俳優 堀田眞三(グランパ)です。

俳優 堀田眞三です。
日々感じる事を書き綴っています。気軽に遊びに来て下さい。

さて 次回作品のセリフ覚えに。

2006年03月31日 13時55分30秒 | Weblog
クラシック音楽界で活躍されている 私には異色の友人の S先生。
その先生から ---堀田さんが 時代劇作品を中心にやっていた頃からの 
貴方のファンのご夫婦と食事でも 如何でしょう?----
昨夜実現。
南品川の”鮨両”さんで 心のこもった ご接待を受けた。

この俳優と言う稼業 作品を通じ 何処で誰に観てもらっている(観られている)のか?!
自分が”その人”を知らなくっても ”その人”は自分の事を知っている。
最近はパソコン等を通じて 自分より”その人”のほうが俺の事を より知っている。
改めて 画面(作品)を通じての人の出会い・ご縁に
俳優稼業の不思議さ・有り難さ・面白さ・反面 言い訳のきかぬ 怖さも。

「人さまに支えられているな」
この世界にいると 常に感じる事だ 何の保証も無い 我らの世界。
しかし 嬉しい時には 本人よりも喜んでくれ、もっと頑張れ!気を入れてくれる。
落ち込んでいる時は 何か旨いもんでも食おう 酒でも飲もう ゴルフは? 旅にでも---。
気分転換させて貰った事 何度も有った。
すねて・ふてくされても・自分が恥かしいだけ。
感謝はいい仕事 作品でお返しするしかない。
その為には 今更ながら 健康の今 ありがたい!
(健康と言えば 以前コメントを貰った ショウさんのお父さん 体調如何かな?)

昨夜は 実に愉快な出会いをさせて貰った
Iさんご夫妻・S先生 再会を心待ち ありがとう!
面白かったのは Iさんご夫婦 互いに結婚前の苗字で呼び合っていて、最初はビックリ。
仲のいいご夫婦だ。少しカカー天下の方が うまくいくのかな。

今日から次回作品のセリフ覚えに入る。
井伊 直弼公のお墓に 改めてご挨拶 作品の成功を祈願。
豪徳寺の三重の塔 完成近し その工事中の塔に さくらが ハラハラ。
もう 散っている 花びら いさぎよすぎるな まだ 早いよ。

奥さんは・コロンビア人

2006年03月30日 14時20分08秒 | Weblog
”さくら”見事に・豪華に満開の羽根木公園を今朝、ジョッギングしていて思い出す。
26日(日曜日) 撮影の為家を出ようとした時の携帯。

---堀田さん、一緒にお花見しませんか?-----
代々木公園でテント生活している N君の声。ずいぶん久しぶり。
彼はラテン語ペラペラ! で 弦楽器なども見事に弾きこなす 当然、唄もうまい。
ある時、「私の奥さんです。」と、エキゾチックな美人を紹介された事があった。
美人で、明るくよく笑い、天真爛漫なグラマー。
こちらまで、幸せになって来る素敵な人を 紹介された事があった。
また3~4年前だったか 偶然に会った時
「これから しばらく奥さんの国(コロンビア)に行って来ます。」
なんとも うらやましい自由人。

N君は俳優でもある。
哀川 翔さんの事務所に以前(今も?)所属していて以前、作品で時々一緒になった。
私にとって異色の知人だ。

代々木公園(NHKサイド)の交番の後ろが彼らのすみか。
テント生活も当然ルールがある。その一角の、N君はリーダーらしい。
その決まりをやぶる連中もいる(どんな社会でも同じ)
トラブルが起きた時 彼は裁判官となる。彼が中に入ると何事も収まるらしい。
時には別のブロックから嫌がらせを受ける(ケンカを仕掛けられる)事があっても
大きな問題にならなっかたのは、彼の仕切りのお陰との事。
常に上手に裁いて、見事に彼は縄張りを守り抜いてきた。

