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散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

なぜか新潟2(20)完結

2020-09-15 21:50:04 | 旅日記
すっかり疲れて、これで新潟駅前に戻るが、飛行機の時間はまだ遠い。とりあえず、ホテルに預けておいた荷物を回収し、カフェ「P」でアイスコーヒーLを飲んで休憩。





やることが無くなってきたので、早めにリムジンバスで空港に移動する。こんな時は、空港までわずか25分という移動時間が恨めしい。

空港ではお土産を大量に購入し、コンビニで購入したサンドイッチを食べる。空港のレストランはほぼランチ営業しかやっておらず(すなわちもう閉店している)、開いていた一軒はメニュー的にそそられるものが無かったのだ。




→ハンバーガーか…。カレーは1000円超えだしなあ。

もうぐったりしてきた頃にやっと荷物検査を行い、機内へ。予約では1~11列目まで空席無しの表示だったのだが、乗ってみると乗客は5人。人と人の間を取るために、指定できる座席を制限しているのだろうか?



半分寝ながら予定より少し早く新千歳空港に到着し、飛行機からターミナルビルへは徒歩で向かうものの、予想外のスムーズさでエアポートに乗り込む。札幌駅では向かい側のホームで乗り継ぐことができ、琴似へ。

もう少し元気があれば、最後に琴似で一杯行きたいところだったが、残念ながら飛行機の待ち過ぎで疲れており、大人しく家に帰るのであった。

今回のお土産、まず麺類の部は以下である。
・ついに発見「イタリアン焼そば」
・何となく美味しそう「長岡しょうがらーめん」
・これを一度食べたかった「とん汁ラーメン」



続いてお菓子の部。
・笹団子か?「越の笹舟」
・ゼリーにもシャーベットにもなる「もも太郎」
・これは美味いのでは?「柿の種タレかつ丼風」
・「うきほし」は、手前にある金平糖のようなもの。あられに砂糖蜜をかけたもので、そのまま食べたり、お湯やコーヒー、紅茶に入れて飲むものなのだそうだ



続いて液体の部。
・適当に購入「雪男」
・同じメーカーのものは良く見かけるが「熟成」「薫香」というのは初めて見た「ふなぐち菊水」
・これが美味いんだ「タレかつ丼のたれ」



これにて一件落着と言いたいところだったが、スマホの充電をしようとして、充電ケーブルをホテルに忘れてくるという失態に気がついた。慌てて夜遅くにホテルに電話をかけ、送料着払いで送ってもらうことになったのであった。

完結
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なぜか新潟2(19)最後の展覧会は

2020-09-15 13:41:47 | 美術・アート
万代シティ前からバスに乗り、少々遠回りをしながら次はここだ。



■新潟市美術館「式場隆三郎「脳室反射鏡」」。医者でありながら、武者小路実篤、柳宗悦、岸田劉生と知り合い、展覧会の開催に尽力。さらに美術に関する本をかなり出版した多才な人物にまつわる展覧会である(資料など、展示数がやたらに多いので、目録が無いのが辛い)。

岸田劉生「人類の意思(人類の肖像)」:交友のあった岸田の作品が展示。
ロダン「空想する女・花子」:旅芝居の一員として渡欧し、ロダンのモデルを務めた花子の頭部像。
木喰「葬頭河婆半跏像」:柳宗悦が調査したという迫力のある像。

中原悌二郎「若きカフカス人」:この頭部像が新潟大学あるのだ。
石川謙二「野球の帰り」:山下清と同じく八幡学園にいた人の作品。黄色の迫力がある独特のクレヨン画だ。
山下清「晩秋」:これは相当細かい力作。

草間彌生「線香花火」:草間にも着目して、評価していたらしい。
式場隆三郎「飾り皿のある静物」:デザイン的な要素の強い絵画。
式場隆三郎「椅子」:茶と黒のみで描かれた暗い作品。

後はゴッホの複製画展を全国で開催し、その時の複製画や写真プリントが展示されていたり、コレクションではリーチ、河井、濱田、富本の陶芸作品があった。その他「月刊民藝」の編集をしたり、ゴッホ柄浴衣のデザインをしたり(ゴッホの耳を切った肖像画も模様になっている…)。とにかくいろいろな仕事をしていた人なのである。



常設の「新潟市美術館コレクション展II」については、別項で紹介したい。

新潟市美術館の建物はちょっと古めかしい感じもするが、トイレなどは綺麗に改修されており、大変良い感じである。デザインもなかなかモダンだよなと思っていたら、新潟市出身の前川國男が設計したのだそうだ。





建物だけでなく、調度品も含めてなるほどね、という感じだ。

この後、バス停留所までぶらぶら歩いて戻る。気温は30度には達していないと思うが、意外と暑い。
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なぜか新潟2(18)クレセント

