ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2024-94 南部藩のルーツを求めて

2024年10月05日 | 日記
今日は一日中🌂。
盛岡歴史の会で三戸南部氏の居城見学。
野菜の収穫と出荷に追われる日々にとってはしばしの休息日になった。
しかもいつかは行ってみたかった南部藩のルーツの場所だ。

朝早く家を出て駅口8時出発。目的地は青森の三戸。
10時に聖寿寺舘跡に到着。そこは4haの広大な更地だった。2時間見学
室町時代、甲斐の山梨から移ってきた南部氏の祖先が最初に居城した場所に当たる。

まるで平泉の跡地を見るような感覚だった。
雨に濡れた草地を踏み歩きたくさんの杭のある場所で、当地の担当者から話を伺った。
この辺は🈩戸から九戸までの地名がある。戸は村の単位を指す用語だったようだ。
部下が放火して炎上。それで4キロ先の三戸に山城を築いたようだ。三戸城。
城の大きさは室町時代は江戸時代に比べ小さいものであるとのこと。
一帯は有数な場産地で当時、普通は1頭しか献上しないのが100頭、今でいうフェラーリ車を
差し出したぐらいの価値があったそうだ。
昼は老舗の清水屋旅館で昼食。
1時30分から三戸城へ。山城だが、そこには小さな城が復元されていた。
これでルーツがしっかり理解できた。
26代信直が九戸一揆を経て統一。九戸城に移り、その後30年かけて盛岡に居城したのが1633年。
そこまでの足取りを確かめられた貴重な歴史の旅だった。

コメント
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