着物なんて全然興味が無いし、そういえば成人式もやらなかったし、着物なんて着ない人生なんだろうなあと思っていましたが、演奏会の衣装として着ることになるとは❗と、人生いろいろ驚きですが…
これはドイツのライプツィヒで演奏した時にホテルで撮ったもの。
大正生まれのばーちゃんが高島屋で反物を買ってきて、
母が縫った着物です。
今度の演奏会に向けて、どの着物にするのかとか、着付けの練習とか、やらないといけないのに、全然衣装まで手をつけられておらず❗
と、実家で母に着物を出してもらいました。
紬とか絹とかウールとか、いろんな着物があるのですね、へええええ。
前回青だったから違うのがいいかね、と、母のおすすめは、ばーちゃんが縫ったという、
なんか自分が鯉のぼりになったような…
半魚人着物⁉️
この着物は何と、ばーちゃんが、お蚕さんを飼うところからやって、自分ではたおりをして、作った着物だそうです。
すごい!
そういうの、カッコいいなあ❗
そういえば、じーちゃんも、家を建てる、ってなったら、まず山の木を切るところからやりました…。そこから何年もかけて木材を乾燥させて…
昔の日本人は素敵ですね。
結局、私はクリーム色に赤い模様の着物にしました。
誰も一度も着ていないとのこと。
あとは、ちゃんと着付けができるといいな…この紐何だっけ?衿芯ってどうやって入れるんだっけ?
と、わたわた着てみましたが、首がうまく抜けず、ハイネックみたい…。
気付けを本格的に習っていらっしゃる生徒さん、普段着として着物を着る生徒さんにご意見伺ってみたり。
まだまだ練習が必要❗
しかし、眠っているだけだった着物も、こうして日の目を見て(?)着物もばーちゃんも喜んでいるかな、なんて思ったりもして。
こんなにも、補正したり練習したりしないと着られない民族衣装っていうのもまたすごいものです。
がんばらなければ❗