飛ぶのではなく落ちるのだ
飛び込み教室、今回はオリンピアンがコーチである。
そのコーチは藤森太将さん。24才。メドレーでリオオリンピック4位。
30数名の参加。2時間の内容。ストレッチの後、50m4本アップ。
そして飛び込みの基本はストリームラインだ。
下、上、右横、左横と8本お腹を引っ込めて真っ直ぐ。6mラインぐらいまで。
下向きは楽、上向きは潜るので鼻から水をはき続けるのだが今回は水も入らず上手くいった。
横向きはターン時必要である。体がぶれると回ってしまう。足でバランスをとればよいこと。
次はターン練習。平泳ぎ、バタフライでのタッチターンのポイント説明。
片手は体にそって下に弓をひくような形。お尻を早く引きつける。一方の手は最短で素早く前に。
そしてストリームラインで前に。これを壁の向かって何回も一斉練習。時間を有効に使っていた。
いよいよ飛び込み練習。
段階ごとに。3グループで。飛ぶのではなく落ちること。
飛び込み台からスタートすると胸をうったり、腹をうったり・・・頭から入水するとズボッと音がする。
それで飛ぶという意識を捨てる。落ちること。その時の顎をひいてお尻、足を伸ばし手を頭をはさんで
お腹を引っ込めて真っ直ぐ落ちる。何回も両足揃えて繰り返した。
次に片足スタート。コツは同じ。お尻は高く。隣のコースでは上級の片足をけって上げ飛び込む練習。
次にバックのスタート。両手をスタート横のにぎりてを持って足を持ち上げる。そしてバンザイをして両手を水面に押し付ける。両足キック。スムーズにとびだすことができた。そしてらくなバタフライのコツも教わった。
最後は模範泳法で拍手喝采。久々にとても楽しく、面白い2時間のレッスンだった。
時々色々な方々が教えてくれる機会があるのだが今回のような楽しさ、面白さを引き出すのはなんだろう。
藤森さんの父親は長年の日大のコーチで水泳の本が多数。そういうことか。父親に教わり方を自然に身につけ、だから分かり易かったのだ。
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