タイトルの料理バラエティ番組を見ました。
TVerのサイト:カレン食堂
滝沢カレンさんの独特の比喩や奇想天外なレシピが面白い番組で、楽しく見ていたのですが、ちょっと考えさせられたことが1点。
「強運トリオの湯けむりツアー」と題されたマグロカツ丼に使用された愛媛県の養殖「だてまぐろ」。
天然マグロを追い越したと言われる「だてまぐろ」。一般的な養殖マグロは3年間で60kgに育てるところ、「だてまぐろ」は6年かけて100kg〜120kgにまでそだてるそうです。大きく育てることで美味いトロのマグロになるそうです。
そのため、1尾100円ほどするサバを1日60トン与えているそうで、年間10億円を超えているそうで。
この養殖業者さんは養殖場から水揚げするときも細心の注意を払っており、その企業努力には頭が下がります。ですが、このマグロを育成するためのサバを飢餓に苛まれる国の人々に提供することができたなら、飢餓の解消に幾ばくかの貢献ができるのではないか?
同じことが肉牛の飼育でも言えて、肉牛1頭を育てるのに膨大な飼料が必要となりますが、それを飢餓対策に充てられたら・・・。
養殖・飼育という手法は天然の魚や牛を狩猟するよりも安定的でコスト安になると思います。なので、庶民も手軽に手を出せることに貢献していると思うのですが、マグロや肉牛の育成に必要な飼料を飢餓対策に回したらどうなのかと思った次第デス。