優柔不断後の決定 その2

日々つらつら書き留めます。ネガティブでポジティブ。
決定力と、前向き思考を手に入れたい。

クダらない頭で考える。そんなお話。

2010-01-05 23:18:12 | 日常だだもれ
今週死亡フラグが立ちました。

忙しすぎてどうしましょう。

ども、イグです。

今日は5日。そう、仕事始めから2日目ですよ。
大きめの見積が2つある事を年末のワクワクにうつつを抜かして忘れてました。

すげー忘れちゃいけない事も忘れてました。

それに伴って、
某物件が本格始動し始めました。

合計3つのその見積共。

2つは月曜日までにやらなあかん。
そして1つは7日中。


「まだ余裕でしょ?あと3日あるよ」


とか思った人、いると思います。

甘い。和菓子レベル。

そもそも、忘れていた2つの見積はそれぞれ2、3時間あれば
何とかなるんです。

しかしですね、細かい打合せをしていない現状がありまして、
そしてうち一つの会社、明日も休みなんです。

もう一つは、まだ見積を作成する段階まで行ってない。



ほら。終わった。



して、某物件の見積。これは月曜まで。
アホくさい程に量があります。あるんです。

ある桁まではインプットして金額が増えるのが楽しかったんだけど、
ある桁を超えるとね、もうね、そんなんどうでもいいんですよ。

漏れがないか。この製品は何か。どれを当て込むか。


大変です。頭が疲れる。

しかも、見積手慣れた人なら良いけど、
ゆうても僕まだまだですからね。
タイピングは速いと自負していますが、
で?ってレベルな程の量です。


上司「大変だけど、木曜中には上げようか!それで見直ししよう」


僕「(そりゃそうだよな)…はい」(仕事は従順)


なので、今日もいきなり9時半上がりでした。
でもまだまだ終わりません。

昼間とかは年始挨拶で見積作成できないしね。

なんで、今週はもうずっと10時上がりだと思います。
それで終わらなかったら
3連休返上して土曜に出る事も視野に入れてます。

だって終わらないんだもん。

でも「だって」は通用しないんだもん。

それが「The 仕事」

でも仕方ありません。
それで僕はご飯を食べているんですからorz

とは言え、かなり凹んでます。
流石に年始早々これはきついっすよ。



疲れてると頭が良くない方に働くね。

挨拶回り中、ずっと考えてました。
こんな話はどうだろう。



ある所に、とても傷ついた人がいました。
その人は死にたくなる程傷ついてました。心が折れてしまいそうでした。

心配して、周りの人が優しく声を掛けてくれました。
けれどもその人は最初、その声を気休めだと思っていました。
あまりの辛さに、誰の事も信用できなくなっていたのです。

それでも、最初はそうは思っていたのですが、
徐々にその優しさはその人の中に浸透していきました。
そうして周りの人の優しさに支えられて、
折れそうだった心は何とか回復の兆しを見せます。

少しずつ少しずつ、元の姿に戻っていきました。

その時、その人は思ったのです。

「自分も、優しい人になろう」
「傷ついた人がいたら、優しくしてあげよう。それが恩返しだろう」

その人は見える所で、もしくは見えない所で優しくなろうと努力しました。
この間までのあの死にそうな気持ちを
もう誰にも味わって欲しくありませんでした。
運悪く、もしそんな人がいたのなら助けてあげよう、と思いました。

その人が、傷ついた後に立ち直る過程の心の支えとして、
人に優しくなる事、があったのかもしれません。
誰も傷ついて欲しくなかったのかも知れません。


しかし、ある日。


あぁ、なんという事でしょう。
その人はその優しさでもって、人を傷付けてしまいました。

ただただ優しくなろうとしていた事が裏目に出てしまいました。


その人は自分を責めました。
優しくする事と、甘い顔をするのは違うんだと責めました。
その時どうすれば相手に一番よい結果が出るのかを、
たくさんある選択肢の中から間違いなく選択する事。
それを間違えてしまったのです。


そしてある日、気付きました。

優しくするという事は、実はとても難しいと言う事に。
どこまでの範囲が、自分が答えてあげられる事ができる優しさなのか、
それを見極めないと駄目だと言う事に。
でないと、簡単に人を傷付けてしまいます。

失敗があって、学んだ事です。


けれども、だからと言って、
人を傷付けた事実が無くなるわけではありません。


その時、その人はもう一つの事にも気付きました。

自分は、誰かから貰えた優しさを誰かにあげる事で
なんとか心を保ってこれていた事に。


でも、それすらも人を傷付け、その反動で自分も傷つくのだとしたら…。


頑張ろうと思った理由が実は誰かを傷付けていたと言う事は、
その人の救われない悩みを作るには十分な理由でした。

生きているだけで人を傷付けるのなら、
それだけでもう本当に生きている価値すらないとも思いました。
自分がそこにいるという、ただそれだけの事で誰かが傷つくのなら、
いっその事誰も傷つけないように、
誰とも接しないのがいいのではないかとも考えました。

学んだ事があるなら、次の機会に活かせば良いのか、とも思いましたが、
もし万が一、そうやって傷ついたら、
もう本当に無理だと思いました。

駄目じゃなくて、無理だと思いました。

その人はもう、何が何だか解らなくなってきました。
頭の中はグチャグチャです。
脳みそは何をやっているのでしょうか。
実は頭の中に入ってるのはすり下ろしたドロドロのトマトなんじゃねーの?
とすら思ってしまう程でした。


この人は、これからどういった道を辿るのでしょうか。
自分の中でどう決着を付けて、どう生きていくのでしょうか。




でもまた、それは次のお話に。





何か俺、小説書けそうな雰囲気してきた。