昨日、いわて食農ネットワークの総会があった。
講師は湯川さん。早速1時間半、米に最近の動きについて学習があった。
アメリカ、などは米は200年の歴史。日本は1万年前から農法。
自然に合っている農法といえる。
米は商品である以上、需給で値段が動く。
昨年の需要700万トン中で300万トンは外食産業が使用。
問題はあるはずの21万トンが消えたことにある。JAにもない。
どこかの流通面で滞りストックしているのか、元々予定していた生産量が
品質悪化のため少なかったからか考えられると。
それで政府は備蓄米15万トン放出。その9割がJA農協が落札。
JAは備蓄米という名前でなく24年米という銘柄で販売すると。そのことをマスコミが報道。
政府は落札した側の自由裁量だと。ではなぜ名前をかえたかといえば
備蓄米では消費者に安い米と印象を与えるからだという。元々24年米なのだからと。
これが騒動の原因なのだった。政府も名前をJAと同じく扱いたかったようだ。
いやなことはJAに押し付けるとJA側から。それで15万トン市場に出回り
一たん落ち着くかといえば今年はそれ以上になるのではという予想をJAの関係者は語っている。
はたして今年はどうなるだろう。
それにしても米が上がっても末端農家ではあまり恩恵がないのだ。
年間利益が1万円、時給10円の米作農家の現実。
このままだと、後10年で米の作り手が消えるという。
国民的課題である。
3月末、トラクターデモが東京で実施予定であるという。
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