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hyperclub

パソコン教室アイラブハイパークラブです。
教室に流れるBGMなどを紹介します。

アダモ「想い出の小川」

2013-02-01 21:41:52 | 音楽

 自転車であちらこちら気軽にぶらつくことをポタリングという。まあ、サイクリングというより散歩程度に軽く走るから「散走」と呼ぶべきかな、と適当にそう呼んでたら、ウィキペディアに同じことが書いてあったのでびっくりした。駄洒落じゃないのだ。


自転車の月間走行距離 一月は例年になく寒かったと思う。どれだけ厳しかったかは、走行距離が証明している。写真が証拠だ。


46.56km/月

 昨年10月に自転車を入手した頃の休日の一日分の距離でしかない。鵜方から、夏草経由で、五ヶ所浦を往復した距離。厳寒の候は言い訳にできない。惰弱というか、軟弱というか、情けない。娘のこういうイヤミが聞こえそう。


出不精、デブ症候群

自転車、風が冷たいもんな、と言ってられない。2月は頑張る所存。


 


 ワイヤレス・マウスが壊れたので自転車でひとっ走り、ということは暖かい日だった。ワイヤレス・マウスはロジクールがお勧め。


 


 で、買ってからその足を、「コンドルは飛んで行く」まで延ばした。


 なんでも、人材さんの手を借りて、小川のせせらぎをより鮮明に際立たせることに成功した、と聞いたから。


 なるほど窓から眺める冬枯れの木立が素晴らしく、あたかも軽井沢にでもいるかのような…、行ったことないけど、軽井沢。フランスの歌手、アダモに「想い出の小川」という歌があったけど、ぼんやり見やるだけでメロディが聞こえるようだ。


 



 


 訪れるたびに様子や印象が異なる店だが、せせらぎと枯野の借景のハーモニーが絶妙で、雰囲気がさらに倍加した。読書してもいいし、陽だまりの素敵なコーナーでうたた寝してもいい。この場所で、贅沢な時間が過ごせることは請け合える。


 


 最近、いろんな人に「コンドルは飛んで行く」を勧め、「行ってきましたよ、よかったよ」の反響が嬉しい。ブロガーさんだけでも


ありんこな日々 隠れ家カフェ コンドルは飛んでゆく

Welcome to my room. Nice places to visit!!

と、好評だ。


 


 店主の宮さんが、

ヨウたどり着きはったねぇ!

と、びっくりするほど迷われる方も多い。道案内の看板を幾たびも増設したほどで、実際、角々には看板が目立っている。


 が、実は、帰り道、国道に戻るまでが難しい。角を曲がり間違えると山道を抜け出すのが困難になる。ぜひ、あなたにも挑戦していただきたい。

 

 


コンドルは飛んで行く


 





あらたまの、年行き返り、春立たば…

2013-01-01 23:47:00 | インポート

あけましておめでとうございます。

 


hyperclub2013年の始まり

 年末。

 開闢以来…、と書いたら大げさだが、この教室の開設以来16年にして初めてカーテンを洗濯した。

カーテンが洗えるなんて想像もできなかった

水を潜って綺麗になったカーテンはさっぱりとして気持ちいい。洗うように進言し、しかも洗濯という実行行為まで担ってくれた娘に感謝したい。洗濯槽の水がどんな濁り方だったか、見なくて済んだ。ばかりか、次の洗濯をするために事後の洗濯機自体を洗うという面倒くさいことから免れた。綺麗好きの娘を持つことのありがたみを痛感している。

運転手はきみだ、
車掌もきみだ。
お客はぼくだ。

 娘の口癖は、

神様は綺麗なことや、綺麗なものがお好きだ
というものであり、そう固く信じている。


 万事適当で、とかくズボラだと家族からの評価が低いぼくだが、そんな娘の言葉をぼくは否定しない。昔から几帳面で、神経質だったぼくも、そうなのだから。娘は母親似でもないし、突然変異でもない。まさにぼくの在りし日の姿なのだ。


 皆さんは首をかしげるだろうが、(ぼくの)周りがぼく以上に几帳面なので、ぼくはそう見られない、どころか、怠惰と受け取られてしまう。その怠惰ぶりが輪をかけて目立ってしまう。言葉を変えれば、みんながぼくのお株を奪ってしまう。


