感染拡大がすごい。
何ですかねえ、もう、春ごろは、とにかく怖くて怖くて、だったのですが、なんか、怖さの質が変わってきたような…うまく言えませんが、そして、危険はもう、そのあたりにあるんだろうなあ、と。でも、普通に、生きていくしかない、っていうのが。
終息して、普通に生活している国があるのに、っていうのが、何だか、切ないのですが、日本よりももっとずっと大変な国もあって。比べる、とかじゃないですが、日本だけが大変なんじゃなくて、世界中が、大変なんですもんね。…
ニュース見てると気が滅入って気力と時間の無駄なので、見ないようにしようと。
専門家の言うことも、こうなる前は、夏には終息、とか、インフルエンザより感染力は低い、とか、全然違うことを言っていたし…専門家さんもがんばっていても、新しいウィルスだから、分からないこといっぱいありますよね。
今日は、池上彰さんの、世界の感染症の歴史の本を読みました。とても分かりやすくて、あっという間に読み切ってしまいましたが、人類の歴史は、本当に、ずっと、感染症との闘いだったんだなあ…と。
だから、今だけじゃなくて、人類の歴史の中では、本当に、当たり前のことなんだ、って、思うと、なんだか、ちょっと落ち着いたような。
何で、南米の国々は、いとも簡単に滅ぼされてしまったのか???
文明とか、武器の違いとか?なんて、ぼんやり思っていましたが、今まで南米になかった感染症ウィルスを、図らずも持ち込んだからだそうです。ヨーロッパでは蔓延していて、軽症の船乗りや、もう免疫ができているけど保菌していたり、という船乗りから、現地の人たちにあっという間に広がり、免疫が全くなかったので、みんな亡くなってしまったと。なので、何万人の兵力に対して、数百人のスペイン人が、いとも簡単に勝利できたと。
あああ、そういえば、習った気もする…世界史の先生、歴史の教科書で有名な山川出版の監修もしていらした、高名な先生だったなあ…ちゃんと授業聞いてれば良かった。
ちなみに。何で南米の人たちがキリスト教を信じてるんだ?侵略者の宗教を、と、思っていたのですが、
自分たちの仲間はみんな死んでいくけど、スペイン人は誰も死なない。自分たちの神様は守ってくれない、スペイン人の信じている神様はすごい神様なんだ、そっちの神様にお祈りしたら助かるかもしれない、と、キリスト教を信じるようになった、というのは、別の本で読みましたが…
いろいろ、深いですね。
感染症と共に、人類は歩んできたのか。
というのを、受け入れると、ちょっと楽になる気がします。
人はみんな、時代の流れに巻き込まれてしまうものですもんね。戦争とか、災害とか、…
だから、今が特別、っていうわけでは、ないのですが、
大昔から、新しい感染症が流行するたびに、出所はどこだ!と、国同士で批判しあったり、差別、偏見、いろんなことがあったと…ずっと、変わらないのですね。もっと、各国で、情報を共有したり、協力しあえたら、良いのになあ。
なんて、思いつつ。
さあてさて!!
毎年恒例の、市村家の年賀状公開です!!
毎年、それなりに楽しんで作っているのでした。丑年は、ネタが思いつかなかったですが…
まず、私の。
スキャンしたら色がはっきりでませんでしたが、うし、に色がついています。4か所。
もうし こうし ろうし フルートきょうしつ、です。
母には、「あんたの年賀状、じーさんばっかりねえ。」と言われ。
人生で、もう2度と、描くことのない方々でしょう…。
そして、夫の。
こめとぴよもいます。
こちらも、うし年らしい(笑)
ちょうど、これは、マスクを外して、マスクをしなされ!!と、言われているシーンですね。おお、このご時世にちょうどいい感じ。
今年、大変な幕開けですが、楽しい一年になりますように!!!
今年もよろしくお願い致します!!