週末シフト（１）

最近は息抜きに水曜日あたりに飲みに出ることが多かったが、今週は金曜日に出かけることになった。とはいっても、本来はカクテルの会が開催される予定だったのだが、１週間前に今日を予見した主催者の慧眼により、中止となったのである。

しかし、すっかり飲む気分になり、水曜日もおとなしくしていた私は仕事を終えると外に出た。歩くこと約20分、１軒目は久しぶりとなる居酒屋「Ｔ」だ。カウンター席に座り、燗酒を注文。通しはイカと海苔ときゅうりの酢の物、煮つぶだ。



刺身盛合せを頼んだところ、左から不明（鯛？）、マグロ、タコ？、シマアジ、桜マスルイベ、不明と今日は賑やかに６種がやってきた。鯛っぽい魚は薄切りで程よい歯ごたえ。タコのようなもの（白い身しかなくてホント分からない）は強い歯ごたえがある。マグロは少しの酸味で落ち着いた味わい。一番右の謎の魚はホッケのような脂にも感じるし、カレイの縁側のようでもある。…まったく無知蒙昧な感想で申し訳ない。



次は春のメニューの中から竹の子を天ぷらにしてもらった。ちょっと一人には量が多かったが、いい香りにするところを食べる。塩味が基本だが、ちょっとだけ醤油をつけるのもいけるんだよね。



というところで、実はそこそこ店が混みだしたので、慌てて勘定をしてもらう。やっぱり、団体客（４、５人だったが）のくる店は落ち着かないな。しばらくここは控えるようにしよう。感染対策はパネルや消毒液も大事だが、「客を選ぶ」「少人数限定」が非常に重要に思える一人飲みオジサンでした。