こんにちは! 静岡支店のmitsuです。
今日は、津波対策住宅の現場に行ってきました。
このお宅は、2階建て屋上付の住宅ですが、
海に近い為、津波対策として、
ペントハウスの屋根に 避難できるようにした家です。
地上からの高さは、10m。重量鉄骨ならではの、迫力の外観です。
今日は、そのお宅の中間検査。
住宅を建てていただいた場合、建築基準法と 住宅瑕疵担保保険の検査を受ける必要があります。
検査は、
1 配筋検査 (基礎のコンクリートを打つ前に、図面通りの配筋がされているかを チェック)
2 中間検査 (内装工事に入る前に、骨組みの 鉄骨の材料等をチェック)
3 完了検査 (仕上げ材料や、非常用進入口、煙感知器等の基準設置物をチェック)
の 3回行われます。
検査は、特定行政庁、又は、指定確認検査機関から、検査員の方が来て、
現場で、確認申請通りの建物が きちんと建てられているかどうかを検査します。
今回は、2の中間検査を受けました。
最初に、建物概要のチェック。
外壁材、屋根材、仕上げ方法等の確認。
鉄骨の部材リストと図面を見ながら、実際に、その寸法の部材が使われているかどうか、
寸法を計りながら、しっかりチェックしています。
検査員さん 自らも 計測。
このお宅は 勾配天井で とても 天井が高くなっていて 開放感がありますね。
接合部等の写真を撮って チェックしています。
次に、書類のチェック。
鉄骨の部材リストと 鋼材の出荷証明書を照らしあわせながら、
図面通りの材料が使われているかの確認や、コンリートの配合報告書も
一つ一つ 確認してもらいます。
その他の資料、写真を提示して、施工管理状況を、報告していきます。
検査は 無事 合格。
これから、内装工事に入ります。
ベランダからは、とても綺麗な富士山が見える、すばらしい立地!
大型のビルトインガレージと、勾配天井の大空間リビングのある魅力あふれる家です。
平成25年1月26日(土)、27日(日) 10:00-16:00 に構造見学会を行います。
重量鉄骨ならではの 頑固な構造体を ぜひ 見てみてくださいね。