 ドン・ガバチョのような演説でもって強調したい。


家族のみんなに見えるぼくのすがたは、錯覚なのだ。

 


 みなさんにご心配をかけたカレンダーも、モリ京さんのご厚意で事なきを得た。会長が、教室のために取り置いてくださったのだ。それにしても…、


 世に出回る企業の販促用カレンダー、年々、しょぼくなっていないだろうか、と口にしたのが一昨年のことだ。年変わって一日しかたってないが、昨年末は本当に困ってしまった。企業のノベルティとして、希少になりつつあるのは、困った時代の反映だ。


それほど景気が悪いってことか。

 政権が変わったことだし、デフレ脱却し、景気も急上昇とあってもらいたい。今年こそ…。




レガシーを使い切る

2012-12-01 23:39:00 | 音楽
Windows XPはまだまだいける

 Windows XP はまだまだ健在だ。インターネット・エクスプローラ6が現役で走っている。


 オールド・フレンド、糟糠の妻なんてな言葉を思い出す。というのも、


こんなん出てきました

と、現れ出でたる弁慶ならぬXP、保存状態もすこぶる良好な状態で発掘された。メンテナンスを施したが、まだまだ走る。というより、使用感がなく、買ってそのままの状態に近い。

 古いと馬鹿にしてはいけない、Excel2007から搭載されたVISTAのオーナーから見たら羨ましがるだろう。それだけワードでも、エクセルでも、2007と2010には泣かされるとお嘆きの方が多い。


 単にインターフェースの問題だろうか。アピアランスのみならず、メニューからリボンへという操作体系の違いは大きい。戸惑い、ためらいが、XPが現役の理由化なのも知れない。


 解決策は、ワードなり、エクセルなり、MCASの問題集買って勉強する。勘に頼ってばかりでは効率が悪い。急がば回れ、は定番ではないか。これは自分に言い聞かせる言葉だ。


 

 今夜の、BGMはアリソン・クラウス・アンド・ユニオン・ステーションスの「Lonely Runs Both Ways」だ。ドブロ・ギターが室内を満たす夜。灯台のような孤独。



Lonely Runs Both WaysLonely Runs Both Ways
価格:¥ 1,835(税込)
発売日:2004-11-23



気分は年賀状教室

2012-11-11 22:00:55 | 音楽

 年賀状の時期になってきた。来年は巳年である。


ヘビ嫌だなぁ

と、いう人は多いはずだ。12年前、年賀状対策って大げさな物言いだが、ぼくや教室はどう凌いだか。

 


 いろいろと思い出す。12年前は、2001年、21世紀が始まった年だ。だから、賀詞は定番の「きっといい年!」を止め、「きっといい世紀!」に変えてみた。といったように、新しい世紀の始まりらしいアイデアを盛り込んでみた。ふだんなら書店で「年賀状素材集」を求め、適当に見繕うのだが…。


 今でもそうかも知れないが、定番が楽、レールが3本あったら3路線といった、固定観念に固まった、A型気質の、つまらない男だった、プレミアムを機に変わりつつあったものの。


芸風を変えたい。(自分ヲ変エタイトイウ潜在意識)

の決意めいた兆しが芽生えた。いかにも気分屋だが、世紀の変わり目がそうさせたと思う。


 


 年賀状の話に戻そう。問題は、干支の「巳」だ。蛇、嫌い。ヘビ苦手である。


 直截的な表現は避けたい、というより無理、できない。でも、富士山にご来光といったありきたりなのはなんだかなぁ、である。


 


 修辞法でいう、直喩から暗喩へか。言い換え、置き換えができたら、さらに、象徴するもの何かだ。その、何かに苦しんだ。


 


 そんな折のこと、触媒となる女神が登場する。教室に年賀状のネタ探しをしようと。姪っこがひょっこり顔を出した。今は高校の美術講師をしているが、その頃はまだ陶芸家かの卵で、電車男に出てくる「エルメス」のような女性だ(直喩)。


 


 その頃、教室ではペイント・ソフトはMicrosoftのPhotoDrawを使っていたように思う。


 PhotoDrawは、Microsoft社のドロー系ソフトで、フォトレタッチからWEB素材の作成までこなしていた。いわば、レイヤー機能がないPhotoshopといったところ(だから、消えた?)。PhotoDrawのいいところは、ペン先がいろいろ選べることだ。クレヨンから筆風と多彩なものだ。Adobe Photoshopが主流の今から考えるとなんとプリミティブな時代だったことか。


