーコ監督が貴重な白星で首位固めに入った。
[スポニチ]

トルコリーグ・ガラタサライのＭＦ稲本は、３日のフェネルバチェ戦（アウエー）に先発フル出場した。日本代表前監督のジーコ氏率いる相手との“イスタンブール・ダービー”にボランチとして登場すると、ドリブルで右サイドを突破し、マッチアップした元ブラジル代表ＭＦアレックスを負傷退場させる激しいタックルも。しかし、得点には絡めず１－２で敗れた。ジーコ監督は「ダービーでの勝利によって、サポーターが幸せを家に持ち帰れる。監督として素晴らしいことだ」と誇らしげ。かつての“弟子”からの勝利に胸を張った。
[サンスポ]