ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2022-32 アカデミー賞受賞作品パート2

2022年03月29日 | 日記
 アカデミー賞受賞式で主演男優賞をとったウイル・スミス氏が
プレゼンターを殴ったことが話題になっていた。
何でも、彼の奥さんの髪の毛が短いことをプレゼンターが取り上げていたことに
怒って殴ってしまったようだった。彼の傍で病気で坊主頭にしていた妻が座っていた。
妻思いからなぐらせてしまったのだろう。
一途なウィル・スミスの行動、後で涙を流して詫びていたが
まるで、主演映画「ドリームプラン」の続きのワンシーンを見ているような錯覚をうけた。

この「ドリームプラン」
テニスの女王、ビーナスとセリーナ姉妹の熱い一途な父親役を好演したのだった。
テニスの教育法を独学で研究。世界チャンピオンになる計画を作成。
お金もコネもない劣悪な環境の中で苦難の連続。
どんなに無謀と言われてもゆるがぬ信念をもち娘たちの可能性にかける父親。
社会の黒人差別とも闘いながら、またエリート教育だけではない学業との両立を目指す強い信念。
テニスのトップ社会の仕組みなども描かれていた。

心に残るヒューマンストーリーだった。



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2020-31 アカデミー賞作品

2022年03月28日 | 日記
今日、アカデミー賞の発表があった。
13年ぶりの快挙だという、
国際長編映画賞に輝いた「ドライブ・マイ・カー」を鑑賞してきた。
村上春樹さんの短編小説が原作で濱口監督の3時間の長編作品だった。
この作品が外国のかたにも理解されたとは。少し意外に思った。
派手ではない。内面に訴える玄人向けの作品だった。
テーマは喪失と再生。永遠のテーマである。

プロローグ1時間
脚本家の妻と舞台俳優で演出家の夫婦。
ある日、妻がくも膜下出血で突然帰らぬ人となる。
それから2年後が2時間の内容。
演劇祭で広島に向い寡黙なドライバーの若い女と会う。
設定が演出家というので、かつて演劇鑑賞会で鑑賞したことがあった、舞台演劇の名作、
「ゴドーを待ちながら」やチェーホフの「ワーニャ伯父さん」などのセリフが出てくる。
また、練習稽古ではとおしよみ段階では棒読みでという条件などでの役者の舞台裏の様子が見えてくる。
こんな調子で普段の演劇界でくらす人たちの日常が表現されていたのだった。

見事な仕掛けと思えるのが
最後なエンディングでワーニヤ伯父さんのセリフを
ドライバーが生活場面の中で同化して話しているのだった。
あれ、このセリフどこかできいたことあるなと後で全く同じだと気づいたのだった。
味のある作品だったが

「おくりびと」や「パラサイト半地下の家族」とは違った
内面の精神的葛藤などの変容を表した作品だった。

蛇足です。
見終わった後、本屋に立ち寄った時、財布がないことに気づいた。
映画館の座席に落としたのかも知れないと慌てて電話。その間15分後ぐらいだった。
シートあたりを探してもらった。そしたら「ありましたよ。」と。
日本の治安やマナーの良さに感謝した日でもありました。

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2022-30 のんびり自転車で街の散策

2022年03月25日 | 日記
もやもやをはらすように一気に春の到来。

食・農ネットの学習会・総会終了後、街を自転車で散策。
車では入らないような路を走り回りながら春を満喫した。
盛岡の街は北上川、雫石川、中津川などが流れており当然それぞれ橋がかかっている。
橋には両方ではなく、片側だけにサイクリングロードが設置されていることに走っていて気づいた。

そのロードの片側を走っていると
のんびりと老夫婦が散策を楽しんでいたり、
卒業したばかりの学生たちが数人おしゃべりしながら歩いていたり・・
車では気付かない光景が飛び込んでくる。

40分ぐらい気持ちよくペダルをこいだらうっすらと汗がにじみでてきた。
ウオーミングアップに最適。その後プールで1,5キロ泳いだ。
帰り道、西風にあい、ややペダルが重く感じられた。

途中で明日から1週間休館することを思い出し県立図書館に立ち寄った。
そこでは県立図書館100周年企画をやっていた。
原敬が当事、寄付金1万円を出して設立されたことをしっていたが
予算配分はどうだったのだろうと気になっていたのだった。
その時の新聞記事があった。
1920年、大正9年、県10月末の記事一覧。
立図書館に市費で2万円明年度拠出。残り1万円8千は一般寄付金で。とあった。
ある議員はそれでできるのかと心配していたようだ。
翌年の1921年6月、県立図書館設立に時の総理大臣、原敬が1万円寄付。
その年11月4日に原敬は暗殺されるのだった。
そして1922年4月、県立図書館は無事開館され、今年で100周年にあたるのだ。

普段何気なく利用していた図書館だったが
先人の貢献の上になりたっていたことに改めて感じた出来事だった。










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2022-29 w大統領のメッセージ

2022年03月24日 | 日記
昨日、日本の国会へウクライナ大統領のメッセージがオンラインで届いた。
12分間、同時通訳もあったためか、他国に発したようないつもの熱い勢いが
届かなかったように感じられたのは自分だけだろうか。
しかし、後で映画を見るような字幕のついた演説を聞いた時のほうが彼らしさが伝わってきた。

演説力は時のチャーチルに匹敵されると言われるW大統領。
日本への共感を得るような構成。
1986年のチェルノブイリ原発事故と2011年福島原発事故。
36年過ぎても30キロゾーンは危険地帯。
そこをロシア軍侵攻して支配。いつどうなるか分からない。
帰りたくても帰れない避難民。福島の方々と同じような状況下であること。
また犠牲者には子供も多く殺され、埋葬も出来ない。
そして今後、(日本でもオーム事件で使用された)化学兵器のサリンなども懸念。
日本に出来る、して欲しいことに
国連の改革、機能していない国連の存在を指摘。
それぞれの国の状況をしっかり分析されたメッセージと感じさせられた内容だった。

重大場面でも目線を時々下にしてメモをみながら答えるどこかの首相とは
迫力がちがうなと受け止めたw大統領のメッセージだった。
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2022-28 国連の無力化?

2022年03月18日 | 日記
昨日の深夜の福島・宮城地震。被害は結構大きかったようだ。
親族のいる宮城では
「棚の上のショーケースが落ちて割れたり、
冷蔵庫の扉があいて中の惣菜が床に散らかったり、
棚の食器が落ちて割れたり・・と散々だ、ゆっくり片付けるよ」
と電話で話していた。幸い、ライフラインの水・ガス・電気は大丈夫だと。・・
東北新幹線も16両が脱線。復旧は3月末までは無理なようだ。
年度末、年度始めの時期だけに影響は大きいのではと推測される。
被害にあった方々には改めてお見舞い申し上げます。

さてウクライナへのロシア軍侵攻、3週間。
疑問は国連の存在です。一向に姿が見えないのです。

国連の安全保障理事会では5か国の常任理事国。
それが当事国のロシアが拒否権があり国連の役割が機能せず。
ただ、総会では
「ウクライナに対する侵略」の決議が141ヵ国の賛成で可決。72%の賛成率
196か国の中で反対5 棄権35 無投票12,
但しこれは拘束力はなく勧告に留まるわけなのです。

やはり、拒否権の制限など改善しないと
国連の役割が機能せず。という事態に追い込まれてしまいます。

今おこっているウクライナの人々を助ける手だてがたたれてしまうという
危惧を抱いてしまうのですが皆さんはどう思いますか。?










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