星田オステオパシー

春が来ると調子が悪くなる人の続き

少し前に、春と秋に調子が悪くなる方について施術をした話を書きましたが、昨日、この春に差し掛かったタイミングでお邪魔する事がありましたのでその後の結果をお聞きしました。

結果・・・

「すごく効果あります!いつもだったらこの時期になると何故か毎年憂鬱になって調子悪くなるのに今年どうもないですもん」

とのことでした。やったぜ!こういう得体の知れない症状に対して何か出来るというのは面白いなぁ。

一応、理屈としては様々な心理由来の症状は「脳の整理・処理されていない記憶」から発生しているという。脳はショック状態にある時(事故や薬で意識が朦朧としていたり、強い精神的負荷で脳の処理能力が極端に落ちているなど)に入り込んだ情報を「過去のこと」と分類・整理出来ないという。そのため、その記憶を呼び起こす「キー」が入力されることで常に「今、眼前で起こっている恐怖」として体が反応してしまうのだそうな。解決法は「脳が活性化している状態で記憶を再現することで過去のことであると整理・処理させる」事だけど、具体的には目を素早く動かしながら思い出すEMDR(眼球運動による脱感作と再処理、これは昔からトラウマの対処法として使われているが効果はそれほどでもないと言う噂も)、意外なところではLSDを使ったもの(LSDの作用で脳が過活性して処理能力が上がるという(・。・;) など・・
で、僕の方法は頭蓋骨の操作で脳の活性化を促すのと同時に、ここがミソだけど記憶の想起の段階で「脳が拒否反応を示すかどうか」をチェック出来るのが強みかな、と。想起して「身震いする」とかそういう分かりやすい反応が出ないレベルのものであっても判定が可能なのだ!

まあ、そういうわけで実験つづけまーす
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