長岡育英センター・ブログ

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バスに乗ってアートと人と出会う旅

2006-12-04 00:29:12 | きょうの育英
土曜日のディズニーアート展へは、こんな風に
行ってきました。

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「行ってきます!」

出発は午前9時45分過ぎ。
天候が心配されましたが、小雨がぱらつく中、
最寄りの「くるりん」のバス停を目指します。

雨はほとんど気にならないので、傘をさして
いる人はいません。

まっすぐ歩くことおよそ15分。
意外にも早く「大島小学校前」に到着。



「なんだ、15分で着くんじゃん。」

健脚ですから、大島小の皆さんは歩いて学校から
センターまで毎日帰って来れるじゃんかと思ってみますが、
センターは学区外だからだめなんですなぁ。

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と、程なく到着したバスに乗り込みます。

バスの乗車のマナーやルールは、毎日学校へ
バスで通学しているYさんが教えてくれました。

「整理券を取るんだよ」
「静かにするんだよ」など。

えらいですね。公共の場でのマナーはなかなか
学校などでは学べないので、実に貴重なチャンス。





緊張した面持ちのみんなを乗せて、バスは走ります。


が、走り出すとあっという間にジャスコの前を通り、
およそ5~6分でしょうか、日赤病院のバス停に
滑り込みます。

「美術館はこちらでお降り下さい」というので
そこで降りても良かったのですが、せっかくだから
次の「ハイブ長岡前」で降りようということで、
5分間の停車時間を車内で待ちます。

で、他のお客さんもいなくなったので記念撮影。



と、写真を撮っているとなんと運転手さんが
やってきて「写真撮りましょうか」と言ってくれたのです。

智江子先生のカメラで撮ってもらったので、
せっかくのチャンス。みんなで運転手さんを囲み
記念写真を撮りました。



走行中ではありません。
5分間の停車時間中ですので。
念のため。

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そうして、バスが発車の時が来ます。

「次はハイブ長岡」
「ピンポーン」ボタンを押して、下車します。

と、なんと、ハイブと千秋が原公園の間の
道を進み美術館の手前まで進むのかと思いきや、

「外回り」の「くるりん」は、日赤を出ると、
美術館に向かう交差点を左折するではありませんか。

そうだったのです。
美術館の前を通るとバスは長岡大橋を渡ることが
できない反対向きの左折車線にしか入れないのです。
だから、「外回り」と「内回り」のコースは少しだけ
違っているのですね。

げげー。どこへ行くのか!と思ったら、すぐに
バスは停まりました。

そこが「ハイブ長岡前」バス停でした。

確かに、そうです。前といえば前。
ちなみに、日赤病院でバスが5分間停車していた
ところからはわずか200mくらいの距離です。

地図はこちら

知らないとはいえ、なんだったのかあの5分間。

まぁ、写真が撮れたから良かったねってことで。

バス代は、それぞれ家庭から往復分の160円を
持ってきてもらいました。

片道分の80円をこれまた緊張しつつ、整理券と
一緒に料金箱の中に入れて「ありがとうございました」の
挨拶をしてバスを降りたのでした。

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そうしてお休みだけど、現地で一緒に見学しようと
来ていた由香莉先生とも無事合流。

前回の写真となったわけです。

美術館に入る前に、入り口前で約束の確認です。
静かに絵や作品を鑑賞する場所ですから、
大きな声を出さない、走らない、騒がない等。
作品には触らない。



おいおい、早速触っていますけど!

