ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2017-22 山の事故

2017年03月29日 | 日記
今週末から東京で研修があった。
東京は雨
帰り道の新幹線栃木のあたりから
雪景色。

ニュースで那須のスキー場での雪崩の事故を知った。
ラッセル訓練途中に表層雪崩に巻き込まれ8人犠牲になったという。


1週間前に山スキーの体験をしただけに
一歩間違うと危険な雪山の怖さ。

そういえばあの時も
スコップをリックにしょっていた人や
スノーシューを背負っていた人もいた。

リーダーは下見して雪崩のおこりそうな場所を把握し
そこを迂回しながら歩き万膳の注意を払っていた。

亡くなられた方々のご冥福を祈りつつ、
海も山も人間の想像を越える自然の脅威を強く感じたものである。

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2017-21 バックカウントリー、山スキー初体験

2017年03月21日 | 日記
連休の狭間に山スキーを初体験。
今まで冬のスポーツはゲレンデスキー(谷スキ―)だけだった。
今年は山スキーの楽しさを味わいたいと思い立った。

あるツアーの申し込んだ。
持ち物に山シールとあったが持参せずに参加。
参加者は19名+インストラクターなど6名。
山男風が多かった。
網張に10時前に到着。目指すは網張から山越えして裏側の松川温泉までの8キロコース。

第③リフトまで乗り継ぎ10時30分出発。標高1350m

アザラシの皮でできたシールをスキー板に張る。
リーダーがそのシールを貸してくれた。
滑り止めなのだが滑らないので上手く歩けない。
30分ぐらいすぎてようやく様になって歩けるようになった。

汗がどっと噴き出す。晴天がなによりだ。
30分ぐらい歩いたら小休憩の繰り返し。

ようやく頂上に着いたのが1時前。それぞれに休む場所を見つけたのだった。
一番雪が少ない所を選び松の木の下に座ろうとしたのだっと。
危ないと言う声が。なぜ?
木の根っこのしたは雪が密度が少なく穴に落ちて悪くすると自力で上がれなくなるそうだ。
みれば皆さんは吹きっさらしの斜面で休憩しているのだ。
それも知らず参加した常識のなさを痛感。
ほっと一息してのおにぎりの上手いこと。

そのあとシールをはがして滑って下山。
それが新雪を滑るのだがゲレンデの圧雪したものでないので技術がついけいけない。
スキーの先がが見えない不安。

みていたらやや後形の姿勢でトップを浮かして滑っていた。

斜滑降と横滑りとシュテムターンやボーゲンなどまぜながら必死ですべり降りた。
時々転んだが新雪で布団の上に転がるような柔らかさ。
どうにか予定の時間内に着くことが出来た。
昨年は初心者がいて暗くなって着いたというエピソードを聴いて青くなった。

貴重な山スキー初体験だった。


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2017-20 なぜ森友学園は認可されたのか

2017年03月16日 | 日記
テレビで大阪の私学審議会の
「なぜ嘘を見抜けなかったのか」という苦脳に満ちた
K会長が映し出されていた。

大変やつれていた。
教育界の重鎮の姿であった。
大阪の教授で現役の頃学習会に謝金も少なく旅費くらいだったのも関わらず
わざわざ大阪から駆け付けてくださり
真摯に教育の在り方について語って下さった方だった。

時に行政の力であるべきことが捻じ曲げられる圧力を示唆しておられた。
トップで教育改革の舵をとってきただけに無念でしかたあるまい。


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2017-19 それぞれの3.11

2017年03月13日 | 日記
未曾有のあの3.11から6年
それぞれの場所で追悼した。

夫は震災学習列車に乗って陸前高田で追悼。
まだまだかさ上げの状態で復興半ばという状況を肌で感じたようだ。

姉夫婦は市内の子ども食堂主催の講演会で
湯浅誠氏とあの冤罪で拘束された村木女史の講演を。

私は放課後児童支援の仕事で2時46分に黙とう。
その後子ども達に震災でいったボランティアの大船渡の様子や
南三陸の大川小学校でおこった悲劇や
福島浜通りで実際にみた音のない静まった街の様子などを語った。

まだまだ被災者は苦しみから抜けだしていない。
こわいのは忘却である。

よりそいながら単なる記念の3.11にならないよう
戒めているひとりである。
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2017-18 映画「息の跡」を観て

2017年03月05日 | 日記
これは被災地の
陸前高田の小さな種屋さんの3年間のドキュメンタリー映画である。

あの3,11からの3年間
小さな種屋を営む佐藤さんの記録である。

佐藤さんが苦手である英語を独学で学び震災から3年間を綴った本を出版。

なぜ英語か
母国語では辛くて表現できないから、そして震災のことを
外国の人に発信したいという願いからであった。

彼は何でも自力でたくましく生きていける力があるのだった。
井戸を掘り、プレハブを自力で再建。

種で生きる力を地域に発信したいと
地元では半数が死亡。
その中で残った自分の使命感を静かに強く抱き生きていくのだが。

外国の人には詩人的と映るような感性が散りばめられているのだった。
心に残る作品だった。
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