長岡育英センター・ブログ

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迷っちゃうんだよなぁ

2006-02-09 08:25:04 | きょうの育英
水族館で見てきたこと、調べてきたことを
新聞にまとめる子ども達。

(写真と以下の本文は関係ありません)

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昨日の育英。ある子ども達の会話。

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「将来何になりたいか」を1年生と2年生の男の子
二人が、結構真剣に話し合っています。

そこに川上も加わります。

2年生(以下②)「ねぇ、大きくなったら何になりたい?」

1年生(以下①)「オレは将来パティシエになりたい!」

川上(以下、川)「へーぇ。いいねぇ。
  そうしたら先生毎年誕生日に君んとこに
  ケーキを買いに行くよ」

①「うん、いいよ。」


すると、脇で聞いていた2年生が

②「オレはさぁ、大きくなったら剣道の選手になりたい!」

川「すごいねぇ。剣道の選手か…。」

②「そしたらさ、古くなった竹刀あげるよ。」

川上「…竹刀かぁ。ビミョウだけど…。
  うん、それもいいねぇ。」


すると脇でぼそりと、

①「パティシエもいいんだけど、サッカーの選手にも
  なりたいんだよなぁ。」

川「いいねぇ。サッカーの選手か!
  そしたら先生試合の応援に行くよ。招待してね。」

①「うん、いいよ。」

川「でも、中田や小野や俊輔みたいに外国チームに
  入られたら、そうたびたび応援には行けないなぁ。
  日本のチームにしておいてよ…。」

①「…オレねぇ、オリンピックに出たい」

川「オリンピックだったら、4年に1回だから、
  なんとか応援に行けるかなぁ。」

②「オレもサッカーか、剣道で迷ってるんだよなぁ。」

①「うーーん。オレもさぁ、サッカーもいいけど、
  野球もやりたいんだよなぁ」

②「ホント、迷っちゃうよなぁ……。」

①「うん、迷っちゃうんだよなぁ……。」

川「うん、そりゃぁ難しいね。大問題だね。」

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真剣に、困り、悩み、考える子ども達の会話は
おかしくもあり、頼もしくもあり、楽しくもあり、
夢に満ちています。

子ども達の「夢」は日々変わりますが、子ども達に
とっては、それはやはり大問題です。

だから大人にはおかしく思えるこんなやりとりも、
真剣に話し合う理由は充分あるのです。

だって、まだ何にだってなれる可能性があるのですから。

子ども達の夢が一つでも叶うといいなぁと思いつつ、
温かい気持ちになる会話でした。

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Step by step, IKUEI!!!
 by 川上