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室蘭市議会議員 児玉智明の徒然日記

日々の様子をしたためています。

「文学をしる・かたる・とどめる」~今 評論の力を~

2017年07月15日 | 日記
室蘭市港の文学館2017年度企画展として、室蘭出身で東洋大学名誉教授の竹内清己氏による村上春樹「ノルウェイの森」への道《室蘭発》と題した講演会が行われました。

ロマンの世界化/世界化のロマンとして、「あかあかと一本の道とほりたり たまきはるわが命なりけり」と、斎藤茂吉の「あたらま」になぞらえて、「ノルウェイの森」を評論されていました。

この作品は本人曰く「100%の恋愛小説」で、小説成立の四要素(人物・時間・空間・事件)から説くことができる、格好の材料と言えるそうです。

作品の構成としては、男一人と女二人による人物の三角関係。モチーフは生と死、恋と愛、そして、様々な世界が重なり合う形で表現されています。

村上春樹の作品を、評論家としての視点で掘り下げて読むと、こうなるんだということが良くわかりました。

普段、何も考えずに読んでいることを、少しだけ反省しました。





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