遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

頑張る頑張れ頑張ろう

2009-10-11 22:04:43 | PARAGLIDER
今日は予報通りに獅子吼は追い風でしたが、数人の変態がフライトしました。僕がいた時間帯でパイロットが2人、講習生2人、インストラクターが1人。(笑)
講習生2人というのは検定試験を受けてないだけで、そこら辺の半端なパイロットよりも経験値も技術も高い人たちなので問題ないのです・・・んまぁ、パイロットの資格早くとってほしいよ。彼らに負けたパイロットが惨めでしょうがないから。頑張ってくだされ。(苦笑)

僕は飛ぶどころか、テイクオフに上がることもしませんでした。無線機とゴンドラのパスを持ってくるのを忘れてきたせいです。それとやらなきゃいけない仕事が残ってたからですよ・・・けっして昨日のフライトの後、足や腹筋が筋肉痛でしんどかったわけではありませぬ。ええ・・・う゛ぅ、いたたたた。飛びゃぁ飛べたコンディションでしたよ。もっとひどい状況で飛んだことあったもん。昔はね・・・。

午後4時前に獅子吼を離れて大学の研究室に出てみると院生さんが二人来ていました。三連休の日曜日なのにな。我々の世界では、あくまでも結果だけが評価の対象でして、どれだけ頑張ったかなんて全く関係ないです。しかし、そういう世界だからこそ、どれだけ頑張ったかをなんらかの形で報いた方がいいと思うのですが難しいですね。まあ、頑張ってくれ。
民主党政府が給付型の奨学金を拡充することを教育行政で謳っています。米国留学中に見た 給付奨学金制度はけっして生易しいものではなくて、その決定権をその研究室のボスが持っていて院生は必死で奨学金をもらうために頑張る世界でした。駄目な院生は使い捨ての感覚で切り捨てられていきます。もちろん、よりランクの低い他の大学の院に移っていったりするんですが、最初40~50人いた院生は、最終学年で3~4人になってます。生き残った院生はほとんどプロレベル! 留学を経験していない日本の研究者がコテコテのアマチュア気分なのとは全然意識が違う。日本もこういうふうにするつもりなんでしょうか? 奨学金を『おこづかい』と考えてるのなら止めた方がいい。プロを育てるための投資だと思って制度設計してほしい・・・けど、教授たちの方に『プロ』と呼べる人がどれだけいるかというと寒い状況なんですよ。

この夏に撮った獅子吼エリアでの夕景をまとめました。『いでんや』からどうぞ。

本日のお酒:鹿児島芋焼酎 三岳
コメント
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