面白い事に 交番でも彼のように、ある地域をうまく仕切ってくれて
大きなトラブルを未然に防いでくれる存在が必要だったらしい。
警官と実に親しそうに 話している姿を何度か見たな。

さくら 満開のその日(26日)でテント生活から おさらばする事に決め。
最後の テント仲間との---別れの宴----だったそうだ。
その席に俺を呼んでくれたらしい。
俺の事を忘れずに 連絡くれてうれしい。また 撮影現場で会おう。
これからも たくましく・面白く 生きて行くんだろうな。

また どこかの撮影現場で会えるのが楽しみ。
奴の話を聞いていると 社会の裏のすさまじさ まー色んな経験・体験・
体を張って生きて来ている・何ともドラマチックな今までの半生。人生いろいろ
---まだまだ俺なんてジャリっ子---- 

高校教師を 辞めて 俳優に。

2006年03月29日 14時00分36秒 | Weblog
先日(26日)・夜 茨城県・江戸崎 での撮影を終え東京に戻る ロケバス車中での事。
隣の席の男が突然 「堀田さんの出演作品いつも観てます。
昨年暮れにも”甲州・プリズン 2”ご一緒させて貰いました」と 
帽子を取って声を掛けられた。
その男、帽子をとると見事な スキンヘッド オ! 改めて顔を見直す。
眼光鋭い 顔の輪郭の立派な 実に迫力の有る 存在感の有る風貌。
そのスキンヘッドの男。
俳優にあこがれ 何と高校の社会科の教師をやめてプロダクションに入り
頑張っているとの事。
”甲州・プリズン2”では囚人役で出演していたらしい。
頭(スキンヘッド)は 狙い のようだ 少しでも目立ち・印象に残るように。
26日はどんな役だったのか? エキストラだったのかな?
自分には全く印象に無い。
聞くと 年齢は30歳 生活は教師時代の貯金でしのいでます。未婚のようだ。
---まーこんな 風貌なので 最近はバラエティー番組にも出演してます。---

企業でなく稼業・水商売 何の保証も無い芸能界・俳優と言う仕事。
俳優だけで生活出来るにようになるには 大変な試練の日々が続くだろうが、
夢を持って頑張ってほしい。
人それぞれに目指す生き方がある。 
このスキンヘッドと話して
伝わってくるものが有る 掛けている情熱を感じる。
”冬本 十”(ふゆもと じゅう)君 頑張れ!

そういえば 東映の京都撮影所で 大阪大学卒業(専攻は 数学)
熊本出身で エキストラ専門のの男がいた。
私はこの生き方が自分に合っています、皆さんには バカにされていますが。 
親不幸かも知れませんね と笑顔の素敵な奴だった。
今はどうしているんだろう?

----甲州プリズン---
現在 雑誌に好評連載中の劇画シリーズ ビデオ・DVD・化 されている。
映像化されヒット 2作目が今年6月に発売・リリースされる。
今後もシリーズとして企画されている。
主役----木村 一八。
自分の役はヤクザの会長 自分の娘と主役が恋人同士と言う
たそがれた 有り難いもうけ役。
色んな事が起きる 日本は法治国家。おのおのが 心して 生きていかないと。

村上先生 と 谷岡さん。

2006年03月28日 14時52分08秒 | Weblog
自らの原作の・映画・ビデオ・DVD・映像化 現在約110本。
仁侠映画が中心・ギネスブック級の記録 今も更新中 我らの カリスマ 御大。
村上 ロイヤルファミリーの盟主でもある 村上 和ひこ先生。

谷岡 雅樹さん。 
文部化学省・文化庁の映画部門の推薦委員でも有る 孤高の作家。
Vシネマ(DVD)の世界にも 脚光を当ててくれる有り難い理解者だ。

今日 夕方 お二人に会ってもらう 先ずは先生のご自宅へ。
谷岡さんは 今までにも 先生の事は作品を通じての記事は 書いているが 
直接に会うのは 初めて「娘さん・麻衣子さんとは 会っている」
さて どのような 出会いご縁になるのか?!

