長岡育英センター・ブログ

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サマーコンサート応援御礼!!~音楽ってなに!?~

2009-07-11 23:30:47 | きょうの育英
昨日10日の音楽教室サマーコンサートには、
週末で、しかも夕方という、とても忙しい時間にも
かかわらず、保護者の皆様からお集まりいただき、
子ども達へ熱い熱い応援をいただきました。

子ども達、そしてわたしたちセンタースタッフも、
それに応えるべく、元気に歌い、また楽しく
演奏することができました。

音楽教室の子ども達、ならびにセンタースタッフ一同、
心より御礼申し上げます。

ありがとうございました。


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「音楽ってなんだろうなぁ」

子ども達と歌っていたり、合奏したりしていると、
音楽をやっていると、ふと思うことがあります。


歌を歌うこと、楽器を演奏すること、大勢でひとつの
曲を合奏すること、これって一体なんなんだろう、って。



誰かのためにやっているのかなぁ?

…そう言われると、100%そうとは言い難い。



じゃぁ、自分のためだけにやっているのかなぁ?

…これも違っている気がします。


誰かのためでもなくて、自分のためだけでもなくて、
じゃぁ、なんだろう。



答えは、共に楽しむというところじゃないのかなって。
そう思うのです。



音楽って、歌なり楽器なりで出てくる音、リズム、メロディ、
詩、さらにはそれら物質的なものに由来しつつも、
心情・情感に訴える力を持っているんですよね。



・なんだか気分がいいから手を叩いた。

・嬉しいから鼻歌を歌った。

・気持ちがいいから体を揺らせた。

・怒りが満ちてきたから足を踏み鳴らした。

・哀しいから涙が出て、言葉にして詩に書いた。


そんな誰かの「気持ち」によって発せられた
音やリズムやメロディや詩が、音楽によって、
誰かの耳や目や体を通して他の人に入り、
その人にも楽しい気持ちや嬉しい気持ちや
哀しい気持ちといった感情を伝えられる。

そんなある種の人の心と心を繋ぐ、文字通り
「媒体=媒介するもの」という意味での
「メディア」のようなものなんじゃないかと思うのです。

つまり、
音楽=人と人との心を繋ぐ間にあるもの=メディアだからこそ、
音楽を通して、演奏する者、歌う者の喜びや・哀しみ・嬉しさ、
時には怒りや苛立ちなども聴く者に伝わるのです。

また逆に聴く者の期待やドキドキ、ワクワク感などの
いろいろな感情が伝わるからこそ音楽を演奏し、歌う側の者も、
頑張れるのです。

一人の時よりも自分たちだけの練習の時よりも、
ずっとずっと楽しい良い演奏・歌を出来るのだと思うのです。


そんな、一体感、共感を感じたいがために、共に楽しみ、
共に哀しみ、共に怒り、共に喜び、共に感動し…といった
「共に」の感覚を味わいたいために、わたしたちは音楽を
演奏したいと思い、歌いたいと思い、また音楽を聞きたいと思い、
感じたいと思うのではないでしょうか。



こんな感動できる体験って、本当に素晴らしいですよね。


ぼくが小学生の頃に、そんなに音楽で熱くなれる、
嬉しくなれる体験が、果たしてあっただろうかって、
音楽教室の子ども達を羨ましく思うことがあります。



あ、いや、そこまで、いろいろ考えなくても、
今はただ、楽しいから音楽する、それで十分だと思います。

これからも楽しい音楽を真剣に作っていきます。
応援をよろしくお願いします。


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Challenge!! IKUEI!!
 by 川上