この入り口の銅像。知る人ぞ知るものです。

母親が男の子を抱っこしているのですが、
男の子の大切なところ、どことは申しません。
みなさんが気になるのか、また丁度届くところに
あるからなのか、多くの来館者の皆さんに触られて、
そこだけ色が違ってます。光っています。

御利益など無いでしょうが。あるのかなぁ。
都市伝説になってたりして。

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ディズニーアート展は内容は前回書いた通りですが、
とても充実したいいものでした。

大人にはぜひお勧めですが、子ども達も多くの刺激を
受けてきたようです。


あの素晴らしい動きをするディズニーのアニメが
やっぱり元は鉛筆で紙に描いたものからスタートして
いるなんて、信じられないですよね。
川上でも。いや、そりゃそうなんでしょうけどね。
下書きがなければできないし。

でも、どうしたらあの躍動感ある映像が生まれるのかは、
不思議ですよね。ディズニーマジックだと言えば
それまでですが。



「眠れる森の美女(Sleeping Beauty)」は行く前に
見ていった方がより楽しめます。

膨大な作品・資料などが展示されていますが、
今回展示されているもののおよそ3分の1か4分の1
くらいが、この「眠れる森の美女(Sleeping Beauty)」の
資料です。

わたしは見たことがなかったのですが、ぜひ見てみたいと
思いました。見てから行ったら、まただいぶ作品の
楽しみ方が違ったんだろうと思います。

予習は何事も大事ですね。

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出口ではミッキーの絵を描いてみようというコーナーと、
ペーパークラフトのコーナーがあります。

ミッキーを描いてみようコーナーは、ディスプレイに
描き方が順々に表示されるので、それを見ながら
真似していくと、アレレ不思議、簡単にミッキーが
描けるようになります。

ご覧の通り、川上もこんな風に描けましたよ。



またこれで一つレパートリーが増えました。
嬉しい。素直に。

このコーナーにいた係のおじさんが、誉め上手で
「じょうずですよ!」とみんなに言ってくれて、
とっても気持ちよく描けました。

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2種類あるペーパークラフトは、片方はオーロラ姫の冠。
もう一方はミッキーの魔法使いの帽子。

帽子の方は子ども達が優先だそうです。
大人にはくれません。
大人の方が入場料払っているのに、なんで?と思いますが、
それもディズニーマジックでしょうか。

参考までに、ペーパークラフトは、その場で作って
完成させるのが「原則」だそうです。

係の人が頑なに言いました。
「途中のものは持ち帰れません。」

ディズニーサイドの申し入れなんだそうです。

しかし、実際子ども達が作業するには、帽子は時間が
かかりすぎます。子どもの手で作ってなんて言ったら、
いつまでたっても帰れないです。

正直、対象年齢をはっきりと高めに表示、あるいは
お知らせしてほしいくらいです。

子ども達の手で15分、いや30分、小一時間はかかります。

大人が作ることが前提になっているんでしょうか。
まぁ、10人も子どもが行くことも無いんでしょうかね。

ご家族で行かれる場合は、どうぞ保護者の方も一緒に
頭をひねっていただきたいと思います。


いろいろ書きましたが、子ども達はそれなりに、いや相当
楽しかったようですよ。このペーパークラフト。

ぜひ挑戦してみてください。

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そうして、わたし達もペーパークラフトをしていたら
時間が無くなり、帰りは美術館前のバス停まで全速力で走り、
そんな時に限って時間きっちりに来たバスに、
はぁはぁ息を切らしながら無事全員飛び乗ったのでした。


帰りのバスでは、日赤病院から乗ってきたお姉さん2人組が
男の子に話しかけて来てくれて、楽しそうにおしゃべりをして
くれました。

小学校前のバス停で下車するまで、よその人(お姉さん達)と
センターの子ども達が楽しそうに話す様子を端で見ていて、
智江子先生と川上、顔を見合わせクスクス(苦)笑していました。

否、ほほえんでいました。


「むむむ。君たち、男の子なんだねぇ。」


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あったかい出会いもあったり、芸術的なアニメの作品との
触れ合いもあったり、すごく昔のモノクロで、動くミッキーに
会ったり、楽しい旅でした。

また機会があったらぜひバスで出かけるミニミニ遠足を
したいです。今回参加できなかった人も、おひまなら
参加してみてくださいね。


保護者の皆様、

突然のお知らせでしたが、バス代をご用意いただき、
ご協力ありがとうございました。

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Change!! IKUEI!!
 by 川上