金沢涼風は石川県の新しい酒造好適米石川門を使った福正宗の純米吟醸生貯蔵酒金沢酵母仕込みのお酒です。「石川門」のネーミングは、金沢市内で栽培されたと誤解を受けると昨年批判されたりしてましたが、正直いって石川門が金沢城で有名な建造物だということがあまり知られていないのでどーでもいいと思います。酒造米としては、すっきりさわやか系で癖のないお酒に仕上がるお米でして五百万石に近いですが、それよりも深みが少ないように感じます。逆に言うと軽快な飲み口になる。
福正宗は金沢大学宝町キャンパスのすぐ近くにある、正真正銘金沢市内の蔵のお酒です。この蔵は貯蔵酒が得意です。貯蔵しなかったらちょっと他の蔵と差別化が難しい出来ですが、せっかくのすっきりした飲み口が損なわれたような気がしてます。老香がするほど貯蔵されてはいないんですけど、普通に醸して出せば良かったんじゃないかなぁ。
酵母もご当地の『金沢酵母』なんだそうですが、酵母君にとって育った土地が何県の何市かはどうでもいいはずなんで、何をわざわざ土地の名前を付けたのか、酵母遺伝学者の私としては謎であります。それこそ、「協会6号と7号のブレンドで醸せば良かったんじゃね?」と本気で思います。なーんか、出来が粗いような気がするんだよね。
本日のお酒:福正宗純米吟醸 金沢涼風
福正宗は金沢大学宝町キャンパスのすぐ近くにある、正真正銘金沢市内の蔵のお酒です。この蔵は貯蔵酒が得意です。貯蔵しなかったらちょっと他の蔵と差別化が難しい出来ですが、せっかくのすっきりした飲み口が損なわれたような気がしてます。老香がするほど貯蔵されてはいないんですけど、普通に醸して出せば良かったんじゃないかなぁ。
酵母もご当地の『金沢酵母』なんだそうですが、酵母君にとって育った土地が何県の何市かはどうでもいいはずなんで、何をわざわざ土地の名前を付けたのか、酵母遺伝学者の私としては謎であります。それこそ、「協会6号と7号のブレンドで醸せば良かったんじゃね?」と本気で思います。なーんか、出来が粗いような気がするんだよね。
本日のお酒:福正宗純米吟醸 金沢涼風