散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

20200919最近読んだ本

2020-09-19 23:38:18 | 読書
■「不全世界の創造主」小川一水
自らを複製するマシンが人類の未来を変える物語。

■「ランドスケープと夏の定理」高島雄哉
科学理論が人類の風景と視野を書き換える物語。久々に世界が広がるのを見た。

■「新日本プロレス封印された10代事件」別冊宝島編集部

■「バー・オクトパス」スケラッコ
タコのマスターがやっているバーとそこに集う人々。バーに行ったことのない人はぜひ読んで、バーにあこがれてほしい。

■「こぐまのケーキ屋さん そのご」カメントツ

■「O.tone Vol.143」
今月は「一人ちょい飲み特集」。知らない店が多かったのだが、もしかすると業態の変化(団体、宴会志向から個人志向へ)が起きているのかもしれない。札幌は比較的一人飲みに冷たい街だったので、私個人としては歓迎だ。

■「新居酒屋百選 名酒放浪編」太田和彦
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ちょっと旅行気分(2)

2020-09-19 19:53:16 | 飲み歩き・札幌市内
さて、麻生で飲んで2軒目はというと、誰もが想像しないであろう新さっぽろへ移動する。テクノパークに行っていた時代にたまに来る機会があった、居酒屋「RK」を久しぶりの訪問である。何とかカウンター席に座ることができ、酎ハイでスタート。通しは何かの南蛮漬けだ。



さて、ここは何げない店に見えて、メニューが充実しているんだよな。焼鳥などの定番に加えて、今日のメニューがこれだ。



刺身、焼魚、ご飯類、お好み焼き、珍味に中華にと目移りするが、鯵のたたきを注文。ちょうど注文がいろいろ重なって出るのに時間がかかったので、秋田の爛漫を燗してもらう。



ほう、鯵たたきはなかなかのたっぷり量だ。これと燗酒の相性はすこぶるよろしいね。さて次は焼魚、いやおつまみチャーシューも食べたかったが、少しは野菜分をということでにら玉を注文する。



写真じゃ分かりにくいが、これが結構な「にら」の量なのである。何とかこれを食べた私だが、不甲斐ないことに腹が一杯になってきた。今日は気になっていた店を一気に2軒回る趣向だったが、今度、この店には1軒目として来ないとならないかも。



ということで、地下鉄に30分乗って琴似に移動し、そういえば琴似のいつも行く店もしばらく行ってないなと思ったが、どうにも胃のこなれが悪くて、行くことができずじまいであった。年齢による食の細さはもうどうしようも無いのだなあ。

まあ、それでも久々に近所、および札幌の街中ではない場所に飲みに行けて楽しかった。また澄川・平岸あたりにも行ってみたいものだ。
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ちょっと旅行気分(1)

2020-09-19 18:10:20 | 飲み歩き・札幌市内
今日は小樽に行こうという考えもあったのだが、展覧会に見たものが多いため断念。ドニチカキップを購入したので、最大限有効に使うことにしよう。ギャラリー巡りから本屋さんを経由して、麻生に移動。随分前に行ったことがある老舗居酒屋「GS」へ(最後に行ったのは2010年だった)。

店の中を覗くと先客3名(1人と2人組)。この店、今調べると予約ができないそうだが、早めに行ったので何とか座ることができた。とりあえずハイボールを注文する。前回来た時は親父さんと2代目のコンビだったように思うが、今回はその2代目が一人でやっている(後から奥様らしき人が)。何やら炭火に熱中している様で、なかなか声をかけにくい。


→店内が暗かったので、すべて写真の出来が悪く、小サイズでお届けする。

しばしハイボールを飲み、通しの枝豆を食べていると、周りに注文の品が届き始めて雰囲気が分かってきた。そこで、私は鳥精と鳥皮を塩味で注文。よし、落ち着けば恐るるに足らずだ。焼物を焼いているときは非常に熱中しているだけで、2代目氏も愛想が悪い訳ではない。



まずは鳥皮。うむ、美味いねえ。続いて鳥精。塩加減がちょうど良いし、肉の旨みもある。



燗酒(おそらく国稀佳撰)を注文するとポットに入れて炭火で温めたものを出してくれる。

次は豚精をタレ味で。甘くないタレだが、さすがの味わいである。



客は当然のことながら常連が多いようだが、若い女性が1人で「職場の飲み会の前にどうしても」と来ていたりもする(常連ではあるらしい)。また、ちらっと店を覗いて、入れないと判断していった人も何人かいるようだ。

