20220516最近読んだ本

■「風神館の殺人」石持浅海
ある会社への復讐を誓って集まったはずの仲間が続けざまに殺害されていく。メンバーの中に裏切者がいるのか？　もともとのタイトルが「崖の上で踊る」だったように、綱渡りのようなヒヤヒヤしたシーンの連続。面白かった。

■「お前の罪を自白しろ」真保裕一
犯人が終始黒子的な動きをする中、主人公の変容の方が意外な感じ。

■「或るエジプト十字架の謎」柄刀一
エラリー・クイーンの「国名シリーズ」を題材としたミステリだが、十分それを使う価値のある力作。

■「猪木と馬場」斎藤文彦

■「O.tone Vol.163」
うどん特集。私自身はあまり行かないが、札幌にも店が増えたものである。

■「鬼統べる国、大和出雲」高田崇史

以下、図書館の２冊。
■「多加賀主水が泣いている」江上剛
いや、ビックリした（落書きかと思って）。

■「総選挙ホテル」桂望実
経営状況が傾いたホテルを思いもよらない方法で再建へ。ある程度以上、人物が描けている小説を読むとホッとするね。