上野の国立科学博物館へ「特別展 インカ帝国のルーツ 黄金の都シカン」を見に行った。
開催日前日にコンビニで前売券を購入。
混んでいるかなと思ったら、そうでもなく、ゆったりと展示品を見て回ることができた。
見学者は、白髪頭の年配の男性が多かったような気がする。
一昨年の「インカ・マヤ・アステカ展」、 去年の「ナスカ展」も楽しめたが、「シカン展」も展示品は少ないが、内容は良かった。
「シカン」は黄金文化だが、「シカン黄金大仮面」が素晴らしい! すごく大きかった。
「黄金の御輿」もえらい人を乗せて運ぶらしく、大きくて、背もたれ部分の飾りがいい!
当時も人気があったと考えられる黒色土器は、デザイン性に優れており、面白い! 欲しくなる。
発掘現場の臨場感が味わえる3Dシアターの映像も面白かった。
3Dメガネをかけて、飛び出す映像を楽しめる。
「シカン」は島田教授という日本人によって、30年間にわたって発掘されている。
「シカン」は「月の神殿」という意味で、島田教授が名づけたらしい。
ということは、古代文化「シカン」の発掘は島田教授の他には誰も行っていなかったということか? すごいなぁ。
展示では長年の発掘の様子がわかるのだが、ひとつの遺跡だけをずーっと発掘し続けるというのは根気もいるが、新たな発見があると興奮するだろうし、面白そう。
グッズコーナーには欲しいものがたくさんあったが、今回は次の3点を購入。
「海のエジプト展」のときもそうだったが、「シカン展」もキティちゃんとコラボしていた。
儀式用のナイフ「トゥミ」をかたどったキティちゃんの根付け

右側のイラストの白い動物は、アルパカ(アンデスの家畜)。
アルパカ(クラレのCMに出てくるラクダに似た動物)に関する展示もあった。
アンデスのチョコレート(オレンジフレーバー)

オレンジの味がきつすぎて、美味しいかは微妙~。
私は好きだけど、でも28個入り・・・アメリカ原産・・・。
他にチェリー味とクランチがあった。
カムカムドリンク

東京農大が発売しているアマゾン川流域に自生するカムカムを使ったジュース。
アセロラに似た味だが、ビタミンCがアセロラの1.5倍、レモンの56倍なので、梅にも似た味で、とても酸っぱい。でも美味しい。
「シカン」については、明日7月26日14時からTBSで「古代アンデス大発掘“地底のメッセージ”黄金国家シカンと格闘した30年」という番組を放送するようだ。
「日立世界ふしぎ発見!」でもオンエアするらしい。
「シカン展」はTBSが後援してるからねぇ~。
見学後は、博物館のレストランで昼食。
いつも激混みだが、今日はたまたま空いているタイミングだったようで、外の椅子に座って待っている人も少なくて、すぐに名前を呼ばれた。
食べ終わった頃には、椅子は子供たちで埋まっていたけどね。
昼食後は、銀座へ移動。