2020-09-15 11:30:52 | 食べ歩き
さて、だいぶ体の調子も良くなってきて、ちょっと早めの昼食を取ろう。もう一食となると、やはり例のあれだろう。

ということで、新潟名物イタリアンの「M」である。そして食べるものはカレーイタリアンとコーラである。カレー(インド、いやイギリスか?)と焼そば(日本、いや中国か?)を合体させた食べ物なので、いったい何がイタリアンだか、さっぱり分からないという食べ物である。



カレーは味のパンチが少々強めで、後はもやしの歯触りが効いているよね。これで、この旅では2大イタリアンを制覇することができたのであった。



昭和35年からあるという、新潟の心の味である(多分)。

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なぜか新潟2(17)森と會津

2020-09-15 11:10:24 | 美術・アート
1区間でバスを降りて、まずは新潟日報メディアシップビルへ。

■にいがた文化の記憶館「江戸のリアリズム森蘭斎」。
「龍虎之図屏風」:虎は前足がそろった大人しい姿で描かれており、龍の方には迫力ありだ。
「三国志武人之図屏風」:背景に金をちらし、5人の人物が色彩鮮やかに描かれている(「三国志」にはあまり興味が無いため、誰が誰だかわからない)。
「海裳寿帯鳥図」:これは南蘋派の森らしく、中国っぽい絵画である。たまにこういうものを見るのはいいね。
「蘭斎画譜 竹部巻一~四」:竹のさまざまなバリエーションを描いた、参考図のようなものか。

この展覧会、全体的に点数はあまり多くないが、なかなか見ることのない中国風の作品が良かった。

■會津八一記念館「新収蔵品展~新たなる発見~」。同じフロアにある、こちらも見ていこう。
淡島寒月画・會津八一書「妖怪図・日はくれて」:舌切り雀の重い方のつづらを開けるシーンが描かれており、ちょっと面白い。
會津八一「櫻井安枝宛・人馬図」:富士山と星をバックに馬が飛ぶかのように駆けている。
引田周「新潟の寄居浜海岸」:會津八一のいとこである引田が、明るい日本海の風景を描いた作品。



この他、色々な書や書簡が展示されているのだが、恐れを知らずに言えば、書にしても画にしても、會津のものは、どうにもあまり上手いとは思えないのだ。名人があえてこう書いているのか、それとも「味わい」の人なのか、それとも私に目が無いだけで上手いのか、良く分からないなあ。

このビルには20階に展望フロアがあるというので、ちょっと行ってみよう。やはり新潟の景色で目立つのは信濃川である。札幌にも豊平川があるとはいえ、ちょっと街の真中を流れているという感じでもない。信濃川は札幌で言うと、ちょうど大通の辺りを横切るような感じで流れているので、気にせざるを得ない感じなのだ。





佐渡ヶ島ではちょうど芸術祭をやっているらしい。新潟から佐渡に行くとなると、かなりの時間、またはお金がかかるのだ(船の種類によって速度と値段が違う)。今回もまた行けなかった(行かなかった)が、いつか行く日が来るのだろうか。
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なぜか新潟2(16)最終日朝

2020-09-15 10:05:29 | 飲み歩き・琴似界隈
6時過ぎに起床。体温は36.7℃。胃の具合が予想通り良くない。昨日の出来事をメモしてから8時過ぎにやっと朝食を食べる。朝食はご飯半分、しじみの味噌汁、サラダ、焼鮭、ナスとインゲンの肉みそ、アップルジュースと、昨日よりは少し量を食べられた。



ちょっと調子が出てきて、タレかつ巻き、グレープフルーツを追加。



部屋に戻る際にコーヒーを半分くらい貰い、10時前まで部屋でゆっくりする。帰りの飛行機が結構遅いので、あまり早く活動しても時間を持て余しそうなのである。それにしても、今回の旅行は3泊4日と短くしてしまったが、感染防止の観点からはさほど意味が無かったよなあ。私ともあろう者が、社会的圧力に負けてしまったということか。

10時前に部屋をチェックアウトして、新潟駅前のバスターミナルへ。今日は割と天気がよさそうだな。



バスターミナルでは、移動用に新潟観光循環バスの1日券を500円で購入。バスは1回210円なので、3回乗れば軽く元が取れる予定なのである。



ここでバスを待っている間に、テレビ局の人にインタビューされそうになる。ちょうど新潟駅の万代口駅舎が取り壊しになるので、その話を聞かれるのではないかと思うが、新潟人ではない私はあまり思い入れが無い。話が面倒なので、「あ、バスを待っているので」とお断りする。

10時になり、駅前から万代シティまで移動。バスは「ホワッツマイケル」のラッピングバスであった。それにしても乗ってから気がついたが、この区間は運賃100円だったか。これはあまり1日券の元が取れそうにないな。





しかし、この距離を100円というのは観光客にはありがたいもので、札幌でもちゃんとやれよなと思ったら、札幌市内の100円バスは今年の4月で大部分の路線が取りやめなのだそうだ(札幌駅前~すすきの間のじょうてつバスのみ100円)。まったく、なってないよな。
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