谷岡さんは まー 映画を実によく見ている 尚 よく作品を覚えている。
実家が映画館をやっていた事も当然 影響しているんだろうが。
今日はその 映画博士・生き字引の彼からどんな話が飛び出すのか?
先生の作品に対しての・感想・批評・評価・などなど。
作品作りに 関わる俳優としても興味津々。
今夜は一味違う 酒の味になりそう。
 
---昨夜・妙な夢を見た-----
可愛い娘が、みすぼらしい・貧相な・狡猾そうな若い男に
虐げられ・陵辱され・なぶられている・金まで貢がされている。
そして手を引っ張られ 地獄のような---猛火に囲まれた 煮えたぎる湯の中に
引きずり込まれる、娘何故か嬉しそう すると 
娘の母が、娘の名を泣き叫びながら呼ぶも 娘には全く聞えない。

朝まで 変な夢(同じ夢) 何回も見た なんだろう?

橋本 千春 と言う ”男”。

2006年03月27日 20時37分13秒 | Weblog
ビデオ・DVD・厳しい(ビジネスとして)時代。
最近の ビデオ・DVD・作品の製作現場の状況が どうだ・これでもか?!の状態。
お前ら これでも やれるか? やりたいんだろう!やれるはずだ! いや やってみろ!
ま- 日々(1作ごとに)ひどい状況になって来ている。
結局予算の関係だろうが。
素人同然の人間が 助監督です・製作部です・で スタッフとして作品に関わっている。

従来の作品創りの意識で 現場に行くと とんでもない事になる。
当たり前が 当たり前でない すべての事が まるで 異次元の人たちとの 戦い。
ついつい おい! コラ! お前! になってしまう が 言われた方が、
何故 おい! なのか 全く分かってない。

俺もめったに 現場では 声を荒げる事は しない しないようにしている。
それを すると こちらが よけいな神経を使う事になる。
現場の士気に 良くない。
もちろん 自分の演技に影響する。
が 今回---21日---とうとう 怒鳴ってしまった 余りの仕切りの ひどさに。
後悔 先に立たず。

監督・カメラマン・録音技師・照明技師・も 我慢に我慢の現場の日々。
監督や技師の人たちと 若いスタッフとの間の落差がひどすぎる。

こんな現場にも 有り難い 我々の クッション・ガス抜き役に なってくれる 
心使いの出来る ”男”ナイスガイがいてくれる。
昨日も 堀田さん! 今後何かの時は 俺に言ってください 俺をどなってください。

そんな事を彼に言わせる 俺がバカ・はずかしい!
美術の責任者 橋本 千春 現場で会うと ほっとする
ありがとう! 千春ちゃん! 感謝を込めて。

笑顔 いや 笑み(えみ) で UP 出来た?!

2006年03月27日 00時02分35秒 | Weblog
的場 浩司主演 高瀬 監督作品 タイトル「血涙の代紋」
---終らないクリスマス----第一部・第二部・
自分の出演シーン・(全10シーン)今日でALL・UPの予定。
今日の撮影は茨城県の江戸崎の”スーパー・いずみや”さん の
1階のエントランスと靴屋さんを使わせてもらっての撮影。
今日は日曜日 都心では絶対に考えられぬ、スーパーでの撮影。
撮影現場を見るのは 珍しいのだろうな すごい人出
「どうして知るのだろう?」 イヤー全く! 
見学の人達 皆スター 的場君に「ワーワー!キャーキャー!」 やはり人気者。
しかしこんな雑踏の中で これで撮影出来る?OKなの?

