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パソコン教室アイラブハイパークラブです。
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参議院は死んだ?

2005-08-15 22:03:42 | 音楽
 ここんとこずっと考えていたことがある。しかし、どう考えても腑に落ちない…。

なぜ参議院で否決されれば衆議院の解散なのか?

 2院制の意味が問われるどころか、民主主義の危機ではあるまいか。参議院で否決されたら衆議院に戻り2/3以上の賛成で可決というのがぼくらが社会科で習ったこと。こんなのありか? これを許せば、じゃあ参議院ってのは何なのだ。8月8日をもって参議院の存在理由は無くなった。つまり、参議院は死んだのだ。議員は総辞職すべきであり、国のために報酬を返還すべきだ。それが出来ないというのなら…、だったらもっと怒れよ。

 『参議院=盲腸』説というのがあった。あってもなくてもよいのが盲腸か。数百兆とも言われる借金がある国なら、参議院を消滅させればそれだけ歳費が節約できる。このまま有耶無耶になるのだったら許せるものではない。マスコミも可笑しいとは感じないのだろうか? 

 郵政民有化は必要だ。しかし、そもそも構造改革が必要だ、というところから出発しているのではなかったか。行政改革は急務である。官僚が天下る特殊法人のでたらめさ、誰も責任をとろうとしない体質に危機感を覚えるのはぼくだけではあるまい。構造改革は大事な問題だ。それを郵政一本に矮小化し、刺客云々で国民の目をそらさせて、選挙戦を勝ち抜けようとの魂胆はあざといを通り越し、むしろさもしい。一国の元首が採る道ではない。しかも、解散・選挙というのんびりした時期ではあるまい。景気は? 年金は? むしろ優先順位はこれらの方が高かったのでは。

 と、似つかわしくもなく熱弁をふるう自分の姿を夢に見てしまった。

 日本海から寒気を伴った低気圧がゆっくりと南下し、暖かく湿った空気も流れ込み局地的な大雨…というのは東北や北陸地方の話。志摩は期待したスコールを逃れたようで、日中、猛暑に悩まされつつ、うたた寝をしてしまったようだ。大瀧詠一のA LONG VACATIONは、この時期の昼寝に最も適した音楽かも。寝つきがすこぶるよかったのには驚きだ。