小説とは言っても調査の結果明らかになった(←あくまで自身の発表によるモノですけど)宇宙のシステムを分かりやすく明らかにするための内容で、あの世とか次元の仕組みとかを組み込んで懐かしいジュブナイル小説って言うんですか?あーゆーかんじになってまして・・・
どうせ・・・と思いながら読んだんですが、これが結構小説として面白いんでびっくり。うーむ・・・
ラストの展開にまだるこしさを感じるモノの、なんかよく練られた構成で楽しめました。そして・・・中に登場する神の概念が良かったなぁ・・・
「すべてを認める神」
と言う概念ね。これはちょっと心に響くものあった。誰もが誰もに対して認めて欲しくて認めて欲しくてたまんないってのが人間の本性だと僕は思っているので、なるほど、世界に満ちるのが「すべてを認める神」って話は、大いにあり得る仮説だと思ったなー
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