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親父のグチ

奇跡

2012-03-17 | アナログ親父の独り言
皆さん、我が家に奇跡が訪れました。
”桜”が咲きました。
つまり、Jr.が、公立高校の受験を突破しました。
親ばかとしては、とても嬉しいです。
あぁ~~~、「お祝い」はいらないですよぉ~。
「仕返し」が面倒ですから。
「仕返し」は要らないと仰る方は、喜んでいただきますが・・・・。

受験に成功した皆様、おめでとうございます。
そして、惜しくも敗れた皆様。
行きたい所はそこではないかも知れないが、そこにこそ君の未来があるのです。
俺がそうだった。

Jr.の志望校を絞り込む時、俺は物凄く悩んだ。
Jr.ではなく、俺が悩んだのです。
Jr.は「軽音楽部」のある定時制高校が第一志望だった。
定時制だって悪くはないし、軽音楽も大いに賛成。
しかし、本当にそれがJr.の為に最善の道なのか?
それで奴は、成長できるのか?
夜に学校に行き、昼は仕事をする。
そのようなハードな生活を4年間、続けられるのか?
生まれてから、ズーッと見守り続けてきた俺の出した答えは、”NO”。
「まずは普通に高校生活を送らせよう。そして、色んなことに悩み苦しむ青春を味合わせよう。世間に出るのは、それからでも遅くない。」

次に悩んだのが、”達成感”を味合わせるか、”挫折”を味合わせるか。
俺は、高校、大学と第一志望校には入れなかった。
しかし、結果的に良き先輩、友人、後輩達に恵まれ素晴らしい学生生活を送った。
そして”挫折”の悔しさも学んだ。
”挫折”は、全ての基本になる。
ただ、今のJr.では弱すぎる。
まだ、そこまで”強く”は育てていない。
つまり、”挫折”から学ぶ事を出来る力はない。
そう判断した俺は、チャレンジ高校より、チョット頑張れば入れるような高校を選んだ。
それも奴が一番好きな、パソコン関係の高校。
そして、そこを受験するように勧め、説得した。

昨日Jr.は、晴れ晴れしい笑顔を見せていた。
俺は、言った。
「有頂天に喜んでるんじゃないよ。 失敗した友達もいるんだ。 その友達の事を気遣ってやらなければいけないんだぞ。」
そして、こう付け加えた。
「合格は目的ではないし、ゴールでもない。」