セリフは当然、ワイヤレス・マイクを付けての撮影。
このシーンは俺のしゃべり(セリフ)のみで進行する 俺にとり 的場君にとり
作品にとっても 大事なシーン 当然、少しナーバスになってくる。
-----こんなに、雑音の凄い所で どの程度、声を出せば(張れば)いいのか? 
録音部はどの程度まで 声を 拾ってくれるのか?(拾えるのか?) 
俺の狙いの芝居の雰囲気が セリフのトーンに気を取られて 出せているのか?!
なかなか 集中出来ない中 テストが続く-----

と 監督・カメラマン・録音技師・美術の千春ちゃん・メイク・皆が 気を使って、
次々に フォローアップに来てくれる。
「堀田さん、素晴らしい! 最高です、いい雰囲気ですよ!今の調子でバッチシ、OKですよ!」
イヤー びっくり! 何で俺の気持ちが 皆にわかるんだ?!

まーいつまで、いくつになっても 現場は嬉しくも ありがたい!
皆に支えられているんだな。 同士がいる、作品づくりは お祭りだ   
能力は 心のもち方次第だな。
今回驚いたのは 原作・脚本----的場 浩司。
もう 何作か書いているが 今回が初映像化 記念の作品とか。

今回は俺にとり”無事終った”の笑顔ではない-----
思惑どうりの(狙いの) 味を 出せたはず-----笑み?!
自慢は芸の 行き止まり! 心せよ 堀田眞三 
----自信は結果の積み重ね-----でもある。

主役も 色々。

2006年03月25日 17時17分41秒 | Weblog
自分の出演作品で私の役は、主役とからむシーンまた二人の芝居・作品のポイントになる 
(重要なシーン)が多い。
俳優として、キャリア・存在感を求められている、だから やりがいがあって・ありがたい
が 主役も色とりどり 実に面白い。
----本格的に主役として頑張っている。芝居もセリフも見事!
----これから主役として 伸ばそうとされている タイプ。
----昔の名前で出ています。
----スケジュールがOKなので。
----ギャラで割り切って。
----スポンサーのお陰です。

実に多彩。現場に入ると現場のスタッフが敏感に感じている。
現場が 熱く燃えているかどうかは 主役の姿勢・やる気で決まる。

しかし 自分のような立場の場合、そんなのんきな事は 言ってられん。
当たり前だが 常に全力投球を求められる。
誰から?---監督・製作サイド・スポンサー・そして主演サイドの人達からも
当然、自分自身の為にも。
主役が立つか立たんかは(作品が良くなるか・ならんかは)
自分のような 役周りの責任にもなってくる。
手抜きは絶対にゆるされん。
つまり 現場でセリフが出てこない・覚えていない・監督の演出に反応できん などなど。

そのぶん 喜びも大きい立場にいる とも言える。
今回の主役とのご縁は 本当にうれしい・俺が主役だ!が全く無い。
俺に芝居を合わせろ じゃー無い 腹の据わった正面からぶつかってくる
迫力・小芝居一切無し これは 見事だ。
セリフの切れもヨシ!長セリフもビシ!と入っている。
現場のスタッフの雰囲気も乗っている。

明日のシーン 約2ページ半 俺の一人シャベリ。
的場君はただ 聞いてうなづくだけ。
さー 楽しみだ。

”トラックキング” の取材を 受ける。

2006年03月24日 23時24分53秒 | Weblog
”トラック野郎”東映映画の大ヒットシリーズ。菅原 文太・愛川 欣也・主演。
なつかしいが 今もトラック野郎達は
-----敬意・尊敬・親しみ・を込めて------
日本の経済を支え(当然・彼・彼女達の生活も支え)日々頑張っている。
-----今 ガソリンの高騰で大変だろうな----
そのトラック野郎達に 圧倒的に支持されている
月刊誌が「トラックキング」
それに、今回は私が登場できる!(株)英和出版社。