 


 姪はサラサラとマウスを走らせると、無造作に何本かの線を引いた。ぼくには線に見えたが、その線を極端に太くすると、でたらめな線の塊りはハートに変わった。


 


 アーティストはどっか違う。こともなげだ。


 


これハートね。いくつも描いて、輪郭をアートブラシにして…、塗りつぶしをグラデーションで仕上げてぇとぉ。

 


 チョイナチョイナと描きなぐった、そのときの作品がこれだった。


 


一回り前の巳年の年賀状

 


 頭をガツンと殴られた感じ。大小異なるハートをスネークに見せる。色彩までも温かい色でとても蛇に見れない。でも、そんな感じであるカモ。


 


 瞬間、光がさした。そのとき、ぼくばかりか、教室だって成長したといえば大げさかだろうか。そう思いたがる自分がいる。姪のおかげである。


 


 12年の歳月が流れてまた巳年が来る。あくまで主観だが、蛇はリアルに遠慮したい。でも、表現者であるぼくたちは避けて通れない。可愛く見せるのもありだし、アート的に凝るのもまた一興。来年の年賀状作りには、まだまだ時間あるだろうが、hyperclubは今年も年賀状教室を設けてあなたをお待ちしています。




志摩ギターを楽しむ会 第12回コンサートのご案内

2012-11-09 17:55:57 | 音楽
志摩ギターを楽しむ会 第12回コンサート

 


 しみじみと物思う秋である。

とても寂しい?
灯台のように寂しい…。

 レイモンド・チャンドラーの「かわいい女」の中の台詞だ。女性が尋ねる。フィリップ・マーロウが答える。短いセンテンスに鮮やかな情景がほの見える。男がギターの音色を懐かしむ瞬間か。


 


 畏友北村氏に誘われてからというもの、クラシック・ギターの魅力にどっぷり浸かってる。多少なりとも腕に覚えのあるさっとんと違って、

ギターって指より一本弦の数が多いっしょ

との、ヘンな理屈をつけて遠ざかっていたのだが…。


 


 秋の日のギターは弾けなくても、伝わるものがある。西洋の、何百年か昔から、連綿と受け継がれてきた音色が沁みてくる幸せ。大げさではなく、身近にあった音楽だ。北村主宰の解説が卓越していることの証左だろう。


 





シリアス(serious)!

2012-11-01 23:14:00 | 音楽

 シリアスとは、「真面目な~」「真剣な~」「重大な~」「危険な~」とかの意味を表した英単語である。


 


 モニタの画面、真っ黒。いきなりこうなった。

 Shuttle製のベアボーンで組んだ自作のマシンで、Windows7 Pro 32ビット。小柄ながら酷使に堪え機敏に働いてくれる、可愛いやつ。だから目につきやすい入り口近くにおいてある。そいつが、突然… 。


 


windowsブートマネージャの画面

 


 …windowsブートマネージャの見出し。真っ暗な画面に浮かぶ白い文字が不気味だ。取り急ぎ、「0xc0000428」を記憶し、後の文言の指示を読む。

不明なソースから悪意のあるソフトウェアがインストールされた可能性があります…

 ションベンちびりそう。さらに、読む。なになに…。冷静に。

windowsインストールディスクをお持ちの場合は、ディスクを挿入しコンピュータを再起動してください。
[コンピュータの修復]をクリックし、回復ツールを選択してください。

 


 購入時のそのまま、保管してあったWindows7のディスクをドライブに差し込んで、ESCキーを叩いた、のだが…。


 


回復ツールで待機

 


 パソコンは待つことと覚えたり。これがルールだ。不安な気持ちを隠せず、ひたすら待つ。煙草吸いたい機分。データを飛ばしでもしたらと限りなく恐怖。でも、Windows7が手の届く場所に置いてあってのは幸先好いことだとポジティブに考える。


 体内時計が止まったまま、どれだけ待ったろう。長くは待たないで済んだ。無事、いつもの画面が立ち上がってくれた。普通の生活、日常が戻った。


 


