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IKEDA HIROYAのとりあえずブログ

日々の食事や美術展巡り、スポーツ観戦記などもつれづれなるままに書いています。

10月28日放送 『シルシルミシル』「マシュマロは何からできているのですか?」

2009年10月29日 03時57分39秒 | 料理番組
さらに10月28日の『シルシルミシル』の「すぐ調べる課」コーナーでは、視聴者からの「マシュマロは何からできているのですか?」についての質問に、神戸在住のマシュマロ研究家&マシュマリスト(?)の久保律子さんが回答。

現在のマシュマロは砂糖、卵白、ゼラチンを主原料にして作っています。・・・とここまでなら面白くも何ともないのですが。

昔のマシュマロは「マーシュマーロウ」から作っていたとのこと。
「マーシュマーロウ」とはハーブの一種で、和名:ウスベニタチアオイという植物。
「マシュマロ」は「マーシュマーロウ」の根を乾燥させて粉末にしたものを使います。
「マシュマロ」の起源は古代エジプトに遡り、当時の王族は「マーシュマーロウ」の根をすり潰し、ノドの薬として使っていたそうな。19世紀前半になってヨーロッパのお菓子職人が砂糖を加えお菓子を作ったのが「マシュマロ」の原型だそうです。

さて当時の「マシュマロ」作り方です。

鍋に「マーシュマーロウ」の粉末に砂糖を加え、水で溶かしながら混ぜます。この根にはもともと粘り気があるので、だんだん粘り気が出てきます。
加熱しながら混ぜて水分を飛ばし、さらに粘りを出します。
あとはバットに移し、冷蔵庫で冷やします。
フワフワ感のない、ベチョッとした食感の「マシュマロ」が出来上がります。
これに粘りをコーティングするため、コーンスターチをまぶして完成。




上の画像はテレビ画面をデジカメで撮影するという原始的な方法で(笑)、新旧「マシュマロ」を写したもの。
150年前まで「マシュマロ」はこんなお菓子だったそうです。
コーンスターチをまぶす前の「マシュマロ」は茶色っぽい「よもぎ餅」を少しベチャベチャにしたような感じでした。


「マーシュマーロウ」の粉末を手に入れるのが難しそうなので実用性は乏しいですが(笑)、ご参考まで。

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