ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2023-151 もし私が死ぬしかないのなら  ある詩人から

2023年12月31日 | 日記
今年もあと僅か。今年の世界は「戦と紛争」

あるパレスチナの詩人の詩から

もし私が死ぬしかないのなら
私の遺品を売ったお金で 布切れと凧糸を買わないと
そうしてそれを 白く高く たなびくようにして
ガザのどこかで 一人天を見上げる子どもが
火だるまになって消えた父親を
誰にも 自分自身にも 別れを告げずに
消えてしまった父親の帰りを待ちわびる子どもが
その凧をみて
あなたの作った私の凧が 天に舞うのを目にとめて
ほんの束の間 それを天使と思うはず
もし私が死ぬしかないのなら
それが希望となりますように
それが物語となりますように

12月8日 イスラエルの爆撃で亡くなったレファアト アラリール44歳
(亡くなる1ヶ月前に、投稿した作品)
来年こそ、停戦に、終戦に一歩近付いてほしいものです。

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2023-150 NYタイムスで紹介された盛岡の街、散策

2023年12月24日 | 日記
今年、盛岡の盛岡の街が注目された。
NYタイムスで取り上げられた行ってみたい街の上位に選ばれたのだ。
そこで今日は小雪舞う中、研修を兼ねてそのコース90分を10数人で散策してみた。
延べ1,5キロ。
旧岩銀レンガ館は明治時代葛西によって造られた重要記念物、
そこから紺屋町を歩いて神の橋へ。
盛岡信金も同じ製作者。釜定は最近名工に選ばれた方が。クラヒトや鉄瓶など。
奥のほうに東屋さんが。11時前だというのに、入り口には行列。
わんこそば人気の店だ。
さらに進ん上の橋の擬宝珠。400年前のものは現存するもので4つしかないという。
貴重なものだ。
そこからやなぎロードへ。
ござ九の通ってどんと晴れの通りへ。
その後、盛岡城跡公園へ。そして写真で紹介された太鼓橋へ。
寒い日だったが改めて知ったことが多い散策だった。











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2023-149 1000m自己ベスト更新

2023年12月21日 | 日記
マイナス7度、今朝は凍れて今季最低気温。
気持ちはやや重い。
年に1回の1000mの記録会だったからだ。
挑戦は3回目。今回は今までより練習量が少なかったのだ。
なるようにしかならない。
アップが終わり、スタートとコーチの声が響く。
ペース配分を気を付けよう。
昨年は最初に速く泳ぎすぎて最後の200mが苦しくなってペースダウンしてしまった。
最初の入り、50m1分チョット。
このペースで5本泳いだ。このペースなら続けられそうだ。
回数を数えながら淡々と泳いでいった。
コーチから後500mとの声。
これからが長いのだ。

マスターズ練習では普段から「30分間水泳」とか「50m26本」とか泳いでいた。
それに比べて1000mは50m20本は少ないのではないか。
と自分を奮い立たせ泳いでいた。
昨年ペースダウンしたラスト200mが過ぎた。
コーチからラストの声。
最後、力を出してスパート。
やっとついた、ゴール。

「昨年より早いよ。」と思いがけないコーチからの一言。
記録更新21分を切っていた。20分45秒。最初の入りで最後まで泳いでいた。
結果的には昨年より30秒早くなっていた。
練習量は減ったのだが・・・何がよくなっていたのか?
思い当たることは
ずーと変わらないペースで維持できて泳いでいたからかもしれない。
年齢ではない。
フォームなのだ。1にフォーム、2にフォーム。まだまだ改善の余地がある。
来年も今年以上のベストタイムを目指して泳ぎ続けよう。















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2023-148 映画「月」の鑑賞

2023年12月20日 | 日記
今年も残すところ後10日。早いものだ。
今年度、立ち上げた「明日の教育を考える会」,
教育現場の多忙化問題がテーマだ。
改善にはいろいろあるのだが、究極のところ定数改善と更なる少人数学級にある。
活動報告をまとめて、15通発送し今年度の活動を終えた。
発送する際、25グラム以下は84円だと思ったが4枚と便箋1枚入れたら26グラムで10円追加された。
微妙な重さだった。窓口発送したのでわかったのだが、知らないでポスト投函したら
相手に迷惑かけていたかもしれない。
その切手。来年の秋に切手の値上げが予定されている。84円が110円。3割アップだ。
発送方法の見直しが必要かもしれない。

さて「月」の映画は辺見庸の本が原作だ。
モチーフは2016年に起こった相模原の障害者施設ヤマユリ園の
元施設職員が19人殺傷した事件だ。

障害者が障碍者を演じている映画でもあり一層のリアリティのある作品だ。
宮沢りえが元作家として夫がオダギリジョー。
施設職員に磯村勇斗、二階堂ふみ。監督は舟を編むの石井監督。
山奥の障害者施設。が舞台だ。
「月」というタイトルは何を意味してるのだろう。
暗闇を照らす月になぞらえているのか。

言葉を発せない、体を動かせない、を前にして
「心のない人間って生きる意味があるのか、生きる価値があるのだろうか」と呟く職員。
短絡的だ。
そして職員の日常的虐待。抵抗できず無防備な人に対してあまりにも酷すぎる。

障がい者であっても
横たわっていても僅かな残されている体で小さな反応を示すのだ。
それを見逃さず理解し、手助けするのが周りの人たちのはずだ。
そういう短絡的な無知な介護職員。これが現実なら介護にあたっての見直しが必要に思う。。
それなのに他の職種より低い報酬。
これでは質の高い介護職員が望めないのかもしれない。
障がい者にはそれを理解できる質の高い看護・介護者が必要だ。
弱い者への人権をないがしろにする考えに怒りを感じる。
そういう施設への対策が必要だ。

しかし、この殺人を犯した元職員に対して共感を抱く人もいるのかもしれない。
この映画はだからこそ問題提起を社会にしている。
弱者を切り捨てる優生思想、に対して一人一人を大事にする
インクルーシブ教育が大事であると痛切に感じた。






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2023-147 真冬日に備えて

2023年12月19日 | 日記
連日 大谷選手のドジャーズ入りと高騰契約金の話題報道。
そういえば10日前のブログ更新時、大谷選手はどこに決まるだろうと
思ったものだったがその直後の同日に決まったとの報道だった。
そして天候以上に目まぐるしいのが今の政界。
パーティー券裏金疑惑で、捜査とか。今後の派閥は?等々。

今週は大荒れの天気予報。
その前にやらねばならない事があった。
収穫した白菜がガレージに置いたままなのだった。真冬日では白菜が凍ってしまう。
小屋の中を整理して白菜のコンテナを積まなければならない。
連れ合いの協力でどうにかその作業が終わった。
今、小屋には白菜の山と大根、そしてジャガイモが保管されている。

ところで産直店は少し異変が。
日曜日までは山積みだった棚に空きが見られる。
出荷する仲間が減ってきているようだ。
これから厳冬。
まだまだ続く出荷。気を付けて安全第一で頑張りたい。





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