星田オステオパシー

頭蓋の方の続き

以前、頭蓋の問題で来られた方から

翌日だるかった
その翌日は、普通の状態になったように快適だった、が、仕事から戻ってくると少し悪い状態が戻っているように感じた
それから少しずつ悪かった状態に戻りつつある感じがする

と言うような内容の報告をいただいた。こちらとしては、やる前よりも悪くならなかった・・・と言うだけでも朗報だと思っていたので(結構覚悟を決めて触ったのです)、うれしい報告でした。

そこで一週間後にあたる日に再度(滋賀から)来ていただいて、もう少し深く見ることにしました。

調子が良かったのにだんだんと戻ってくると言うことは、何か頭蓋なり何かを引っ張ってしまう原因があるのだろうと考え、全身をチェック。背中の筋肉がちょっと硬いが・・・緩めて損は無いので緩めて下さい。

内蔵からのひっぱりを考えて、腹部の内臓と筋膜の偏りを見る。盲腸方面、更に十二指腸方面へのひっぱりを感じる・・ので、リリース。
伝えると、以前十二指腸潰瘍をやったことがあるそうな・・・その瘢痕があるのかな?
あと、古い水を飲んでちょっとお腹を壊し気味とのこと、そのせいかな・・。

頭蓋の動きを調べる、前に気になっていた頬骨の動きは前に比べるとずいぶん良い。全体的な動きも、少し左右差がある程度で気にするほどではないか・・。

そこで依頼者の方から発言

「口蓋骨が気になったので自分でやってみたのですが・・」

と言う。この方はご自身でいろいろと試されたりしていて、意見は特に尊重しないといけないと思っていたので早速口蓋骨の動きを探る。
すると・・・今までに感じたことの無いような強いひっぱりを感じる。左側に指が吸い寄せられるように感じられて、リリースを求めていると考えて、そこでリリースを行う、同時に蝶形骨とのバランスも見るのですが、この蝶形骨は脳下垂体の土台とも呼べるものなので、ちょっと緊張。

数分でリリースが終わったので、何か変化があるかとお尋ねすると

「前回も変化がなかった、視界の問題(遠近感が無いというか、謎の状態)が、無くなってちゃんと天井までの距離が把握できる」

と言うことでした。これが一番困ってらっしゃる事柄だったので、この方の直感とオステオパシーの原理の有用性に・・・

思わず血のタギリを感じずにはいられなかったよ!あえて言いましょう、やったぜ、ベイベー!!

そういうワケで今回は僕としてはかなりの挑戦だったのだけど、嬉しい結果となりました。


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