散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

20240210最近読んだ本

2024-02-10 23:14:05 | 読書
■「ヴェルサイユ宮の聖殺人」宮園ありあ
フランス革命前夜の殺人事件。「ヴェルサイユのばら」を読んでいるため、何となく時代背景は分かる。

■「推理小説作法」土屋隆夫

■「遥かなる地平①」ロバート・シルヴァーバーグ編
再読。

■「遥かなる地平②」ロバート・シルヴァーバーグ編
再読。

■「火星のプリンセス」エドガー・ライス・バロウズ
無邪気な人種差別発言連発だが、107年前の話なんだものね。

■「帝国ホテルの不思議」村松友視
興味はあるが、私が帝国ホテルに泊まることは無いだろうなあ。

■「大盛り! さだおの丸かじり「とりあえず麺で」」東海林さだお
東海林翁のチャレンジ、ホット冷し中華、かけそば+かけうどんのダブル注文はスゴイ。「さすが東海林さん! おれたちにできない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる! あこがれるゥ!」くらいのスゴさだ。

■「SFマンガ傑作選」福井健太編
手塚治虫「アトムの最後」から、いずれも名作揃いだ。

■「助手が予知できると、探偵が忙しい」秋木真
コメント

ひっそりと小樽へ(4)

2024-02-10 20:48:33 | 飲み歩き・琴似界隈
小樽駅に到着すると、大勢の人がたまっていて驚いた。アナウンスがかかっているので、まさか事故でもあったのかと焦るが、「快速エアポートは非常に混雑することが予想されるので、あまり急がない人は各停に乗って下さい」というようなことが説明されていた。

それでは各停に乗ろうではないか。



先頭側の車両に乗ったところ、最初は混雑していなかったのだが、途中からはほぼ席が埋まるくらいの状態になってしまった。

やれやれと思いつつ、琴似駅に到着。あー、あのイトーヨーカドーが閉店してしまうのだね。



今日の2軒目はバー「M」に立ち寄っていこう。それほど遅い時間ではないため、1番目の客となり、ジンリッキーでスタート。



小樽に行ってきたことをマスターに話して、2杯目はオールドグランダッド。アルコール度数は50度か。



以前頼んでみたら品切れしていると言われた、グレンマレイ12年が久しぶりに入ったとのことで、それを注文。



後から来た客が4人ほどになった。温かいデザートカクテル、ホットショコラで締めることにしよう。これはアルコール分がそれほどないが、かなり美味いカクテルだった。



しかし、ちょっと飲みすぎたかな。これで帰ることにしよう。

コメント

ひっそりと小樽へ(3)

2024-02-10 18:15:09 | 飲み歩き・北海道内
17時近くなり、やっと馴染みの居酒屋「O」へ。但し、小樽は結構な雪が降ってきて、帰りの交通が心配になってきた。この間、小樽から札幌に移動できない人が発生していたじゃない。さっさと飲み食いして戻るようにしよう。



店に行くと1階に客の姿は無かったが、宴会料理の仕込み真っ最中で、2階は大勢の人が入っているようだ。一応、予約の電話を昼頃入れておいたので、座れないことはないからそこは心配していなかったが。

まずは燗酒でスタート。



いつもの刺身盛り合わせは赤貝、白身(平目か)、海老、ホタテ、ホッキ、マグロ、イカ、ゲソの8種類。寒い季節のせいか、白身はビックリするほど脂がのっている。イカとホタテの新鮮さも素晴らしい。海老だって身を外そうとしたら新鮮な頭の部分がついて出てくるし、ホッキ貝の歯ごたえも素晴らしかった。



そして早めに注文しておいた、ナメタガレイの焼き物。酒は秋田の六舟を頼む。





軽く干してあるとは思うのだが、カレイの身がむっちりと厚みがあって美味しい。中骨と少しヒレの焦げたところを除いて、ほとんど全部食べてしまった。酒も飲んだし、大きなカレイで一旦腹が膨れた。

それでは雪が降りやまない中、急ぎ琴似に戻ることにしよう。



次の店の関係上、JRで移動したいので、小樽駅へと急ぐ。途中のアーケードにはアイスキャンドルが灯っていた。

コメント

ひっそりと小樽へ(2)

2024-02-10 16:31:09 | 美術・アート
続いて市立小樽美術館へ。1階は特に展示が変わっておらず、さっと見て終了。2階に昇って、文学館で一休みだ。



何せ足腰が痛くなったりするので、慌てずに行こうということなのだが、15時から絵本の読み聞かせの事前練習で、喫茶コーナーを出て欲しいと言われてしまった。いやー、入場料を払って入っているのに、何とかならないものかね。

ということで、文学館の展示を見よう。

■市立小樽文学館「小林多喜二と大月源二展」。
沖一馬(大月源二)「町の参議」:庭からお宝を掘り出した人がそれを政府に拠出して貯蓄債権を手に入れる。電力不足から帰りに目覚まし時計を買って帰ろうとすると、それも廃品回収に拠出させられたということなのだろうか。何しろ、中央公論「世界大戦志那事変処理臨時増刊」号だからなあ。



