遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

チャンスは数分

2009-06-20 22:27:36 | PARAGLIDER
今日は仕事がある。まあ、夜中になってもいいんだけど、できるだけ飛べるだけ獅子吼で飛んで、さっさと金沢に戻って仕事を済ませ、不思議発見でも見ながらブログの更新をゆっくりやりたいもんだ。
てなわけで、10時前からテイクオフに上がって状況観察。空には羊雲が張って積雲が出来ずにコンディションは振るわなさそう。風も南東風がメインになるタイミングが11時近くになるまであって、北西から海風がなかなか入ってこない。海水温低いんだな・・・。
11時過ぎてA君のC3とOさんのAVAXがドカーンと上げて北に走った。今日は北しかないな。それを見てパイロット達が動き出す。宮MさんのADDICTが出た後、狭かったがすぐに黄久蔵を広げた。僕の予想ではいいコンディションは数十分あるかどうかだ。POISON黄久蔵はでかいので翼の端っこは先に広げていたCちゃんのεの下にひいた。それから急いでハーネスを装着してライザーを取りつけ、離陸できる状態で隣を見ると・・・・Cちゃん、M本さんと談笑していた。これを待ったら最悪だ。下に敷いた黄久蔵の翼端をεの上に出して立ち上げて離陸。空に出てみるとテイクオフ前は天井が低くて上がらない。思ったより減衰してる。とにかく北に走ってギリギリ稜線の上に出て裏からの上昇風を拾って上げた。北に行けば稜線の標高が低くなっていってる。滑空比がいいとこれが出来る。ARTIKだったらギブアップだったなぁ。久しぶりに海抜1200メートルにとどいたよ(ちなみに獅子吼のテイクオフは海抜600メートル)。振り返ると後から出たパイロット達はテイクオフ前の空域でトップアウトできずに悪戦苦闘。数十分の予想はまだ甘くて残り数分の勝負だった。隣のおしゃべりを待たずに出て正解♪
さて、先行した人たちは村田製作所の工場まで行ってきたようだったけど、つい途中で写真撮影なんてやってたんで、北高圧線2本目に達した時には海抜1100メートルを切っていて、僕はそのまま引き返した。村田に行けば1000メートルはおろか900メートルも切っただろうね。行った人たちがかなり低高度で戻っていくのを見ていたんで、それに僕はビビってしまった。戻る途中、目の前をセスナが山スレスレの低空をえらいスピードで横切った。あの空域は北高圧をすぐ越えた辺りで、運が悪ければパラがうろちょろしている空域だ。危ねぇなぁ。
その後、南を目指したが、さわやかぁにトップアウトすることも出来ず、トータル1時間20分粘って着陸しました。
上の写真は北高圧線2本目上空で撮りました。写真中の上に見える工場が村田製作所。

金沢に戻って仕事をスタートできたのは2時過ぎ。終わったのは8時になってました。不思議発見は見れましたよ。
コメント
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