そういうものに私はなりたい

ロハスな日常と非日常な旅を綴るブログ。

2012年夏の北海道ツーリング(4日目)

2012年08月09日 20時05分02秒 | Weblog
 天塩町鏡沼海浜公園キャンプ場の朝。

 静かな芝生のサイトで、さびしくない程度に他のキャンパーもいて、
海も近く、設備も整い、虫も出なかったので、なかなか印象が良かった。

隣接している「てしお温泉 夕映」という日帰り温泉も良かった。
黒い温泉が珍しい。北海道の温泉は奥が深いな。



 今日は、長距離の走行を予定しているので、朝飯は、ご飯を焚いて
地元産の牛肉が入ったカレーをかけて食べる。



 昨日に続いてオロロンロードを北上する。大きな風車が、点在する。近くに来ると
さらに、その大きさに驚く。



 サロベツ原野周辺のなんにもない道。このなんにもない感じがいいんだよね。



 サロベツ原野を見渡せる展望台に上る。
 原野は、ずっと原野というわけではなく、端の方は、農地に開拓されたり、牧場に
なってきているようだ。



 展望台から見える沼。 



 木道が整備されていたので、沼まで歩いてみた。



 よくある湿原とは、違ってどこか淋しい風景。花でも咲けば華やかになるかな



 パンケ沼と言う大きな沼がある。写真ではわかりずらいが、水の色が
赤い。こんな池にも魚はいるらしく、漁師が船を出していた。
 どんな魚がとれるのだろうか。



 パンケ沼の周辺は風が強かった。この辺境の地感がいい。



 再びオロロンロードに戻り、北上する。



 こうほねの家という休憩施設で休憩。
おじさんライダーにいいバイク乗ってるねと褒められた。



 抜海というところの漁港。冬はアザラシのたまり場になるらしい。



ルアーを準備して、1時間くらい、釣りをしてみた。
 まったく反応なし。



 さらに北上し、ノシャップ岬へ向かう。ライダーに有名な「樺太」という店で
ウニ丼を食べる。



 うにの周りにイクラがいっぱい。当然ながら、まいうー。



 記念に樺太の壁に足跡を残してきた。



 おや、アザラシがいた。



 ノシャップ寒流水族館でした。



ここの水族館は、冷たい水に住む魚が充実している。



  そういえば、暖かいところに住む熱帯魚は、どこの水族館にもいるが、
こういう冷たい海の魚は珍しいかもしれない。




カレイや、オオカミウオが回遊する大きな水槽。



伝説と言われているイトウもいました。1mくらい、でかい。




 ノシャップ岬の先端。樺太は見えなかった。



 稚内の北防波堤ドーム。ツーリングライダーに有名なスポットで、
雨が降ると、ここにテントを張るらしい。

 このときは、誰もいなかった。



 ついにきた。日本の最北端、宗谷岬へ。
シンプルなモニュメントがあるだけだが、妙に感慨深くて、
北の端まで来たという達成感がスゴイ。

 飛行機とバスで来たとしたら、これだけの感動はないだろうな。



 最北端のガソリンスタンド。給油をしたら、貝で手作りした記念品をもらった。

 天気は、雨になってきたが、予定通り進むしかない。
オホーツク方面へ進む。

 真夏のはずなのに、冷たい雨が降る。もちろんグリップヒーターの
スイッチはオンである。

 なにもない景色が続く。ほんとに何もない。
コンビニがあったら、休憩して缶コーヒーでも飲みたい。

 でも、コンビニどころか、自動販売機もない。

道と海と雨だけだ。

 ようやく、猿払の道の駅に来て、休憩できた。
店があり、自販機があるだけでも、ありがたい。

 今更ながら、普段の日常は、限りなく便利だったんだ。



 クッチャロ湖から、日本海側に向かう。

 

 豊富温泉のふれあいセンターで入浴。
ここの温泉は、茶色で、石油のにおいのする温泉だった。
 こんななにげない施設の温泉が、こんなにすごいとは。



 再び天塩のキャンプ場に戻り、夕食は、トウモロコシをゆでてみた。
塩をかけて、食べる。

 今回は、荷物の軽量化のため、フライパンは持ってこなかったので、
焼く調理はできない。でも、焼くとフライパンを洗ったり、油の片付けとか、
面倒で時間がかかるので、かえって良かったかな。



 豊富温泉のふれあいセンターで買った大きなソーセージと、ジャガイモを
煮てみた。

 もちろん、ビールも飲む。

こりゃ、最高だな。