 ここで教訓、ジタバタしないで冷静に待ったこと。過去の失敗が活きたようだ。ぼくはもう「昔のぼく」じゃない。


 


 この事件にまつわる新たな展開は、また別の機会に。


 

Windowsのディスクは忘れずに

 


 最近、自転車がマイブームだ。音楽は、忌野清志郎さんの「自転車ショー歌」である。自転車雑誌の広告や記事でおなじみのブランド名が出てきてニヤリとしてしまう。


 





Windows 8 Pro ゲットした

2012-10-26 22:56:00 | 音楽

 アップグレード版、発売日に届く。どう使いこなそうか、思案。衝動買いしてしまったかな…。

 


Windows 8 Pro


志摩 へんぴなとこ

2012-10-05 23:15:00 | インポート

 志摩半島。首都、東京から5時間(で着けるかどうか…)。

 

 そのへんぴな磯部町に、文字通り、「へんぴなとこ」という看板を見つける。

 

 梶坊。その地区に、床に臥せっているという知人を訪ねた。

 

 鵜方から迫子経由で、横山の裏を走るというまったくあり得ないコース。誰も選択しないコースを走れるのは、自転車だからこそ。流れていく眺めを楽しむ。

 

 日中は蒸し暑い日だったが、辺り一面田んぼという景色の中で、小さな赤とんぼの群れを見つけた。あまりに小ぶりなためカメラに映らない。澄んだ空気にすっかり秋の気配を嗅ぎとる。iPodから流れるBGMは、タイミングよくオフコースの「秋の気配」。好きな場所だ。

 

 走行およそ2時間、35.12kmのポタリング


 

志摩市梶坊



そうだ、旅に出よう

2012-10-01 23:08:00 | 音楽

上方落語の世界、弟子入りすると真っ先に覚える噺が、「東の旅」だという。

江戸前の落語と違って、高座には見台と呼ばれる小机が設けられ、演者が持つ張扇で拍子を取りながら喋るのだが、

トッテチテタ トッテチッテッタ…
このテンポというか、間が絶妙で聞き惚れてしまう。

 

さて、例によりまして喜六、清八といぅ両名の大阪の若いもん、だいぶ時候もよぉなったんで「ひとつお伊勢参りでもしょやないか」といぅえぇ加減な連中がありましたもんで「でも」付きのお伊勢参りでございます。友達に送られまして安堂寺橋をば東へ東へとってまいるのでございます。

 

これが、「東の旅」の発端。

 

で、伊勢と関わり深い志摩育ちのぼくが、逆に、「西への旅」として企んでいるのだが、気候もよろしくなった今の時期、絶好のチャンスではあるまいか。

 

ただし、噺と違い、ずっと歩きではチト辛い。無論ウォーキングを勧められている体型だから、それでもいいのだが…、業務に差支えては困ってしまう。県境を三つほど越る訳だから。3、4日の行程なら許してもらえるのではないかしら。

 

そこで、自転車を思いついた。志摩から伊勢、伊勢から大和とずっと登坂ばかりだが、挑戦する値打ちはありそうだ。

 

この夏、夜行性だったが、ずっと歩くようにしてきた。足が痛むときもあったが、ペダルを踏むのはずっと楽と前向きに考え、画策中。実はこのあたりの過程が楽しい。ずっと計画中なら安上りの暇つぶしに違いない。

 

そうだ、やはり旅に出よう。




強い台風第17号の目

2012-09-30 22:35:00 | 音楽
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 子どもの頃のみならず還暦を過ぎた今でも、「暴風警報」と聞くと心が躍る。まして昼台風となるとなおさらだ。学生なら学校へ行かなくていいし、現在のぼくなら、「開店休業」状態で、時間がたっぷり取れるのだから。

 午後五時半過ぎ、ピタッと風の音が止み、静寂が訪れた。台風情報を調べると、まさに志摩半島を通過したようだ。カメラを取り出し通路に出ると、非日常の光景が現れた。光と影、まさに台風のウィンクだ。


 カメラのデータのよると、6時5分。昨日の同時刻よりも明るく感じられた。台風の贈りもの? 何の脈絡もなく脳内で「ジェームズ・ボンドのテーマ」が鳴り響く。高校時代のお気に入りだったローランド・ショー楽団の演奏。軽い高揚感、場違い、心得ちがいではある。