毎月のゲストが 哀川 翔・はじめ トラック野郎達に 支持されている
主に、任侠映画のスター達 そんな信じられないような 嬉しい話が
何とまた、私のパソコンに舞い込んだ。 約10日程前。
パソコンは、「今や色んな仕事のアプローチや、コンタクトの手段として
日常的に普段の生活に組み込まれているんだな」 今回も実感。
これは わが友人の 作家 谷岡 雅樹君の推薦らしい。

彼は (文部化学省 文化庁の映画部門の 推薦委員)恐れ多くもである!
映画評論家の 山根 貞男氏 と 同列の推薦委員。
国民的映画”寅さん”の山田監督も推薦委員だそうだ。 
先日 平成17年度・芸術選奨の贈呈式 及び 祝賀パーテーにも当然出席した。
”爆笑問題”の二人が受賞で、ずいぶんTVで話題になっていた、あの式・パーテー。

以前も彼の記事に登場させて貰った。
其の時も 意外な、反響が有り、有難く ビックリした。

15時から私の所属事務所でのインタビュー。 
英和出版から編集部の男性(私のパソコンに連絡くれた人)と
編集部の綺麗な女性。何とお土産まで頂いた
私のブログを見て「堀田さんの お好きなつぶあんです。」と
有名な「柏屋の薄皮まんじゅう」の差し入れ この心使い 恐れ入りました。
早速事務所の全員で頂く。 うまい!ご馳走様。

インタビュアーは先ずは 谷岡さん さすが ツボを心得た質問に
だんだん乗せられていく ついつい乗っていく自分 何か気分がいい
まー 見事に、裸にさせられた。が、丁度自分でも、
己の総括をしなければ いけない時期と 思いつつのタイミングだっただけに
有り難い時間だった。

能書きを言えば「当然 その責任は、自分がとらなきゃーならん。」
足元を見つめ 坦々と自信を持って 毅然と真っ直ぐに 生きていきたい。
同じ事務所の 倉見 誠君も ご一緒させて貰った。
「谷岡さん 今日は ありがとう!」
「三上さん・黒倉さん つぶあん も ごちそう様!」
どんな記事になるのか 心待ちです。
19時5分前 インタビュー終える。

新橋演舞場の ”ボヤ”騒動。

2006年03月23日 14時38分43秒 | Weblog
夕べの新橋演舞場での事故 よくあの程度で収まり よかったが、
今後の再開が大変だろうな…。
色んな問題が出てくるが、消防法が一番の問題になるんだろうな。
ファンの人たちが「タッキー(主役)に挨拶させろ」と ごねたらしいが
全く、理解出来んな。どうして?其の程度の意識しか持てないのかな?!
 
以前、出演した時の事を懐かしく・忌まわしく思い出す。
”御宿かわせみ”平岩 弓枝原作 名取 裕子主演 確か6月の公演だった。
稽古が公演の2週間以上前から、始まったが、台本が無い。
「只今、平岩先生執筆中ですが、連載中の作品の締め切りにも追われ
 遅れています。」
当然、自分のやる役がわからない。 
「何故?俺がやる役も分からないのに、出演の話が来たの?また受けたの?」
と、マネージャーに聞くと
「松竹のプロデューサーから、先生の台本(ストーリー)が全く分からない。
ので、台本が出来た時に、どんな対応も出来るように ご協力お願いしたい。
もし、失礼な役になっても 看板俳優扱い(ポスターに乗る)することを
もちろん保証します。」とのこと

まー 最初から波乱含みの稽古入りだった。
台本の一部分ずつ出来てくる。で、役が割り振られる
不思議な・考えられない 妙な・乗れない・嫌な日々。
突然先生が 稽古場にくると モウ大変 全員ピリピリ。
稽古を見ながら先生の”問答無用の冷酷な””ヒステリックな ダメ出しが続く 

長谷川 某有名女優(ベテランスター演技派)に舞台稽古にて 先生のダメ出し。
         貴女 今どこでお芝居してるの!居場所確認してよ!
         後ろのセット見なさい・ちゃんと考えてやってよ!    
田村 某有名男優には---貴方の セリフが私には早すぎて 聴こえない
     このセリフ 私が書いたのよ 書いた本人が理解できない
       つまり 観客には 全く分からないわよ、考えなさい!
松山 某有名男優には---貴方 刀は重いものよ 何を今運んでいるのか
            分かってるの!
           こんな事 私に言わせないで!
下川 某男優----ぼんのくぼ を押さえるって 台本に書いてあるでしょう 
        書いてある通りにやってよ
貴方 ”ぼんのくぼ”場所 分かってるの!