大月源二「小林多喜二像」:没後三十年記念祭のポスターとそれに使われた大月の原画である。



小林多喜二「若竹町の自宅付近」;北海道拓殖銀行在職時代の作品とのこと。今回の展示では市立小樽美術館所蔵の絵画(大月のものが9点出品されていた)は撮影NGで、文学館所蔵のものは撮影可能となっていた。どうなんだ、小樽美術館。





美術館3階の展示は変わっておらず、2階の展示室へ。

■市立小樽美術館「障がいのある人と、アーティストと、私たち 「表現する」ということ」。なぜ3者が並列的に書かれているのかが分からない。障がいのある人は私たちであるし、アーティストも私たちであるし、違いはないだろうと思うのだが。
宮崎寿「タイトルなし」(だったかな?):網目模様を生かした切り絵作品。複雑な地形に沿った住宅地のようにも見える。



佐々木伸夫「タイトルなし」:結構大きな作品で、妙な味がある。



KEITA「東京タワー」:確かに東京タワーだ。スカイツリーよりも、東京タワーの方が人々の心に残っているのかも。作者は1998年生まれだから、若い人なんだけど。



佐藤程昭「タイトルなし」(左)、「女の子」(中)、「ブーツ」(右):青系統の類似作品も展示されていたが、可愛らしいこちらを紹介。



高丸誠「タイトルなし」:写真を模写し、またそれをカラーコピーにして、さらにそれを模写するというエンドレスな営み。これぞ現代芸術という感じがする。



川村清「日記」:日記には動物やおひな様が描かれており、文章の所には自分の名前が書かれている。「日付絵画」に近いといっても良いのではないだろうか。



この展覧会ではいわゆるアーティストの絵画も対比的に展示されているのだが、こちらは小樽美術館所有のせいかどうか分からないが、撮影禁止なのである。なぜ、そこに差異を作るのか(作ったのか)が疑問。私の言いがかりなのだろうか?



この後、文学館の喫茶コーナーでは休めないので、1階の休憩コーナー(ご自由にどうぞと書いてある)へ。イベントを開催する人たちの待機場を兼ねているようで、私が行くと不思議なものを見るような目で見られる。自由に休憩可能って書いてあるのに、居心地が悪いなあ。
コメント

ひっそりと小樽へ(1)

2024-02-10 14:06:24 | 美術・アート
昼食を取ってからJR琴似駅に移動。高速バスという手もあるのだが、今日はJRで小樽に行くことにしよう。



小樽は観光地でもあり(特に泊まらず日中行く人が多かろう)、今日は「小樽雪あかりの路」が始まる日でもあり、混雑が予想されるが、私の行くところはいつ見ても観光客が少ない所なのである。JRも快速エアポートではなく、各停の普通列車に乗れば大丈夫だろうと思っていたのだが、何と琴似から小樽築港まで座れずに立っていくことになった。うーん、予想が外れたよ。

小樽に到着し、まずは金融資料館へ。特別展「新しい日本銀行券2024」が開催されているのだ。



しかし、私はあまり新紙幣に好感を持っていない。だいたい死んだバカが人気取りのつもりで始めたんだろ。そして、1万円の渋沢栄一も「金」の人だよね(そういう意味ではあっているのかも)。津田梅子…、どうだろう。北里柴三郎はいいんじゃなかろうか(裏面が北斎の「神奈川沖浪裏」なのはちょっと鼻白むところがあるが)。

後は世界の紙幣における偽造防止の仕組みなどが紹介されていた。

日銀小樽支店の守り神として造られたフクロウ像を紙幣の切りくずで作ったもの。



まあ、ちょっと見ておけば良いだろう。



向かいにある小樽市民ギャラリーでは「輝くガラス絵 神秘の舞踏」が開催されていた。小樽をテーマにした作品も多く、良いのではなかろうか。
コメント

行く前に飲む

2024-02-10 12:22:09 | 飲み歩き・琴似界隈
今日は札幌の街中を回避して、違うところに行こう。しかし、その違う所も観光客で混雑していそうなので、昼食は琴似の「MD」で食べてから行くことにした。いや、食べてからではなく、飲んでからか。



ハイボールを注文し、とてもおつまみ的な3種のタンドーリを注文。



3種とはタンドーリプロン(海老のスパイス焼き)、シシカバブ(鶏ひき肉)、ダンドーリチキン(チキンレッグのスパイス焼き)の3種である。以前に注文した時、なんかボリューム感が無いなと思った記憶があるのだが、今回の感想は「かなりの盛りだな」である。昔の写真と比べると、野菜の盛りが良くなっているようだ(以前は皿がデカすぎたのかも)。有難いことである。

ハイボールをお代わりして食べ始めるが、海老の殻をむかねばならず、タンドーリチキンは当然骨付きなので、それを齧るのにてこずる。残念ながら本を読みながら食べるものではなく、私の指先はスパイス色に染まってしまった。

しかし、タンドーリとハイボール2杯で1500円だから、変な居酒屋に行くより、ちょい飲みとしては優秀だな。

コメント