あれから一年たったけど従姉妹たちは変わらず元気で来てくれた事何よりも嬉しい!実家である弟の家に集まり
私の手料理を食べながら夜遅くまでワイワイ食べたり飲んだり。お土産に頂いた日本酒が美味しくて弟のお酒も
いつもより進んでいる。「明日はどこか行きたいところはあるか?」と弟が言ってくれたので私は昨年一緒に行
けなかった母の母校へ行きたいのだけど従姉妹たちは二回目となるからと遠慮気味。でも「私たちも行きたいか
らいいよ~」と言ってくれた。そこは廃校になった小学校でお願いすれば昔からの卒業生の写真を見せて頂ける。
あくる日、車で学校に向かう途中の景色やバス停の名前も懐かしい。毎年お正月・お盆・お祭と祖母宅へ行くのが
一番の楽しみだった。その頃は近くに住んでいた従姉妹たちもやって来て歳の近かった「いとこ」7、8人でいつ
も遊んでいた思い出。母方のいとこは12、3人いたのが今は6人だけになった。
国道を走っていて誰かが「お祖母ちゃん家の前までだけでも寄ってみる?」「外から見るだけでいいから行こう
よ」と急に左折。懐かしさが突然襲って来て何故か涙が出てきた、従姉妹たちもクシュンクシュン言ってるわ。
入口に立派な鉄の門が出来てるがその上に見える本宅は昔のまま・・・懐かしい。門の前に車を停めて家の横を
流れる小川を見て「朝はいつもここで顔洗ったね」と言いながらも涙。
人の姿が見えたので弟が声かけて来ると行ってすぐ「どうぞ入って来て」と家の人が・・・従兄弟の奥さんだっ
た。「ここで庭を見るだけで十分です」と言って叔父が趣味でお金をかけて造った立派な庭は70年ぶりに見る
けど子供の頃に遊んだあのまま。ただ池の水は今は溜まっていなかったけど。庭の入り口の門も屋根は新しくなっ
ているが昔のままだ。懐かしくて思わず触ってみた。広い庭をぐるっと裏の方まで廻ってみたが当時と同じ景色。
座敷へ上がる様に言ってくれたけどそれは遠慮して土間から部屋の様子を見せてもらったが和室の丸窓も大きな
金庫の位置も昔と変わらずで感激! 「ご先祖様もきっと喜んでくれてるわ」と言ってもらったけど反対に私達
の原点は・・・ここ。一時間もお邪魔させてもらって感謝いっぱいの気持ちでお暇する。
その後、元の小学校へ行き見たかったアルバムを出して貰って大正十年卒業生の中に母を見つけた。小学生の母
がいるわ~叔父も叔母も亡くなったいとこ達も写っている・・・皆、ありがとう! そんな気持ちになった一日。
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