客同士の距離を取る策を感じない店であるが、大体は知っている顔ばかりだからということなのかな。すると、今日は私のことが皆さん気になってしょうがなかったかもしれない。これでも10年ぶり4回目の入場なんですがね(常連とは言えないか)。



この渋い建物に、上の方を見ると「昭和49年創業」という看板が飾ってあった。そうか創業50年にはまだなっていないのか。

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20200919ギャラリー巡り

2020-09-19 16:30:09 | 美術・アート
今日はなんとか昼頃から外出し、ミヤシタ→近美→三岸→資料館→コンチネンタル→富士フイルム→新さっぽろの7か所。

■ギャラリーミヤシタ「宮崎 むつ展」。12時50分過ぎに行ったところまだギャラリーが開いていなかったが、今展覧会のみ特別に13時オープンらしい。作品は明るい緑色の4枚組、暗い緑色の4枚組、紺色の4枚組と赤の1作品があり、展示室全体として調和が取れていたように思う。この辺はかなり意識的なのではなかろうかと想像してしまった。

■北海道立近代美術館「没後50年 神田日勝 大地への筆触 ここで描く、ここで生きる」。展覧会初日とあって混雑しているのかと思ったら、それほどではなかった。ロビーには順番待ち用の通路が作られてあったので、午前中辺りは混雑したのかもしれない。

神田日勝「家」:壁が飛び出てくるくらいの印象だ。
神田日勝「ゴミ箱」:今度は非常に平面的な印象を受ける。横からの視点と上からの視点が同居した物の描き方だ。
神田一明「赤い室内」:色彩ははっきり違うが、構図が似ているような気がする。一明は日勝の兄だそうだ。

神田日勝「飯場の風景」:描かれているものはごつごつしているが、物体が地面についていない浮遊感がある。
神田日勝「一人」:頭部だけひょっこりと画面の下からのぞかせているのは、どういう意味合いなんだろう。
神田日勝「人間」:父母子の3人がちゃぶ台の周りに集まり、父はビールを飲んでいるという珍しい家族風景。

海老原喜之助「友のさらば」:馬の死というテーマで参考出品されていた。
神田日勝「牛」:黒い牛の腹から覗く赤い内臓が印象的でもあるが、スチール缶の細かい描きこみがまた気になる。
神田日勝「静物」:果物、瓶、缶、魚、鶏と細かいものを描き始めた時期か(1966年の作)。

神田日勝「画室A」:突然ポップで明るくなった作品だが、どうもやり過ぎ感が否めない。
神田日勝「室内風景」:テレビ、ラジオ、新聞、雑誌と様々なマスコミ、メディアに関係するものが登場している。この人、決して一農民として描き、死んでいこうと考えていたようには、私には思えないところがある。
神田日勝「晴れた日の風景」:この展示で「アンフォルメルの試み」と題された作品群の一つ。馬の体は赤、オレンジ、黄色、緑で描かれ、空の水色と共にスパークするような強さがある。

神田日勝「暮色」:農作業を描いた作品で、多分、この人にはこういう作品を描いてほしかったという声もあるんだろうなあ。
神田日勝「水辺の馬」:ここまで水を描いた作品がほとんど無かったので、新鮮である。
神田日勝「静物・家(未完)」:家の手前に静物画の題材としての秋刀魚の骨、青リンゴの皮が描かれている。三岸好太郎にも同じことを思うことがあるのだが「この人にもう一周、画を描かせたらどうなっただろう」ということである。壁と人→牛馬→室内風景→アンフォルメルと画風を変転させ、もう一度同じテーマに立ち戻った時に、きっと面白い作品を描いたのではないかと期待させるところがあるんだよな。

ロビーには吉田傑「半身の馬」が展示されていた。神田日勝記念美術館の収蔵品だそうだ。



■北海道立近代美術館「ヴィジュアル・ガストロノミー~いただきます。ごちそうさま。」。食をテーマにした作品展示である。
ルイス・スコーカ「月面の足跡」:月面をカップ一杯切り取って来て持ってきたイメージか。



