遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

東から来た野獣

2018-02-28 23:52:45 | BIONEWS
さあ、嵐の前の静けさですねー。穏やかでした。今夜から来ますヨン♪
低気圧急発達! 大荒れの時間と注意点
さて、北陸・・・・
〈以下引用〉
【北陸】1日は、ほぼ一日を通して、暴風に警戒が必要です。雨のピークは1日の朝ですが、午後も大気の状態が不安定で、雷雨になる可能性があります。落雷や突風にもご注意ください。また、積雪の多い所は雪崩にも注意が必要です。

今朝は穏やかすぎて、実験に身が入ってしまって・・・・会議に大遅刻シテシマタでござる。orz いや、実験してると遠心機に魂吸い込まれて、ふと気がつくと昼になってしまってるもんじゃないですか。しょ、しょうがないよね・・・ね?

昨日の続き。欧州を襲っている寒波で死者が20人以上出ているそうです。
北極で「真夏並み」の暖かさ、世界の異常気象の原因に (CNN)
「東から来た野獣」と呼ばれる寒波がシベリアから下りてきているのは、なんと! 北極圏の気温が「真夏並み」の暖かさだからだというのです。北極の寒気が通常停滞している場所から押し流されたとのこと。北極は地球の空調装置の役割を果たし、中緯度地域の気温調節や気象パターンの調節を担っています。そのバランスが崩れたことで、異常気象が発生していると考えられるそうです。

まあ、それでもロシアは大丈夫みたい。(笑)
ロシアで寒中水泳大会、氷点下のなか73人が参加 (REUTERS)
気温がマイナス10℃のロシア西部バルト海沿岸都市カリーニングラードで11歳から70歳までの73人が戸外のプールで水泳大会に参加しました。数十人の観客は寒さを吹き飛ばすためダンスを踊ったり、ホットワインを飲むなどしながら声援を送ったとのこと。

「がん患者の10年生存率は全体で55.5%だった」国立がん研究センターの発表です。
がん10年生存率、55・5%に上昇 がんセンター調査 (日本経済新聞)
肺と食道がん5年生存率、日本1位 71カ国・地域比較
がんは日本人の死因の3分の1を占めています。死に至る怖い病気ではあるのですが、日本ではがんになったからといって、それで死ぬかといったら確率は半分以下。確率から逆算すると、3分の2の日本人は一生の中でがんにかかる可能性があるっつーこと。
改善した要因として治療効果の高い抗がん剤の開発や放射線療、早期発見の技術進歩などが挙げられています。特に前立腺がん、乳がん、甲状腺がんの生存率はたいへん高く、もう「死なないがん」といっても良いかと・・・その一方で、食道、胆のう胆道、肝臓、膵臓がんは10年生存率30%以下。がんによって全然違うので、「がん」とひとことでくくって議論しない方がいいでしょうね。さらに、ピロリによる胃がん、HPVによる子宮頸がん、タバコによる肺がんのように予防できるがんもあります。
外国との比較では肺がん、食道がんで一番高かったそうです。ただし、白血病やリンパ腫などの血液がんは欧米に比べて生存率が低い傾向です。北欧の60%に対して日本の33.3%は低いっす。日本には風土病で白血病があるからかなぁ?

今日水槽の水草ナナが花を咲かせていました(上の写真)。ちょっとうれしい。

本日のお酒:YEBISU 琥珀エビス + 立山 特別本醸造
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする