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ザリガニとサンショウウオの池を目指して【国上山下見日記】

2009-09-29 08:15:28 | イベント情報
地上からの高さ35mの千眼堂吊り橋を渡ると、
木々の梢がはるか足の下に見えます。

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9月の連休最終日にいもほり遠足で行く
「国上山」(くがみやま)の下見をしてきました。

どんな「見どころ」があるかお知らせします。


この日は残念ながら朝からあいにくの雨。
しかし、雨の国上山も結構趣(おもむき)があるんですよ。

「趣」って小学生にわかるでしょうか。
ちょっとむずかしいかな。

「いいふんいき」って言い換えてもいいかもです。
「いい感じ」でもいいです。



さて、麓から車でおよそ5分。朝日山展望台に到着。
売店を横目に見て、ビジターサービスセンターの駐車場
から歩きます。



しっとりと雨に濡れた坂道を踏みしめて歩いて行くと、
「心臓破りの坂」と地元の人に呼ばれる坂が見えて
来ます。



国上寺(こくじょうじ)本堂に通じる道は手前の
「心臓破りの坂」と、ほんの少し先から上がる
「石段」の二通りがあります。

どちらを通るかはお好みで。



当日はどちらから上りましょうか。
同じ境内に出るんですけどね。

ちなみに、今は「国上寺開山千三百年記念
秘仏・秘宝展」を開催しています。



開山千三百年って、すごい昔ですね。
想像できないくらいです。

現在のご本堂はさすがに千三百年も前のものでは
ありませんが、築三百年程の歴史ある建物だそうです。


この境内にはいろいろなものがありますが、小学生の
皆さんが一番気になりそうなものは、この池です。



池の水の中には、大小様々のザリガニがぱっと見ただけでも
二十匹くらいは見えます。うひゃぁ。どうしよう。

また、一見するとオタマジャクシかと思う生き物が見えますが、
これは「サンショウウオ」だそうです。

ちなみに、つかまえてはいけないそうです。
水槽・虫かごなどと網は持ってこないように。


さて、このほかには酒呑童子の「鏡井戸」を見学。

お昼は、朝日山展望台でおにぎりとおいしい良寛汁を
いただきます。


午後になると千眼堂吊り橋からスタート。



この橋を渡っていきますよ。

高さ35m。長さ124m。
この辺ではちょっと体験できないスリルです。

毎年成人式の日になると橋の真ん中から
バンジージャンプを





しません。ウソです。


さて、橋を渡りきると五合庵。



良寛様が修行のために住んでいたという小さな
建物があります。

車もない時代に良寛様は毎日この五合庵と麓の村と
行き来して、托鉢修行をしたりしていたそうです。

いったいどんな生活だったんでしょうね。

みんなで考えてきます。



五合庵から少し下に歩くと、またお寺が見えてきます。



しめった丸い石畳を渡っていくと道路に出ます。
そこから道路を下って集落に入りかける手前を
左に曲がり、山道に入ります。



いきなり深い山のような光景に包まれます。

すぐ下を流れる小川は、先ほど渡ってきた
「千眼堂吊り橋」の下を流れていた川だそうです。

苔むす山道を歩き、大きな蜘蛛の巣をくぐり、
橋を渡り、ほんのひとときの山歩き気分を味わうと、
数分で「乙子神社」に到着します。

ここには良寛さんが年老いてから五合庵まで上るのが
しんどくなって、晩年を過ごしたという小屋があります。

乙子神社の駐車場から再び車に乗り、ここからは
「道の駅 久賀美」に移動。「手まりの湯」のすぐ下に
ある道の駅で足湯に入ったり、大きな遊具で遊びます。



山歩きの疲れも吹き飛ぶことでしょう。

そして、帰ってきたら、おいしいおいものお土産を
もって家に帰ります!!

どうぞお楽しみに。体調崩さないようにしましょう!

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Challenge!! IKUEI!!
 by 川上