不詳「蘭人饗宴之図(長崎古版画)」:近美がこういうのを出品するのは珍しいね。



阿部典英「ナイフ」:赤との対比も面白い。



■三岸好太郎美術館「ロマンティストの札幌-好太郎の原点」。



「札幌郊外」:本郷新記念札幌彫刻美術館からの受託作品。見たのは久しぶりかも。
「ポプラのある風景」:北門信用金庫の所蔵作品。これは2008年に滝川市美術自然史館「北海道美術の潮流展」(北門信用金庫コレクションによるもの)で見ているようだ。久しぶりで良かった。



「コンポジション」:同名タイトルの作品はいくつかあるはずだが、これはあまり記憶にない。



三岸節子「花I」「花III」:復刻作品。



■三岸好太郎美術館「#みまのめ<VOL>6>」。
桑迫伽奈「after the rain」:プリントした写真に刺しゅうを施したもの。あえて裏側も見せていたので、これも含めての作品ということか。





吉成翔子「とことこてくてくのびのび」「そよそよのものがたり」:床に設置されているやつと、壁に伸びているやつがある。今回、展示室内の四角い柱をぐるっと回るように伸びているのが、蔦や粘菌のような生命感があり、面白い。





高橋あおば「光さす花」「my sanctuary」:作風が随分変わったな。





平野有花「Round and Round」「mind」:特に前者の色彩は素晴らしいのだが、撮影したものはイメージと違うよなあ。ぜひ会場で。





そういえば次の展覧会は「札幌国際芸術祭2020」の予定だったのだが、どうするのだろう。休館になるのか?



■コンチネンタルギャラリー「群来展」。手練れの画家たちの展覧会。
白鳥信之「フェルメール 赤い帽子の女(模写)」:この人ほどになると、模写にもムリが無いものなあ。
白鳥信之「ノンノ」:妙に味わいのある女性の顔。とにかく上手い。
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ふつう蕎麦屋さん

2020-09-19 12:35:41 | 食べ歩き
今日は時間の関係上、昼食は軽めにしたい。となると蕎麦あたりが良いだろうな。1軒目は扉を開けるとそこそこの込みようで、しかも店の人に気づかれないということでパス。2軒目は並んでいる人がいるし、名店っぽいしなあ。私は普通の蕎麦屋が好きなので、記憶にあった「SQ」へ。

先客無し。大丈夫かと不安が漂いつつも4人掛けテーブルに座る。店外、店内に「新そば」表示があるもののどんなものであろうか。本来であればかなり安価なセットものに行く所だが、今日はもりでいいか。

少したってもり蕎麦到着。量はそこそこある。



新そば感はあるような無いような…。まあ、私はもともと感性が鈍くて、そんなに新そば感を感じたことってないんだよな。ごく普通の蕎麦で悪くなかった。但し、蕎麦猪口にたっぷり汁が入り過ぎているのは、後で蕎麦湯を飲むときに困るので、出来れば避けてほしいものである。



後から来た2人連れは天丼そばセットと天定そばセットを頼んでいた。同じようなものではないかと思いつつ、確かに好みは別れそうな気もする。また、天丼単品が800円で、天丼そばセットが900円というのも、どんなものか気になるところである。多少、丼物の量が違うのかもしれないが。
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なぜか新潟2 素敵な街並み(1)

2020-09-19 09:15:08 | いろいろ写真館
後は新潟で撮影した街並みや店などの写真を適当にアップする。

「ダーツができるキャバクラ」。どちらを目指す客が多いのだろうか。



そそられる飲み屋さんもちらほら。



前回来た時に行き、なかなか良かった店が健在であった。店頭メニューでは、牛タンステーキや本日の刺身の充実ぶりが感じられる。



料理3品、90分飲み放題で2273円か。一回試したくなるね。



店構えがなかなかいい感じ。



一応営業中。味のある看板だ。



妙に気になる店名。ギネス黒板のメニューは割と普通。



昔ながらの団子屋さんという感じか。



ここは安いせいか、昼から開いているせいか、のぞき込んだらかなりのお客さんだった。



いわゆるローカル焼鳥チェーンということか。こういう店は気になるが、3泊では行ききれなかった。



確か前回来た時にここでラーメンを食べたような気がする。



続く。
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