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パソコン教室アイラブハイパークラブです。
教室に流れるBGMなどを紹介します。

気分は芸人?

2005-05-25 20:32:27 | 音楽
 市内の、ある小学校のパソコン講師をお引き受けして、今年で4年目を迎える。1年生から6年生までだから、最初は勝手が違っていささか戸惑ったが、最近では、どうにかぼくなりの授業をこなせるようになってきたように思う。人懐っこく、素直で明るい子どもたちと、後からきっちりフォローをしてくださる先生方の協力があればこそである。思えば手間のかかる先生ぶりではある。

 45分という授業時間の枠はかなりきつい。学校側の配慮のおかげで連続2時限を頂戴し、休憩時間を有効に使いながら授業を進めていくのだが、それでもいつも仕事のしくさしで帰るといった印象をぬぐい去れない。

 最初に心がけたのは、子どもたちの名前を覚え、顔と名前を一致させようとしたこと。月に2回ほどの訪問だから完璧とは言いがたく、達成率50%には少しきわどいところか。次に、民間人の強みを活かそう、だ。「ツカミ」、「ネタ」、「オチ」。何においてもこれらスリー・エレメンツは要だとは思うが、移り気な子どもたちの集中力をそらさず、こちらを向いてもらうために、毎回ユニークなコンテンツを準備しなければと考えている。子どもたちの感覚に副えるのは大変なのだが、ぼくにとって新鮮かつ刺激的で、ありがたいことに芸風の広がりに貢献してくれている。

 幸いにして大型の液晶スクリーンが備わった環境なので、テキストがわりにパワーポイントやFLASHを使った動きのあるディスプレーを用い、黒板が必要なときはHTML形式で表示させるようにしている。

 子どもたちにパソコンを好きになってもらう、パソコンを身近な文房具にしてもらう、個々のスキルをアップするといったぼくなりの授業のねらいなのだが、何といってよいのやら、どうやらぼくの成長に資する割合が高く思えて、ありがたくも申し訳ない気持ちになっている。今年はねらいどおり、みんなの成果に役立つ講義を心がけたいものだ。今日は、今年最初の授業、2年生がキーボード練習に挑戦した。帰り道、「明日があるさ」が鼻歌で出ていた。


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