そういうものに私はなりたい

ロハスな日常と非日常な旅を綴るブログ。

2012年夏の北海道ツーリング(7日目)

2012年08月16日 20時58分34秒 | Weblog
 テント泊の朝は、早起き。そそくさと片づけをはじめる。

 隣のテントのベテラン親父と同じくらいに起きたが、その親父のテントは、
テーブルとか、椅子とか、テレビとか、キャンプのフルセットではないかという
くらい道具を並べているので、片づけるのに時間がかかるようだ。

 お先に失礼します。隣の親父に気持ちよくあいさつして出発した。
今日も、盛りだくさんの予定がある。



 まずは、森駅へ。ここは、いかめしの駅弁が有名だが、まだ朝早すぎて
いかめしは、売っていなかった。いかめしを朝飯にしようと思っていたのに残念。

 駅の看板にSLが走っているようなことが書いてある。
時間があえば、ついでに撮っておこうかな。
 


 南下して大沼公園へ。本当はバイク立ち入り禁止の場所だが、朝早くて誰もいないので、
撮影ポイントに乗り込んでフォルツァの記念撮影。良い子はまねをしないように。



 大沼駅へ。北海道では、鉄道の駅とか、道の駅が立派な観光スポットである。



 五稜郭駅へ。SLの時間を確認したら、まもなく来るとのこと。
急いで入場券を買って、撮影体勢に入る。



 函館方面から待望のSLが来る。



 函館大沼号というヘッドマーク。
SL撮影は、今回は予定していなかったので、偶然とはいえ撮れてラッキー。



 煙をはく音がいいんだよね。



 五稜郭から函館市街に向かう旧道の雰囲気が良かった。
朝飯を食べてないので、腹が減ってきた。
 
 函館市内のベイエリアに向かう。



 ハセガワストアーとラッキーピエロの店舗が並んでいる悩ましいスポットが
あるのだが、まだラッキーピエロは開店してない。この日は、やきとり弁当に決定。



 と思いきや、外に出たら、ラッキーピエロも開店していたので、
チャイニーズチキンバーガーとコーヒーをいただく。



 ちょっと、食べすぎだったが、朝飯と昼飯の分と考えればいい。



 松前城に向かう途中に見かけた船の模型。ここで沈んだ船らしい。



 大横綱千代の富士の出身地にある道の駅。
有名人ののぼりがたくさんあった。「イチロー」という文字もあり。



 白神岬。最北端の宗谷岬ほど有名でないが、北海道最南端の岬で、対岸の青森がうっすらと見える。これで、北海道の最北端と最南端を制覇したことになる。



 松前城を見学。コンクリート造りのお城で、桜の季節でないと、
ちょっと物足りないかな。



 アジサイが見ごろ。関東と比べるとかなり遅い。



 江差で有名な開陽丸の復元を見学。
江戸時代末期の大型戦艦で、函館戦争の時に榎本が艦長だった。
でも、さしたる活躍はないまま座礁したらしい。



 榎本艦長人形の後ろに立っているのは、もしや、あの人か。



 そう。土方歳三でした。
京都の新撰組から流れ流れ、こんなところにまで来て戦っていたなんて。

 異論もあるだろうが、信念を貫き通した生き方は、文句なくすごい。
 


 日本海ソーランラインを北上する。ソーランラインは、淋しい漁村が
続くが、道はそれほど悪くない。

 泊という集落に近づくと、淋しい漁村に似合わない、新築の家が立ち並ぶ。
そのうち、泊原発の文字が。
 そういうわけで、家が新しいし、道がいいわけね。

 海岸沿いには、奇岩奇石が多いので、岩にいろんな名前がつけられている。
この岩は、「親子熊」。たしかにそう見える。お見事。



 当初は、神威岬で夕陽を見る予定だったが、まだ150km以上先だ。
順調にいけば、夕陽を見れるかもしれないが、キャンプ場を探したりするのに
時間もかかるし、暗闇でテントをつくるのも嫌だ。

 ということで、神威岬で夕陽を見るという案はあきらめ、通りかかった砂の海岸に
いくつかテントをみつけたので、仲間入りをさせてもらうことにした。

 初の海辺キャンプである。



 セイコーマートで買いだしをして、豚肉とブロッコリーを煮て、ビールの
つまみにする。
 シンプルな料理だが、こんな海辺でこんな夕陽をながめながらだから、
最高にうまい。



 なにもかも忘れて、夕陽が沈むショーを見る。
これって、すごい贅沢な時間だ。

 北海道ツーリング最後にやっと、満足いく夕陽を見ることができた。



 途中で買った黒大豆カレーで夕食。早めにテントに入った。