夜明け前のことだった。西の空に満月が見えた。その下に目線を下ろすと薄暗い中を3個のライトが動いていた。だれもいないはずの畑の中に。何をしているのだろう?不思議に思って近づいてみた。
何と3人で頭にヘッドライトをつけてレタスの収穫をしていたのだった。太陽が昇る前から。思い当たることがあった。4年の社会の農作物で長野の野辺山の高原キャベツの収穫が気温の低い3時ごろから収穫していた事を。それと同じだ。昨日の新聞で県内の二戸のレタス農家が5時すぎから収穫をしている記事が載ってした。
「何時からやっているのですか?」 「3時半ぐらいかな。」「市場へ出荷時間があるからね」と。懸命に箱詰め作業をしていた。
ホウレンソウも同じだ。7時ごろ収穫しそのまま朝食をとってから一休みしたあと袋詰めをすると、もうしおれてしまっている。葉物野菜は時間が勝負なのだ。
朝の時間の使い方を思わず振り返ってみた出来事だった。
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