限りない ダメ出しが続く。あの時の鬼瓦のような 顔 思い出すと
今でも「ゾッ!」とする。
舞台監督の言う通りに きちっと 全員お芝居しているのに…。
先生に誰も何も言えない。

其の時出演していた 主演から脇の有名俳優まで
----先生の作品からまた 声が掛かったら
其の時はきっと スケジュール 先に入ってるだろうな。----- 

だが。読者としては先生のファン。 の私だが…。
今更ながらの事を 思い出してしまった 俳優人生色々 すべて財産
ながら 今日はバカな事書いたのかな。

的場君との共演で燃える!

2006年03月22日 12時51分40秒 | Weblog
昨日朝7時 新宿・スバル前出発 茨城県・土浦ロケ。
的場 浩司主演 高瀬 監督作品 
タイトル「血涙の代紋」----終わらないクリスマス-----第1部・第2部。
私の役はヤクザの会長 主役の親父的な立場、作品のキーマン。
VIDEO・DVD映画で シリーズ化を狙った作品。
ロケ場所は、よく使わせてもらっている
旧入内島 金一邸 日本の歴史上の人物の旧邸。
今では考えられぬ 豪華・贅沢・凝った建物。
こんな所で撮影出来るのも 役者冥利の一つ 有り難い。

メイク・衣装部屋で 的場君と会い挨拶
「堀田さん、前よりずいぶん若返りましたね。
 ヒゲを剃っただけじゃァ無いですよ。」
いきなり、うれしい事を言ってくれる。その言葉を素直に、頂こう。
何時会っても 気骨あふれる・腹の据わった・いい雰囲気を かもし出している。
”男”を感じさせる 貴重な存在。

今日の撮影は、私が主役。
私と的場君が対決し、火花が散る(それも長い)シーンなどもあり
計9#(シーン)。
体調もヨシ!気分もよし!だんだんと気分が乗ってくる・高揚して来る
現場は”気”が勝負! 相手に飲まれたら負け。 一種のケンカだ。
順調に、撮影が流れる。自分でも、気が乗っているのが分かる!
的場君もいい味を出し、ぶつかってくる。
監督も二人をうまく乗せて、リードしてくれる。

夕食後、私のラストシーン(二人で3ページ半のシーン)今日のメインの芝居場。
食事後は、どうしても気が落ちる・だれるので(スタッフも)少々心配だったが。
-----互いに全く 心配無用だった! スタッフも乗ってくれている。------  
テストを重ねるうちに 監督がこのシーン ワンカットでいきます!
俺も的場も 相当に気が入っているのを 監督が見抜いたようだ。
何と 一発でOK! 3ページ半のシーン。
さすが! 的場君 長セリフも何のその お見事!
まさに 主役 説得力の有る 存在感 こいつと演(や)れて 嬉しい。

よく「役者、一度やったら やめられん」と言われるが…。
なぜ? 言葉では説明できないな。
この 高揚感・血が騒ぐって・アドレナリン出る・自分が乗っているって・何だ?
やはり 関わった者しか 感じられない それも 人それぞれに違う。
充実の日 だった。

23時帰る 今夜も朝まで 神経が(全身が)ほぐれるまで 寝つけんだろうな。
無駄な抵抗やめて 余韻を楽しもう。

王ジャパン世界一!チャンピオン おめでとう!
東京で桜開花。